女性の一人暮らしで1階は危険?リスクと具体的な対策を詳しく解説

女性の一人暮らしで1階は危険?リスクと具体的な対策を詳しく解説

「女性の一人暮らしで1階はやめたほうがいい」とよく言われますが、実際のところどうなのでしょうか。知人の女性に聞いてみると、「家賃が安いから1階にしたけど、怖い思いをした」という人もいれば、「対策をしっかりして問題なく暮らしている」という人もいました。1階のリスクと対策を、調査ベースでまとめました。

リスク1階特有の理由危険度対策
侵入窃盗窓・ベランダから直接アクセス可能★★★防犯フィルム+補助錠+窓センサー
のぞき・ストーカー歩行者と目線が同じ高さ★★★遮光カーテン+目隠しフェンス
不審者遭遇共用部の出入りが多い★★ドアスコープカバー+センサーライト
生活パターン把握洗濯物・帰宅時間が外から見える★★室内干し+帰宅ルート変更

1階の具体的な危険性とリスク

⚠️ 公的データで分かること・分からないこと
  • 令和7年の住宅対象侵入窃盗は1万7,152件(前年比+7.2%)で、1日あたり約47件が発生しています(警察庁 住まいる防犯110番
  • 共同住宅の侵入口は1位が表出入口(玄関)、2位が窓。手口の1位は無締りです(同サイトの侵入口・侵入手口のデータ
  • 階数別の内訳は公表されていません。ただし1階は窓やベランダに外から手が届くぶん、窓側の対策の比重が上がります
  • 窓を開けたまま寝るのは1階では避けてください

さらに、1階は地面からの湿気の影響を受けやすく、夏場に換気のために窓を開けっぱなしにすると侵入リスクが跳ね上がります。

引っ越し前の荷造りで積み重ねられた段ボール箱

プライバシーが守りにくい

1階は歩行者と目線が同じ高さになるので、薄いカーテン越しに室内が見えてしまうことがあります。ベランダの洗濯物も道路から丸見えになるため、女性の一人暮らしだと外から判断されやすくなります。知人の女性は、薄手のカーテンにしていたら夜にシルエットが見えると友人に指摘されて怖くなった、と話していました。

不審者に遭遇しやすい

1階は共用部分への出入りが多い場所なので、上の階に比べると不審者と遭遇する機会が増える傾向があります。ポストが玄関近くにある場合、郵便物の管理が疎かになると個人情報の漏洩にもつながりかねません。

1階でも安全に暮らすための防犯対策

対策費用賃貸OK効果設置のポイント
防犯フィルム1,000〜8,000円★★★全窓に貼る。CPマーク付きを選ぶ
窓補助錠500〜3,000円★★★サッシの上下に1つずつで2重施錠
遮光カーテン3,000〜10,000円★★★1級遮光以上を選ぶ。ミラーレースとの併用が理想
センサーライト1,500〜5,000円★★玄関・ベランダの死角に設置
窓センサーアラーム1,000〜3,000円★★電池式で取り付け簡単。掃き出し窓に優先
ホームセキュリティ月3,200〜6,721円要確認★★★ALSOK・セコム等。初期費用の有無で月額が変わります

防犯フィルムと補助錠は最優先

共同住宅で最も多い侵入手口は無締りなので、まずは外出時と就寝時の施錠を徹底するのが先です。そのうえで窓すべてに防犯フィルムを貼り、窓に補助錠(サッシ錠)を足して2重施錠にすれば、窓からの侵入リスクは大幅に下がります。掃き出し窓がある場合は、窓ロックピンを差し込むとこじ開けにも備えられます。

玄関ドアにも補助錠は必須です。ドアスコープカバーと合わせて取り付けておきましょう。

遮光カーテンでプライバシーを守る

1階は遮光カーテンが必須です。夜間に部屋の電気をつけると、薄いカーテンだとシルエットが外から丸見えになります。遮光カーテンを使えば室内の光が外に漏れにくくなり、生活パターンを把握されるリスクも減ります。

ホームセキュリティは月額だけじゃなく初期費用も見ないとダメなんだね

ホームセキュリティの導入効果

プロのセキュリティサービスを使う

1階に住む場合、個人でできる対策に加えてホームセキュリティサービスの導入も検討する価値があります。ALSOKやセコムなどのサービスは、センサー設置と24時間監視がセットになっていて、異常があれば警備員が駆けつけてくれます。ALSOKのアパート・マンションプランは機器お買い上げなら月額3,300円ですが、この場合は工事費38,819円と機器費161,370円がかかります。初期費用を0円にするゼロスタートプランは月額6,721円です。セコムのマンションプランは機器レンタルで月額5,000円(税込5,500円)、別途 工事料48,900円(税込53,790円)と保証金20,000円が必要です(いずれも2026年8月時点)。月額だけでなく初期費用まで含めて比べてください。

スマートホームセキュリティを自分で構築する

費用を抑えたい場合は、防犯カメラ・ドアセンサー・窓センサーをWi-Fiで連携させて、スマホで一元管理するシステムを自分で組む方法もあります。機器代3万〜5万円くらいで構築でき、異常があればスマホに通知が来るので、外出中でも自宅の状況を確認できます。ただし駆けつけはないので、ALSOKのセルフセキュリティ(月額990円)のように通報だけを任せる選択肢と比べて決めてください。

1階に住む際の日常の心がけ

どんなに良い防犯グッズを揃えても、日常の習慣が伴わなければ効果は半減します。

  • 外出時は必ず全ての窓と玄関を施錠する
  • 就寝時に窓を開けっぱなしにしない
  • 洗濯物は室内干しにする(女性の一人暮らしだと判断されるのを防ぐ)
  • 遮光カーテンで室内を見えにくくする
  • ポストの郵便物はこまめに取り出す

1階のメリット(家賃が安い・荷物の出し入れが楽)を活かしつつ、対策をしっかり行えば安全に暮らすことは十分可能です。ただ、対策にかかるコストを計算したうえで、2階以上の物件と家賃を比較してみるのも現実的な判断です。

対策コストと家賃差を比較するのが現実的だね

よくある質問

女性の一人暮らしで1階は何が一番危険?

窓やベランダに外から手が届くことです。警察庁は階数別の内訳を公表していないため、1階に何割が集中しているかは確認できません。公表されているのは、共同住宅の侵入口は1位が表出入口(玄関)・2位が窓で、手口の1位は無締りだということです。まずは施錠の徹底、そのうえで窓の防犯フィルムと補助錠を足すのが基本になります。

1階に住むなら最低限やるべき防犯対策は?

窓への防犯フィルム貼付、窓補助錠の設置、遮光カーテンへの交換の3点がまず最優先です。合計4,500〜21,000円で導入でき、侵入リスクとプライバシーリスクの両方を大幅に下げられます。

1階の家賃の安さと防犯コスト、どちらが得?

1階は2階以上より月2,000〜5,000円ほど家賃が安い傾向があります。一方、防犯グッズの初期投資は7,000〜29,000円程度です。家賃差は毎月続くのに対して防犯グッズは一度きりの出費なので、2〜15ヶ月で元が取れる計算になります。住み続けるなら対策費込みでも1階のほうがトータルでは安くなります。

まとめ

✅ この記事のポイント
  • 1階は窓・ベランダに外から手が届くぶんリスクが上がるが、対策次第で安全に暮らせる
  • 最優先は防犯フィルム+窓補助錠+遮光カーテン(合計4,500〜21,000円)
  • ホームセキュリティ(ALSOK 月3,300円〜・別途初期費用)を加えればさらに安心
  • 住み続けるなら対策コスト込みでも1階のほうがトータルで安くなる