
一人暮らしに必要なものは3カテゴリーで整理しよう
引っ越し4回・一人暮らし歴14年の経験から、必要なものの優先順位はだいぶ見えてきました。初めての一人暮らしで「何を買えばいいのかわからない」という方に向けて、必要なものを家具・家電・日用品の3カテゴリーに分けて紹介します。
| カテゴリ | 最優先アイテム | 費用目安(新品) | 費用目安(中古活用) |
|---|---|---|---|
| 家電 | 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ | 7〜19万円 | 2〜5万円 |
| 家具 | ベッド・カーテン・テーブル | 2〜10万円 | 1〜5万円 |
| 日用品 | トイレットペーパー・タオル・洗剤 | 1〜3万円 | 1〜2万円 |
| 合計 | — | 10〜30万円 | 4〜12万円 |

目次
正直なところ、すべてを一気に揃えようとすると費用がかさむだけで、結局使わないものも出てきます。入居直後から必要なものと、後から買い足せるものをしっかり区別すれば、初期費用は20〜30万円程度に収まるんですよね。まずは「最初の1週間を快適に過ごす」ために必要なものから揃えていくのがおすすめです。
家具カテゴリーの必要なもの
家具は大型で引越し後に揃えるのが大変なので、入居前に購入して配送日を入居日に合わせるのが理想です。ぶっちゃけ、カーテンとベッドさえあれば初日は乗り切れます。
- ベッドまたは布団セット:睡眠の質は生活の土台。ここはケチらないほうがいい
- カーテン:外から丸見えになるので入居初日に必須。サイズは事前に測っておく
- テーブル・椅子(ローテーブル可):食事や作業に必要。折りたたみ式なら省スペース
- 収納棚・チェスト:衣類や小物の整理に必要。カラーボックスで十分
- カーペット・ラグ:フローリングの防音・保温効果あり(なくても生活はできる)
テレビ台やソファは正直なところ後回しで問題ないです。生活が落ち着いてから、部屋のサイズ感を把握した上で選んだほうが失敗しません。
家電カテゴリーの必要なもの
家電は生活の質に直結するアイテムです。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジは「三種の神器」と呼ばれるだけあって、ないと本当に困ります。ただ、全部新品で揃える必要はなくて、中古でも状態がよければ全く問題ないんですよね。リサイクルショップやフリマアプリをうまく使えば、半額以下で揃えられることもあります。
- 冷蔵庫:食材の保存に不可欠。一人暮らしなら100〜150Lで十分
- 洗濯機:コインランドリーという手もあるが、毎回行くのは面倒。自前があると圧倒的に楽
- 電子レンジ:温め調理の基本。オーブン機能付きは料理好きなら検討
- 掃除機:フローリングのみならコードレスタイプが取り回しやすい
- ドライヤー:冬場は特に必要。3,000円前後のもので十分使える
- 照明器具:物件によっては照明がついていない場合がある。内見時に要確認
エアコンは物件に備え付けがほとんどですが、ない場合は購入・設置費用がかかるので事前に確認を。炊飯器や電気ケトルは「あると便利」枠なので、最初から無理に買わなくて大丈夫です。
日用品カテゴリーの必要なもの
日用品は入居直後から必要なものばかりですが、100均やホームセンターで安く揃えられます。消耗品はまず少量で試して、気に入ったものだけまとめ買いするのがコスパのいいやり方です。
- トイレットペーパー・ティッシュ:入居初日に必須。引越し当日に1パックは持参しておく
- バスタオル・フェイスタオル:2〜3枚ずつあれば洗濯の回しも余裕が出る
- シャンプー・ボディソープ・洗顔料
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- 洗濯洗剤・柔軟剤・洗濯ネット
- 台所用洗剤・スポンジ
- ゴミ袋(各サイズ)・ゴミ箱:自治体の指定袋がある場合は事前に調べておく
- ハンガー・物干し竿(室内干し用)
- 傘・ビニール傘


初期費用の目安:総額20〜30万円でどこまで揃えられる?
費用の優先度別シミュレーション
初期費用の目安として、家電・家具・日用品だけでどれくらいかかるのかシミュレーションしてみます。新品で揃える場合と中古・格安品を活用した場合では、正直なところかなり差が出ます。
| アイテム | 新品の相場 | 中古・格安の相場 |
|---|---|---|
| 冷蔵庫 | 30,000〜80,000円 | 10,000〜20,000円 |
| 洗濯機 | 30,000〜80,000円 | 10,000〜25,000円 |
| 電子レンジ | 10,000〜30,000円 | 3,000〜8,000円 |
| 掃除機 | 10,000〜30,000円 | 5,000〜15,000円 |
| ベッド・布団セット | 15,000〜50,000円 | 10,000〜25,000円 |
| カーテン | 3,000〜15,000円 | — |
| テーブル・椅子 | 5,000〜30,000円 | 3,000〜10,000円 |
| 日用品一式 | 10,000〜30,000円 | 5,000〜15,000円 |
すべて新品だと10〜20万円以上になりますが、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点を中古にするだけで3〜5万円は浮きます。ぶっちゃけ、中古家電は見た目を気にしなければ機能的には問題ないものが多いです。
後から買い足してもいいもの
焦って全部買う必要はないです。以下のアイテムは生活が落ち着いてから揃えれば十分。入居直後に全部揃えようとすると、サイズが合わなかったり使わなかったりで無駄な出費になりがちなんですよね。
ただし、これは生活スタイル次第で例外もあります。自分のように在宅で仕事をする人なら、机と椅子だけは早めにちゃんとしたものを用意したほうがいいと感じています。最初は安いパイプ椅子で代用していたんですが、長時間座ると腰が痛くなって作業効率がガタ落ちでした。毎日長く使うものは「後回しリスト」ではなく「最優先リスト」に入れる、という線引きを自分の暮らし方に合わせて調整するのがコツです。
- テレビ:スマホやパソコンで十分代替できる時代
- ソファ:ビーズクッションやフロアチェアで様子見するのもあり
- 電気ケトル・炊飯器:しばらくは鍋で代用できる。ケトルは2,000円前後なので欲しくなったら即買いでOK
- 収納家具:段ボールで仮置きして、何がどれだけ必要か見極めてから購入
- デスク・チェア:在宅勤務でなければ後回しにして問題なし


男女別・生活スタイル別の必要なもの
男性向けの必要なもの
男性の一人暮らしで見落としやすいのが、洗濯・掃除・料理に関わる消耗品です。実家で親がやってくれていたことを全部自分でやることになるので、何が必要か意外とわからないものなんですよね。
自分も初めての一人暮らしのときは、洗濯ネットや排水口のゴミ受けネットみたいな細かい消耗品の存在をまったく知らなくて、住み始めてから「これも要るのか」と何度もドラッグストアに走りました。実家にいた頃は親が当たり前に補充してくれていたんですよね。一気に揃えるのは難しいので、生活しながら「無いと困ったもの」をメモして買い足していくくらいの気持ちでちょうどいいです。
女性向けの必要なもの
女性の場合は防犯グッズや洗濯物の室内干しセット、化粧品収納なども優先度が高くなります。外から洗濯物が見えないよう、部屋干しセットは早めに揃えておくのが安心です。
最低限に絞った場合の必要なもの
予算をとにかく抑えたい方向けに、本当に必要最低限のアイテムだけに絞ったリストも作成しています。


100均で代用できるものと避けるべきもの
日用品の中には100均で十分な品質のものも多いです。特に収納グッズ・掃除用品・調理小物は100均が重宝します。一方で、包丁やピーラーなど刃物系は100均だと切れ味がすぐ落ちるので、1,000〜2,000円程度のものを選んだほうが結果的にコスパがいいです。タオルやブラシ類など肌に触れるものも、品質重視で選ぶのが無難なんですよね。

物件の設備で変わる「買う・買わない」の判断
一人暮らし用の物件は、設備の有無が物件ごとにバラバラです。「入居してから気づいた」では遅いので、内見の段階で何が付いていて何が付いていないかを必ず確認してください。
内見時にチェックすべき設備リスト
- エアコン:付いている物件が多いが、古い場合は電気代が高くなりがち
- 照明器具:リビング・玄関・トイレ・浴室のすべてをチェック
- ガスコンロ or IHヒーター:備え付けがなければ自分で購入が必要(1口 vs 2口も確認)
- 物干し竿・物干し金具:ベランダの有無と室内干しスペースも見ておく
- シャワーカーテン(ユニットバスの場合)
- インターホン・モニター:防犯上あると安心。なければドアスコープカメラで代替可
- コンセントの数と位置:少ない場合は延長コード・電源タップが必要になる
自分の経験では、照明が付いていない物件に入居して、初日の夜をスマホのライトで過ごしたことがあります。あれは本当に不便でした。内見時に「照明は残置物ですか?撤去されますか?」と確認しておくだけで防げるので、必ず聞いておいてください。
ちなみに、物件情報サイトの設備欄に「エアコン付き」「照明付き」などと書かれていても、実際には前の入居者の残置物で保証対象外というケースもあります。SUUMOの一人暮らしガイドにも詳しい解説がありますが、設備と残置物の区別は不動産屋に直接確認するのが確実です。
家具・家電のサイズ選び|1K・ワンルームで失敗しないコツ
初めての一人暮らしで意外と多い失敗が「買ったけど部屋に入らなかった」「大きすぎて生活動線が潰れた」というもの。内見時に採寸しておくことで防げます。
間取り別のおすすめサイズ
- 冷蔵庫:幅50cm以内・150L以下(冷蔵庫置き場のサイズを事前に採寸)
- 洗濯機:幅60cm以内・5〜6kg(防水パンのサイズに合うか要確認)
- ベッド:シングルサイズ(幅97cm×長さ195cm)が基本。セミダブルは部屋が狭くなる
- テーブル:幅60〜80cmのローテーブル。折りたたみ式なら使わないとき畳める
- 収納棚:幅40〜60cmのカラーボックス2〜3段が使いやすい
自分も最初の引越しで、「大は小を兼ねる」と思って150L超の冷蔵庫を買ったら、キッチンの冷蔵庫スペースに入らなくて廊下に置く羽目になったことがあります。冷蔵庫と洗濯機は「置き場のサイズ」を測ってから買うのが鉄則です。
搬入経路の確認を忘れずに
家具・家電を購入する前に、搬入経路(玄関・廊下・階段・エレベーター)の幅と高さも測っておいてください。特に2階以上でエレベーターなしの物件だと、大型家電の搬入に追加料金がかかることがあります。
- 玄関ドアの幅(最低70cm以上ないと冷蔵庫・洗濯機が通らない場合あり)
- 廊下の曲がり角(L字の廊下は大型家具が曲がれない場合も)
- 階段の幅と天井高(エレベーターなし物件は特に注意)
- ベランダからの吊り上げ搬入は追加費用1〜3万円程度かかることも
内見時にメジャーを持参して、玄関幅・冷蔵庫置き場・洗濯機置き場(防水パン)のサイズだけは必ず測っておきましょう。スマホのメモアプリに記録しておくと、家電量販店でそのまま見せて相談できるので便利です。
引越し前にやるべき手続きチェックリスト
必要なものを揃えるのと並行して、ライフライン(電気・ガス・水道)や各種手続きの準備も忘れずに。入居日にお湯が出ない・電気がつかないというトラブルは意外と多いです。
- 電気の開通手続き(Webまたは電話。入居日の1〜2週間前までに)
- ガスの開栓予約(立ち会いが必要。早めに日程を押さえる)
- 水道の使用開始届(自治体によって手続き方法が異なる)
- インターネット回線の契約(開通工事に2〜4週間かかることも)
- 住民票の異動届(引越し後14日以内)
- 郵便物の転送届(日本郵便の転居届をWeb or 窓口で提出)
特にガスは立ち会いが必須なので、引越し日に合わせて予約しないと入居初日にお湯が使えません。自分はこれを忘れて3月末に予約しようとしたら、引越しシーズンで2日後まで空きがなく、真冬に水シャワーを浴びる羽目になりました。引越れんらく帳のような一括手続きサービスを使うと、電気・ガス・水道をまとめて手続きできるので便利です。
よくある質問
一人暮らしに必要な家電の優先順位は?
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジが最優先の「三種の神器」です。次にドライヤー・掃除機・照明器具。炊飯器や電気ケトルは「あると便利」枠なので、生活が落ち着いてから検討すれば十分です。予算が限られている場合は中古やレンタルも活用しましょう。
全部新品で揃えると費用はいくらくらい?
家電・家具・日用品すべて新品だと10〜30万円程度です。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点を中古にするだけで3〜5万円浮くので、中古活用で4〜12万円に抑えることも可能です。リサイクルショップやフリマアプリで状態の良いものを選べば機能的に問題ありません。
内見時に何を測っておけばいい?
最低限、冷蔵庫置き場の幅と奥行き、防水パン(洗濯機置き場)のサイズ、玄関ドアの幅の3箇所は必ず測っておきましょう。メジャーを持参してスマホにメモしておくと、家電量販店でそのまま相談できます。照明器具の有無も忘れずに確認してください。
一人暮らし必要なものまとめ
- 必要なものは家具・家電・日用品の3カテゴリーに分けて整理する
- 最優先は「寝られる・洗える・食べられる」環境を整えること
- 中古家電やリサイクルショップの活用で初期費用は大幅に抑えられる
- 後から買い足せるものは焦らず、生活しながら見極める
- 100均は便利だが、刃物や肌に触れるものは品質重視で選ぶ
- 内見時に冷蔵庫・洗濯機の設置スペースと玄関幅を採寸しておく









