ベランダやコンクリートの上に人工芝を固定するときに使う両面テープ。「テープが浮いてきて困る」というのは、DIYで人工芝を敷いた方から最もよく聞くトラブルのひとつです。この記事では、人工芝用両面テープの種類と選び方、そしてテープが浮かないための施工のコツを詳しく解説します。

目次

人工芝用両面テープの種類
人工芝専用テープ
人工芝用に設計されたテープで、適度な接着力と耐候性を両立しています。幅5〜10cm程度で、ロール状に販売されています。屋外の紫外線や雨にも対応しており、価格は10mで1,500〜3,000円程度が相場です。DIYでの人工芝施工であればこのタイプが最も使いやすいでしょう。人工芝の外周や継ぎ目部分に使用するのが一般的です。
ブチルテープ
接着力が非常に高く、長期間固定できます。防水性も高く、屋外でも安心して使えます。ただし一度貼ると剥がす際にテープの残りが多く出やすいため、将来的に撤去する可能性がある場合には慎重に検討が必要です。コンクリートとの接着に向いています。
普通テープ(汎用両面テープ)
接着力は弱めですが、剥がしやすさに優れています。屋内や短期間の使用に向いています。屋外での長期使用には耐えられないことが多く、半年程度で剥がれることがほとんどです。屋外での使用は避けましょう。

テープが浮かないコツ
せっかく丁寧に貼ったテープが数日で浮いてきてしまう…これには原因があります。以下のポイントを押さえることで、テープが長持ちします。
- 人工芝専用テープかブチルテープを使う(汎用品は使わない)
- テープを貼る前にコンクリート面を水拭き・乾拭きして汚れと水分を除去する
- テープをしっかり押さえ密着させる(ローラーやヘラで押さえると効果的)
- 長時間放置しない(1〜2年に1回は定期的に貼り替える)
- 貼り付ける際はドライヤーで軽く温めると密着しやすい(夏は問題なし)
特に重要なのは下地の清掃です。砂埃や油分、水分が残っている状態でテープを貼ると、翌日には浮いてきます。コンクリートの表面を硬いブラシで擦り、乾いた布でしっかり拭き取ってから貼りましょう。雨の後は必ず完全乾燥を待ってから作業することが大切です。

テープ以外の固定方法
- 固定用クリップやジョイント金具を外周に使う(浮かない)
- 重石で四隅を押さえる(プランター・タイル・砂袋など)
- 人工芝用接着剤(雨上がり以外)
広いベランダで人工芝を敷く場合は、外周をテープで固定し、中央部分は重石を置くだけでも十分なケースが多いです。人工芝の素材は軽量なため、風で飛ばされないよう重石と組み合わせる方法が実用的です。

テープが浮いてしまった場合
テープが浮いてしまった場合は、シームリムーバースプレーやアルコールで古いテープ跡を取り除いてから貼り直しましょう。古い粘着の上に新しいテープを貼ってもすぐに剥がれます。また、浮いた部分の芝はヘラで軽く押さえることで、ある程度平らに戻せます。テープ跡が残る場合は、シール剥がし剤を使うと効果的です。

テープの使用量の目安
両面テープは外周部分と継ぎ目部分に使用します。たとえば3m×5mのベランダであれば、外周16mに幅10cmのテープを1本貼ると仮定すると、16m分のテープが必要です。継ぎ目がある場合は、継ぎ目の長さ分も追加で必要です。購入前に外周と継ぎ目の長さを計算しておきましょう。テープ施工後は最低24時間は人工芝を動かさないようにしましょう。特に気温が低い冬場は接着材の定着に時間がかかります。

よくある質問
Q:コンクリートの目地部分にテープを貼っても大丈夫ですか?
A:目地部分は凹凸があるため、テープが密着しにくいです。目地をまたぐようにテープを貼ると端が浮きやすくなります。目地の間隔が広い場合は接着剤の使用を検討しましょう。
Q:何年ごとにテープを貼り替えれば良いですか?
A:屋外用の人工芝専用テープであれば、1〜2年程度は持ちます。梅雨や台風の後など、テープが浮きやすい時期にチェックする習慣をつけると良いでしょう。

まとめ
ベランダの人工芝固定には人工芝専用テープが最もおすすめです。雨の日はテープが浮きに注意し、固定用クリップとの併用も検討しましょう。テープを貼る前の下地清掃を徹底することが、長持ちの秘訣です。







