合宿免許で取れる免許の種類を完全比較|費用・期間・条件の一覧表

合宿免許で取れる免許の種類を完全比較|費用・期間・条件の一覧表

合宿免許は普通車だけでなく、大型・準中型・中型・けん引・大型特殊・二種免許まで幅広い種類が取得できます。費用は10〜55万円、期間は4〜19日と免許によって大きく異なるので、自分の目的に合った免許を選ぶのが重要です。自分はAT限定で取りましたが、「どの免許が自分に必要なのか」を整理してから申し込むと無駄がありません。

免許の種類と合宿費用・期間の比較

まずは全体の費用感と期間を一覧で把握しておくと選びやすいです。費用は閑散期基準で、繁忙期は5〜10万円上乗せになります。

運転免許試験場の運転コース

免許の種類費用(閑散期)最短期間年齢条件主な用途
普通車AT20〜25万円14日18歳以上(仮免は17歳6か月から)日常の運転
普通車MT22〜27万円16日18歳以上(仮免は17歳6か月から)日常+趣味・仕事
準中型25〜38万円17〜18日18歳以上(仮免は17歳6か月から)宅配便・コンビニ配送
中型15〜25万円7〜8日20歳以上+普通2年中型トラック配送
大型30〜40万円13日21歳以上+普通3年大型トラック・物流
けん引10〜17万円6日18歳以上+普通所持トレーラー
大型特殊10〜15万円4日18歳以上+普通所持フォークリフト・クレーン
普通二種20〜30万円5〜8日21歳以上+普通3年タクシー・ライドシェア
大型二種45〜55万円17〜19日21歳以上+普通3年路線バス・観光バス

けん引と大型特殊は費用10万円台・最短4〜6日と、短期間・低コストで取れるのが特徴です。キャリアの幅を広げたい人には意外とコスパが高いです。

普通車(AT/MT)

最もメジャーな免許で、合宿免許を検討する人のほとんどがこれです。ATとMTの選択が最初の分かれ道になりますが、判断基準はシンプルで「将来MTが必要になる可能性があるかどうか」に尽きます。

自分はAT限定で取りましたが、日常生活で困ったことはありません。ただし仕事でMT車に乗る可能性がある人や、趣味でスポーツカーに乗りたい人はMTにしておいたほうが後悔しません。新車販売のほとんどがAT車なので、迷ったらATで問題ありません。費用差は2万円ほどです。

大型免許

トラックやバスなどの大型車両を運転するための免許です。物流業界での需要が非常に高く、就職・転職に直結します。

費用は30〜40万円と普通車より高いですが、教育訓練給付金の対象講座を選べば一般教育訓練で最大10万円、特定一般の指定講座なら最大20万円が戻ってきます。仕事で使う前提なら十分回収できる金額です。取得条件は原則として21歳以上かつ普通免許取得から3年以上ですが、2022年5月13日以降は受験資格特例教習を修了すれば19歳以上・普通免許等の保有1年以上でも受験できます。

準中型・中型

配送業界で需要の高い免許で、「どのサイズのトラックを運転するか」で必要な免許が変わります。宅配便やコンビニ配送なら準中型で十分なケースが多いです。

  • 準中型:18歳から取得可能。3.5〜7.5tの車両を運転できる。高校卒業後にすぐ配送の仕事を始めたい人に向いている
  • 中型:20歳以上+普通免許2年以上。7.5〜11tの車両を運転できる。すでに普通免許を持っている人がステップアップする形になる

けん引・大型特殊

専門性が高い分、持っている人が少ないので差別化になる免許です。合宿なら短期間・低コストで取れるのが大きなメリットになります。

  • けん引:トレーラーを引くための免許。最短6日・10〜17万円
  • 大型特殊:フォークリフト・クレーン車などの免許。最短4日・10〜15万円

どちらも教育訓練給付金の対象校があります。「この費用と期間でキャリアの幅が広がるなら、取っておいて損はない」と考える人が多い免許です。

二種免許(普通二種・大型二種)

お客さんを乗せてお金をもらって運転するための免許です。タクシーなら普通二種、バスなら大型二種が必要になります。

  • 普通二種:タクシー・ハイヤー・ライドシェア。普通車所持で20〜30万円、最短5〜8日
  • 大型二種:路線バス・観光バス。普通MT所持で45〜55万円、最短17〜19日

ライドシェアの解禁で普通二種の注目度が上がっています。副業でドライバーをやりたい人にとっても、今後取得する価値が出てくる免許です。

目的別おすすめ免許

「結局どの免許を取ればいいの?」という人向けに、目的別のおすすめを整理しました。コスパで考えると、仕事に直結する免許ほど投資回収が早いです。

  • 初めての免許 → 普通車AT or MT
  • 物流業界に就職 → 大型免許 or 準中型
  • タクシー運転手 → 普通二種
  • バス運転手 → 大型二種
  • キャリアの幅を広げたい → けん引・大型特殊

教育訓練給付金が使える免許(大型・けん引・大型特殊・二種)なら、一般教育訓練で最大10万円、特定一般の指定講座なら最大20万円が戻ってくるので、費用面でのハードルも下がります。制度の詳細と対象講座の探し方はハローワークインターネットサービスの教育訓練給付制度のページで確認できます。指定自動車教習所そのものの一覧は全日本指定自動車教習所協会連合会のサイトにあります。

費用10万円台で取れるけん引・大型特殊は、短期間でキャリアの選択肢を広げられるのが魅力だ。まずは自分の目的に合った免許を選んで、閑散期の合宿プランを探してみるとよい。

よくある質問

複数の免許を同時に取ることはできる?

「大型+けん引」や「大型+大型特殊」など、組み合わせプランを用意している教習所はあります。別々に取るより日程がコンパクトになり、費用も割安になるケースが多いです。ただし対応校は限られるので、事前に確認が必要です。

教育訓練給付金が使える免許はどれ?

大型・けん引・大型特殊・二種免許が対象になることが多いです。一般教育訓練なら受講修了後にハローワークで申請して教習費用の20%(上限10万円)が支給されます。申請期限は修了日の翌日から1か月以内です。特定一般教育訓練の指定を受けた講座なら40%(上限20万円)になりますが、こちらは受講開始日の2週間前までに受給資格確認とキャリアコンサルティングを済ませる必要があります。対象講座かどうかは教習所のサイトかハローワークで確認できます。

すでに持っている免許で合宿費用は安くなる?

なります。たとえば普通MT免許を持っていれば、中型や大型の教習時限が大幅に免除されるため費用が下がります。大型免許は「免許なし」だと対応不可ですが、普通MT所持なら30〜40万円で取得可能です。所持免許によって費用・期間が変わるので、申し込み時に正確に申告することが大事です。

まとめ

合宿免許受付センターの公式サイトより
出典:合宿免許受付センター公式サイト
✅ この記事のポイント
  • 合宿免許では普通車以外にも大型・準中型・けん引・大型特殊・二種免許まで取得可能
  • 費用は10〜55万円、期間は4〜19日と免許の種類で大きく異なる
  • けん引・大型特殊は最短4〜6日・10万円台と短期間・低コストで取れる
  • 教育訓練給付金対象の免許なら最大10万円が戻ってくる
  • 目的やキャリアプランに合わせて免許を選ぶのが最もコスパが良い