女性の知人に「一人暮らしで防犯グッズ使ってる?」と聞いたところ、「必要だとは思ってるけど、何を買えばいいかわからなくて結局まだ何もしてない」という答えが返ってきました。同じように悩んでいる人は多いと思います。賃貸でも使えて退去時にも困らない防犯グッズを9つ厳選したので、入居初日から揃えておいてください。
| 防犯グッズ | 設置場所 | 費用目安 | 工事不要 | 効果 |
|---|---|---|---|---|
| 補助錠(玄関) | 玄関ドア | 1,000〜3,000円 | ○ | ★★★ |
| ドアスコープカバー | 玄関ドア内側 | 300〜1,000円 | ○ | ★★☆ |
| 防犯チェーン | 玄関ドア | 1,500〜3,000円 | △ | ★★☆ |
| 防犯フィルム | 窓ガラス | 1,000〜8,000円 | ○ | ★★★ |
| 窓補助錠 | 窓サッシ | 500〜3,000円 | ○ | ★★★ |
| 窓センサーアラーム | 窓枠 | 1,000〜3,000円 | ○ | ★★★ |
| 人感センサーライト | 玄関先・ベランダ | 1,500〜5,000円 | ○ | ★★☆ |
| 防犯カメラ | 玄関・ベランダ | 10,000〜20,000円 | ○ | ★★★ |
| 防犯ブザー | 携帯 | 500〜2,000円 | − | ★★☆ |
玄関の防犯を強化するグッズ
補助錠(サブロック)
玄関ドアの鍵を2つにする「補助錠」は、防犯効果が高い定番グッズです。警察庁も侵入手口への対策として補助錠を取り付ける(ワンドア・ツーロック)ことを挙げていて、鍵が2つあるだけで侵入のハードルが上がります。賃貸でも使えるワンタッチ式や挟み込み式の補助錠が1,000〜3,000円で手に入ります。

- 取り付けに工具不要のタイプを選ぶ
- ドアの素材(木・金属)に合った製品を選ぶ
- 退去時に傷がつかないか購入前に確認しておく
ドアスコープカバー
玄関の覗き穴(ドアスコープ)は、外から逆向きに覗くと室内が見えてしまうことがあります。知人から聞いて初めて知ったのですが、ドアスコープカバーで内側から塞いでおけば安心です。300〜1,000円で手に入り、取り付けも簡単です。
防犯チェーン・ドアガード
宅配の受け取り時など、ドアを少し開ける場面で安全を確保するためのチェーンです。数センチだけドアを開けた状態で固定できるので、相手の顔を確認してから対応できます。既存のドアガードが古くなっている場合は、より頑丈なものに交換するのも手です。

窓の防犯を強化するグッズ
防犯フィルム
窓ガラスに貼ることで、ガラスを割っての侵入を困難にするフィルムです。普通のガラスは道具があれば簡単に割れてしまいますが、防犯フィルムを貼っておくと割れにくくなり、貫通もしにくくなります。退去時に綺麗に剥がせるタイプを選んでおくと安心です。窓のサイズによりますが1枚1,000〜8,000円が目安です。
窓補助錠
窓のクレセント錠だけでは外からの解錠が容易なケースがあります。窓サッシのレールに挟み込むタイプの補助錠を追加すると、窓を開けられるリスクが大幅に下がります。500〜3,000円と安く、工具不要で取り付けられるものが多いです。
窓センサーアラーム
窓の開閉を感知してアラームを鳴らすセンサーです。窓と窓枠にそれぞれ取り付けて、窓が開くと磁気が離れてアラームが鳴る仕組みになっています。100デシベル以上の大音量タイプを選ぶと抑止力が高まります。1個1,000〜3,000円で、電池式なので取り付けも簡単です。ベランダの掃き出し窓も忘れずに設置しておきたいところです。
屋外・玄関周りの防犯グッズ
人感センサーライト
人が近づくと自動で点灯するセンサーライトは、不審者への強い抑止力になります。夜間に突然明るくなると、不審者はその場を離れやすくなります。コンセント式・電池式・ソーラー式の3タイプがあり、賃貸マンションなら玄関内側の廊下にコンセント式を置くだけでも効果があります。
防犯カメラ
Wi-Fi接続でスマホから確認できるタイプが10,000〜20,000円で手に入ります。録画機能のある本物のカメラが一番効果的です。費用を抑えたい場合はダミーカメラという選択肢もありますが、注意点があります。
ダミーカメラは一定の抑止効果がありますが、経験者にはバレることがあります。ダミーとバレた場合、「防犯意識はあるが実際の対策は甘い」と判断されて逆効果になるリスクがあります。予算が許すなら録画機能付きの実物を選んだほうが安心です。
携帯できる防犯グッズ
防犯ブザー
外出時に持ち歩く防犯ブザーは、緊急時に大きな音で助けを呼ぶためのものです。80〜100デシベル以上のタイプを選ぶのがポイントです。鞄のベルトに取り付けやすいカラビナ付きタイプが使いやすいです。500〜2,000円で手に入ります。電池交換が必要なので、定期的にチェックしておきましょう。
番外編:スマートフォンの緊急連絡機能
これはグッズではありませんが、iPhoneの「緊急SOS」やAndroidの緊急通報機能を事前に設定しておくと、画面を細かく操作しなくても110番・119番を呼び出せます。操作方法は機種と設定によって違い、iPhoneならサイドボタンと音量ボタンの同時長押し、またはサイドボタンを続けて5回押す方式です。日本では通報先を選ぶ画面が出るので、いざというときに迷わないよう自分の端末で一度試しておいてください。画面を操作できない状況でも助けを呼べるので、まだ設定していない人はこの記事を読んだタイミングで確認しておいてください。現在地を家族にリアルタイムで共有できるアプリの導入も検討の価値があります。
| 予算 | おすすめセット | 総額目安 | カバー範囲 |
|---|---|---|---|
| まず最小限 | ドアスコープカバー+窓補助錠+防犯ブザー | 1,300〜6,000円 | 玄関+窓+外出 |
| 玄関と窓を両方 | 上記+補助錠(玄関)+防犯フィルム | 3,300〜17,000円 | 玄関+窓+外出 |
| しっかり備える | 上記+窓センサー+防犯カメラ | 14,300〜40,000円 | 全方位 |

よくある質問
入居初日に最低限やるべき防犯対策は?
ドアスコープカバー・窓補助錠・防犯ブザーの3つは入居初日に揃えておきたいです。安いものを選べば合計1,300円ほど、しっかりしたものを選ぶと6,000円くらいになります。在宅時もチェーンロックをかけ、宅配は置き配を活用して玄関を開ける回数を減らすのが基本です。
賃貸で穴を開けずに設置できるグッズは?
この記事で紹介した9つのうち、防犯チェーンの一部を除いてほぼすべてが工事不要で設置できます。補助錠は挟み込み式、防犯フィルムは剥がせるタイプ、センサーライトは電池式を選べば退去時にも原状回復が不要です。
防犯グッズは1つだけでも効果がある?
1つでも一定の効果はありますが、組み合わせることで効果が何倍にもなります。玄関(補助錠)+窓(フィルムor補助錠)+外出(防犯ブザー)の3箇所をカバーするのが理想です。侵入経路を複数塞ぐことで、犯行を断念させやすくなります。
まとめ

- 防犯グッズは複数を組み合わせることで効果が何倍にもなる
- 補助錠+窓補助錠+防犯ブザーの基本セットは2,000〜8,000円で揃う
- 賃貸でも工事不要で退去時に困らないグッズがほとんど
- 引っ越し前に購入しておいて、入居初日に設置するのがベスト













