実家の庭に人工芝をDIYで敷いたとき、もともと砂利が敷いてあったエリアがあって「これ、そのまま上に敷けるのかな?」と迷った経験があります。正直なところ、砂利の上にそのまま人工芝を敷くのはおすすめできません。ただ、砂利の状態によっては全撤去しなくても対処できるケースもあるので、状況別に判断基準をまとめました。

目次

砂利の上に直接人工芝を敷けるか
結論から言うと、砂利の上にそのまま人工芝を敷くのはやめたほうがいいです。理由はシンプルで、仕上がりが悪くなるし、長持ちもしないんですよね。
具体的にどんな問題が起きるかというと、次の3つが大きいです。
- 凸凹がそのまま表面に出る:砂利のデコボコが人工芝に響いて、歩き心地が悪いし見た目もガタガタになる
- ピンで固定できない:砂利の間にピンを打っても効かないので、風や踏み込みでズレてしまう
- 防草シートがまともに敷けない:フラットな面がないと防草シートも浮いてしまい、雑草対策が中途半端になる
ぶっちゃけ、砂利を撤去して整地するのが一番確実です。ただ「全部取るのは大変すぎる」というケースもあると思うので、砂利の状態に合わせた3つの方法を紹介します。

砂利がある場合の施工方法
方法1:砂利を撤去する(最もおすすめ)
砂利をすべて取り除いて、整地・転圧してから防草シート→人工芝の順で敷く方法です。仕上がりのきれいさと耐久性は断トツ。コスパを考えても、手間をかけた分だけ長持ちするので結果的にお得なんですよね。
デメリットは砂利の撤去・処分に労力がかかること。砂利の量が多い場合、50kgの土嚢袋を何往復も運ぶのは正直キツいです。量が多いなら不用品回収業者に頼むのも手です。
DIYでやる場合の手順はこんな感じです。①スコップで砂利を掘り起こしてシートに集める→②土嚢袋や一輪車で運び出す→③地面を整地・転圧する→④防草シートを敷く→⑤人工芝を敷く。
方法2:砂利の上に山砂を敷いて均す
砂利が細かめ(粒径2cm以下)なら、上から山砂を3〜5cm敷いて転圧し、フラットな下地を作る方法もあります。その上に防草シートと人工芝を敷きます。
費用の目安としては、山砂は20kgあたり300〜500円程度。10m²の庭で5cm敷くと約1,000kgは必要になるので、材料費だけで1.5〜2.5万円くらいかかる計算です。砂利の粒が大きいと山砂の量もかさむので、粒の大きさで判断するのがポイントです。
方法3:砂利を移動させて平らに均す
砂利を移動させて高低差をなくし、足りない部分は追加、多い部分は除去して転圧する方法です。2〜3m²くらいの狭い範囲なら現実的ですが、広いとかなりの重労働になります。砂利の粒が小さくて均一なら、この方法でもそれなりの仕上がりにはなります。

砂利の量・状態別のおすすめ対処法
「結局うちの庭はどの方法がいいの?」という判断基準をまとめました。砂利の厚さと粒の大きさで選ぶのが一番わかりやすいです。
- 砂利が薄い(3cm以下)・細かい → 方法2(上から山砂を敷く)または方法3(均す)が現実的
- 砂利が厚い(5cm以上)・大粒 → 方法1(撤去)が最もきれいに仕上がる
- 砂利の下に防草シートが既に敷いてある → 状態が良ければ再利用できるが、劣化していれば交換が必要
- 面積が広い(10m²以上) → 業者に相談した方がトータルの手間とコストで有利なことが多い
迷ったら「砂利の厚さ5cm」をボーダーラインにするのがわかりやすいです。5cm以上なら撤去、5cm以下なら山砂で対処、という判断で大きく外れることはありません。

砂利の処分方法
砂利を撤去したら、処分方法も考えておかないといけません。意外と「取ったはいいけど捨てられない」というパターンがあるんですよね。
- ホームセンターの引き取りサービス:一部店舗で受け付けているが、事前確認が必須
- 不用品回収業者に依頼:運搬込みで任せられる。費用は50kgで3,000〜5,000円程度が目安
- 庭の他の場所で再利用:花壇の縁取りや駐車場スペースに転用できる
- 自治体のルールを確認:砂利・石は収集対象外の自治体が多いので、必ず事前に確認する
個人的には、量が少なければ庭の別の場所に再利用するのが一番ラクだと思います。うちの場合は撤去した砂利を駐車スペースの水たまり対策に使いました。大量に出た場合は業者に頼んだ方がトータルで安くつくことが多いです。

よくある質問
Q. 砂利を撤去せずに人工芝を敷いたらどうなる?
A. 砂利のデコボコがそのまま表面に出て、歩くと足裏が痛いし見た目もガタガタになります。さらに雨で砂利が沈下すると表面が波打って、後から直すのがかなり面倒です。
Q. 砂利の上に人工芝を敷く場合、防草シートは必要?
A. 必要です。砂利の隙間から雑草は普通に生えてきます。砂利を均した後でも防草シートは必ず敷いてください。ここをサボると半年後に後悔します。

まとめ
- 砂利の上に直接人工芝を敷くのは、仕上がり・耐久性の両面からNG
- 砂利の厚さ5cmがボーダーライン。厚ければ撤去、薄ければ山砂でカバー
- 撤去した砂利は再利用か業者処分。自治体では回収してもらえないケースが多い
- 面積10m²以上なら業者見積もりを取った方がコスパが良いことも多い










