「築何年までなら住んでも大丈夫?」と聞かれることが多いけど、正直なところ一概には言えない。自分の最初の部屋は築20年のワンルームで、シャワーの水圧は弱いし冬は寒かったけど、家賃は安かった。今の千種区の1Kは築12年で、設備も快適。この記事では、築年数の目安と、古い物件を選ぶときに確認すべきポイントを整理した。

目次

築年数の目安と選び方
コスパで選ぶなら築10〜20年
築10年未満は設備が新しくて快適だけど、家賃は高め。調べてみたところ、バランスが一番いいのは「築10〜20年」のゾーン。設備はそこそこ新しくて、家賃は新築より明らかに安い。
築10〜20年でもフルリフォーム済みなら内装は新品同然ということもある。築年数だけで判断せず、内見で実際の状態を見ることが大事。
この年代の物件は、給湯器・エアコン・水回りなどが交換時期を迎えていることが多い。入居前に設備の状態と交換履歴を確認して、老朽化が進んでいるなら交換を求めるか、家賃の減額交渉をするのも手。

耐震性の確認(1981年基準が重要)
新耐震基準と旧耐震基準の違い
1981年(昭和56年)6月に建築基準法が改正されて、「新耐震基準」が施行された。これより前に建てられた建物は、阪神・淡路大震災での被害が多かったことからもわかるように、耐震性に不安が残る。
長く住む予定の部屋を探しているなら、1981年6月以降の「新耐震基準」対応物件を選ぶのが安心。2026年時点で築45年以内が目安になる。
旧耐震でも耐震改修済みなら安全性は上がる
旧耐震基準の建物でも、耐震改修工事を実施済みなら安全性は向上している。不動産会社に耐震診断・改修の実施状況を聞いてみるといい。

古い物件のメリットとデメリット
メリットは家賃の安さ
一番のメリットは間違いなく家賃。同じエリア・広さで比べると、築20〜30年の物件は新築より30〜50%安くなることもある。リノベーション物件(大規模改修済み)なら、外観は古くても中身は最新水準というケースもあって、コスパ重視の人にはおすすめ。
デメリットは設備の老朽化
給湯器・エアコン・水道管の老朽化が最大のリスク。入居後に故障すると、修理対応に時間がかかることもある(費用は通常は管理会社負担だけど)。あと、断熱性や防音性が今の建物より劣る場合がある。自分の築20年の部屋は冬場にすき間風が入ってきて、暖房費がかさんだ。
- 設備の老朽化(給湯器・エアコンの製造年を確認)
- 断熱性・防音性が低い場合がある
- 光ファイバー非対応でネット回線が遅いことも
- 旧耐震基準の建物は地震リスクあり

まとめ
- 築10年未満:設備新しい・家賃高め
- 築10〜20年:コスパが一番いいゾーン・設備状態は要確認
- 築20〜25年:設備の老朽化リスクあり・交換履歴を確認
- 1981年以前:旧耐震基準・耐震改修の有無を必ず確認
- リノベーション物件:内装新しく家賃も安い場合あり
築年数はあくまで目安のひとつ。最終的には内見で設備の状態・管理の良さ・住環境を総合的に判断するのが確実。数字だけで切り捨てるともったいない物件を見逃すこともある。







