「愛犬のために庭にドッグランを作りたい」と考えている方、けっこう多いと思います。実家の庭に人工芝を敷いたとき、近所の犬を飼っている方からも「うちもドッグランっぽくしたい」と相談されたことがあります。人工芝は泥汚れの心配がなく、犬の足にも優しいので、ドッグランの地面としてはかなり優秀です。ここでは費用感や選び方、施工の手順をまとめました。
| 犬の大きさ | 必要面積 | フェンス高さ | DIY費用目安 |
|---|---|---|---|
| 小型犬(〜10kg) | 10平米〜 | 60〜90cm | 約6〜10万円 |
| 中型犬(10〜25kg) | 20平米〜 | 90〜120cm | 約12〜20万円 |
| 大型犬(25kg〜) | 30平米〜 | 120〜150cm | 約20〜35万円 |

目次

ドッグランに人工芝を選ぶメリット
正直なところ、庭のドッグランには天然芝より人工芝の方が向いています。理由はシンプルで、犬が走り回る環境だと天然芝はすぐボロボロになるから。メンテナンスのことを考えると、初期費用は人工芝の方が高くても、トータルでは安上がりになるケースが多いです。
特に実感しやすいのが「泥はね防止」の効果。天然芝や土の庭だと、雨の後に犬が走り回れば足は泥だらけ。そのまま家に入ってこられると掃除が大変なんですよね。人工芝なら雨上がりでも比較的早く乾くので、泥汚れのストレスは激減します。クッション性があるので犬の関節にも優しいですし、一年中きれいな緑で日当たりが悪い庭でも枯れません。

ドッグラン用の人工芝の選び方
ドッグラン用の人工芝選びは、普通の庭用とは少し判断基準が変わってきます。犬が激しく走り回る前提で選ぶ必要があるので、以下のポイントを押さえておいてください。
| 選び方のポイント | 推奨スペック | 理由 |
|---|---|---|
| 芝丈 | 30mm前後 | 短すぎるとクッション性不足、長すぎると爪が引っかかる |
| 密度 | 2万本/平米以上 | 爪の引っかかり防止+耐久性アップ |
| 素材 | ポリエチレン | 柔らかく水を吸いにくい。ナイロンは臭い残りやすい |
| 防臭・抗菌加工 | あり推奨 | 犬のトイレ対策。特に夏場の臭いが段違い |
| 透水性 | 20L/平米・時間以上 | 尿や雨水がすぐ排水されて衛生的 |
芝丈の目安として小型犬は20〜25mm、中〜大型犬は30〜35mm。迷ったら30mmを選んでおけば間違いありません。

庭にドッグランを作る手順
DIYでドッグランを作る場合の流れを解説します。うちは普通の庭だったので柵は付けていませんが、ドッグランにする場合はフェンスが必要になります。
ステップ1:スペースの確保とフェンスの設置
まずドッグランの広さを決めて、フェンスを設置します。脱走防止のため、地面とフェンスの隙間は5cm以内に抑えるのが鉄則です。ここを甘く見ると小型犬は簡単にくぐり抜けます。
ステップ2:下地の整備
雑草を除去して、地面を平らに整地・転圧します。水はけが悪い場所は砕石や山砂で下地を改良。犬が走り回る環境だと下地がしっかりしていないと人工芝が沈んだりめくれたりするので、転圧は念入りにやってください。
ステップ3:防草シートの敷設
高品質な防草シートを敷きます。犬が爪で引っかいても破れにくい丈夫なシートを選ぶのが大事。150g/平米以上の高耐久タイプがおすすめです。継ぎ目は15cm以上重ねて確実に固定。ここの処理が甘いと半年で雑草が生えてくるので(うちの実家がまさにそうでした)、ケチらない方がいいです。
ステップ4:人工芝の敷設と固定
人工芝を敷いて、U字ピンでしっかり固定します。犬が走り回ってめくれないよう、ピンは通常より密に30cm間隔程度で打つのがコツ。特に端の部分は犬が爪を引っかけやすいので、念入りに固定してください。
ドッグランの人工芝でのトイレ問題
Yahoo!知恵袋でもよく見かける質問が「犬のトイレをどうするか」。ぶっちゃけ、完全に臭いをゼロにするのは難しいですが、こまめな対処でかなり軽減できます。
- おしっこは気づいたらすぐ水で流す。放置すると臭いが染みつく
- 重曹水(水1Lに重曹大さじ2)をスプレーすると消臭効果アップ
- うんちは拾って処分した後、水で流す。汚れが残る場合はペット用洗剤で洗う
- 定期的(週1〜2回)に人工芝全体をホースの水で洗い流す
- 月に1回程度、中性洗剤で洗浄する
ポイントは「放置しない」こと。こまめな清掃と透水性の高い人工芝の組み合わせで、臭いは最小限に抑えられます。
費用の目安
「結局いくらかかるの?」が一番気になるところだと思います。10平米のドッグランをDIYで作る場合の費用目安をまとめました。
| 項目 | 単価 | 10平米の費用 |
|---|---|---|
| 人工芝(中品質) | 2,500円/平米 | 約2.5万円 |
| 防草シート(高耐久) | 700円/平米 | 約0.7万円 |
| U字ピン・その他 | — | 約0.3万円 |
| フェンス(スチール製) | 1,000〜2,000円/m | 約5〜10万円 |
| 合計 | — | 約8.5〜13.5万円 |
正直なところ、費用の大部分はフェンスです。フェンスをDIYで設置するか業者に頼むかで総額が大きく変わります。うちの実家の庭は約20平米で材料費5万円でしたが、フェンスなしの施工だったのでこの価格。ドッグラン用にフェンスを付けると、同じ面積でも15〜25万円くらいは見ておいた方がいいです。
プロに依頼するメリット
庭のドッグランは自分でも作れますが、広い面積の施工や水はけの悪い土地の場合はプロに頼んだ方が確実です。下地処理から防草対策まで一貫して対応してくれるので、長期間きれいな状態を保てます。
施工実績の豊富な専門業者なら、ドッグランに適した施工方法を提案してくれますし、10年保証付きの業者もあります。DIYで不安がある方は、まずは無料見積もりで費用感を確認してみるのがおすすめです。
よくある質問
ドッグラン用の人工芝で犬が芝を食べてしまうことはある?
犬が人工芝の繊維をかじることは稀にあります。少量なら大きな問題にはなりにくいですが、頻繁に食べる場合は獣医に相談してください。芝丈が長すぎるとかじりやすくなるので、30mm前後の製品を選ぶのがおすすめです。
人工芝ドッグランの臭い対策は?
防臭・抗菌加工の人工芝を選び、おしっこは気づいたらすぐ水で流すのが基本です。週1〜2回のホース洗浄と月1回の中性洗剤洗浄で、臭いはかなり抑えられます。重曹水スプレーも効果的です。
天然芝と人工芝、ドッグランにはどっちが向いている?
ドッグランには人工芝が圧倒的に向いています。天然芝は犬が走り回ると芝がすぐハゲてしまい、泥だらけになります。人工芝なら泥汚れなし・メンテナンス最小限で、犬の足にも優しいです。
まとめ
- 人工芝は犬の足に優しく、泥汚れの心配がないためドッグランに最適
- 芝丈30mm・高密度・防臭抗菌加工・ポリエチレン素材が選び方の基準
- フェンスの高さは犬の大きさに合わせて60〜150cm
- 10平米のDIY費用は約8.5〜13.5万円(フェンス込み)
- トイレ対策は「すぐ流す+週1水洗い」の習慣がカギ















