実家の庭に人工芝を敷いたあと、正直なところ一番ヒヤッとしたのがムカデでした。「人工芝にしたら虫が減るだろう」と思っていたのに、梅雨時期に1匹見つけたときは結構焦りましたね。ただ、原因を調べて対処したら、その後はほぼ出なくなりました。ここでは、人工芝の庭にムカデが出る原因と、具体的な対策方法をまとめます。

目次

ムカデが人工芝の庭に出る原因
ムカデは暗くて湿った場所を好む虫です。人工芝そのものが原因になることはほぼないんですが、施工の仕方や庭の環境次第で「ムカデにとって居心地のいい空間」ができてしまうことがあります。
判断基準はシンプルで、下地が常に湿っているかどうか。ここをチェックするだけで、ムカデリスクの大半は見極められます。
- 下地の排水が悪く、湿気が溜まっている
- 落ち葉や鉢植えの下にエサ(ミミズなど)が集まっている
- 庭の周辺に草木や腐葉土がある
ムカデはエサとなるミミズやゴキブリを追って移動するので、エサが豊富な場所に定着します。防草シートを敷かずに施工した場合や、下地の整地が甘い場合は、人工芝の下に湿気や有機物が残りやすくなるんですよね。うちも最初、防草シートのつなぎ目処理が甘かった箇所の周辺で虫を見かけました。

ムカデ対策
予防策
ムカデ対策の基本は「住みにくい環境を作る」こと。予防策を組み合わせて実践すれば、かなりの確率で発生を防げます。費用対効果で考えると、排水対策が最優先です。
- 下地の排水をしっかり確保する(砂利層を設ける)
- 落ち葉やゴミを定期的に除去する
- 人工芝の外周にムカデ用の忌避剤をまいて侵入を防ぐ
- 庭の周辺の草木を整理して風通しを良くする
- 鉢植えや石などムカデが隠れやすいものをできるだけ減らす
- 夜間(ムカデが活発になる時間帯)に外灯を消すか、虫が集まりにくいLEDライトに変える
排水対策の具体的な方法としては、施工時に透水性の高い防草シートを使って、下地に砕石や砂利を入れること。砕石は1袋(20kg)あたり300〜500円程度で、ホームセンターで買えます。うちは20平米の庭で砕石を10袋ほど使いました。ここに費用をかけておくと、長期的にかなり楽になります。
出てしまった場合
すでにムカデが出ている場合は、素手で触るのは絶対NG。噛まれると相当痛いです。必ず道具を使って安全に対処してください。
- ムカデ用の殺虫剤(スプレータイプ)で駆除する
- 熱湯をかけて仕留め、割り箸などで処分する
- クレゾール系の忌避スプレーを周囲に散布し、再侵入を防ぐ
- 人工芝をめくって下地の状態を確認し、清掃・乾燥を行う
- 繰り返し出る場合は、専門の害虫駆除業者への相談も検討する
ムカデに噛まれると腫れがひどい場合があるので、特に小さなお子さんやペットがいる家庭では早めの対処が大事です。噛まれた場合は患部を水で洗い流して、腫れが引かないようなら医療機関を受診してください。

ムカデが出やすい季節と時間帯
ムカデが最も活発になるのは5〜7月の梅雨時期と、9〜10月の秋口です。日中は物陰に隠れていて、夜間(特に日没から深夜)に動き回ります。
この時期に庭を素足で歩くのはかなりリスクがあるので、サンダルやスリッパを履く習慣をつけておくと安心です。靴やスリッパも使う前に中を確認するクセをつけておくといいですね。
ちなみにムカデは縄張り意識が強く、一度定着すると同じ場所に繰り返し現れる傾向があります。見つけたら早めに対処するのが鉄則です。

よくある質問
Q:人工芝にすればムカデは全くいなくなりますか?
A:正直なところ、完全にゼロにするのは難しいです。ただ、適切な施工と定期的なメンテナンスで大幅に減らせます。天然芝と比べると虫の住みにくい環境にはなりますが、周囲の環境によっては侵入してくることがあります。
Q:市販のムカデ対策グッズは効果がありますか?
A:ムカデ専用の忌避剤や誘引殺虫タイプのトラップは一定の効果があります。ただし雨で薬効が落ちるので、1〜2週間に1回のペースで補充するのがポイント。人工芝の外周に散布して侵入防止ラインを作る使い方が効果的です。忌避剤は1本1,000〜1,500円程度で、ホームセンターやネットで買えます。

まとめ
- ムカデ対策の基本は「住みにくい環境を作る」こと
- 最優先は下地の排水対策。砕石は20kgあたり300〜500円で買える
- 防草シートの敷設と定期的な清掃で、害虫全般の発生を抑えられる
- 活発になるのは5〜7月と9〜10月。夜間に素足で庭を歩くのは避ける
- 忌避剤は1本1,000〜1,500円程度。人工芝の外周に散布すると効果的
- 繰り返し出る場合は、業者への相談も選択肢に入れる









