宅食サービスをやめた人に聞いてみると、理由は大きく5つに分かれるんですよね。「飽きる」「高い」「量が合わない」「味が合わない」「冷凍庫が足りない」——僕自身もnoshから食宅便に乗り換えた経験があるので、これは実感として分かります。各理由と対処法をまとめました。


目次

第1位:飽きる(38%)
最も多い理由が「飽きる」。3ヶ月くらいでメニューが一巡して、「また同じやつか」となるパターンが多いです。
- 「noshを半年使ったけど、好きなメニューは食べ尽くして飽きた」(30代女性)
- 「食宅便は和食中心で美味しいけど、3ヶ月目から新鮮味がなくなった」(40代男性)
- 「冷凍弁当自体に飽きた。やっぱり出来たてが食べたくなる」(20代女性)
対策
正直なところ、1社だけだと飽きるのは避けられません。2〜3社を併用してローテーションするのが一番効果的です。noshとワタミを交互に使えば実質メニュー数が倍に。自作の冷凍弁当と組み合わせるのも有効です。
▶ 関連記事:手作り冷凍弁当の完全ガイド|自作のコツ・レシピ・宅食との比較まで
▶ 関連記事:宅食が続かない5つの原因と対策|飽きた・高い・量が足りない悩みを解決

第2位:価格が高い(28%)
宅食の相場は1食500〜700円。毎日使うと月15,000〜21,000円になるので、「思ったより高い」と感じる方が多いです。
- 「noshで月2万円近くかかっていた。自炊の倍以上」(20代男性)
- 「最初は楽だと思ったけど、半年で家計を圧迫し始めた」(30代女性)
- 「送料込みだと1食700円以上。外食と変わらない」(40代男性)
対策
価格を抑えるなら、ワタミの宅食ダイレクト(1食390円〜)に乗り換えるか、自作と併用して利用回数を減らすのが現実的。noshは累計購入数で割引される「nosh club」があるので、長期利用するほどお得になります。

第3位:量が合わない(15%)
「多すぎる」「少なすぎる」の両方ありますが、「少なすぎる」が約7割。僕の祖母にワタミの宅食を勧めたときも「量が少ない」と言われたので、これはリアルな問題です。
- 「男性にはおかずだけだと物足りない」(30代男性)
- 「女性の私でも少なく感じた。結局おやつを食べてしまう」(20代女性)
- 「高齢の母には逆に量が多すぎて毎回残していた」(50代女性)
対策
量が少ない場合は、ご飯・味噌汁・サラダを自分で用意して補うのが基本。筋肉食堂DELIはボリュームがあるので、量が足りない男性には選択肢になります。逆に多すぎるなら、食宅便の少量タイプやまごころケア食を検討してみてください。

第4位:味が合わない(12%)
冷凍弁当の味は年々進化していますが、「手作りにはかなわない」「薄味すぎる」という声は根強いです。
- 「健康志向なのは分かるけど、味が薄くて物足りない」(30代男性)
- 「レンジで温めるとべちゃっとするおかずがある」(40代女性)
- 「noshは当たり外れが大きい」(20代男性)
対策
味の評判が最も高いのは三ツ星ファーム。有名料理人監修で「冷凍弁当とは思えない」という口コミが多いです。noshの当たり外れが気になるなら、三ツ星ファームやDELIPICKS(旧シェフボックス)への乗り換えを検討してみてください。
▶ 関連記事:宅食の乗り換え先おすすめ|不満別に最適なサービスを紹介

第5位:冷凍庫がパンパン(7%)
一人暮らしの冷蔵庫は冷凍室が小さく、10食分が入りきらないという問題。ぶっちゃけ、僕も冷凍弁当を始めてから小型フリーザー(1.5万円くらい)を買い足しました。
- 「6食分でもう冷凍庫がいっぱい。アイスも入らない」(20代女性)
- 「10食セットが安いけど、入らないから6食セットにすると割高」(30代男性)
対策
noshは容器がコンパクトに改良されて収納しやすくなっています。配送頻度を2〜3週に1回にして届く量を減らすのも有効。根本的に解決するなら、小型フリーザーの追加購入(1万円台〜)も選択肢です。
そもそも冷凍庫を買い足したくないなら、冷凍庫を無料でレンタルできる宅食サービスを選ぶという方法もあります。
▶ 関連記事:冷凍庫レンタル付き宅食サービスまとめ|無料で借りられるのはどこ?

番外編:解約・配送まわりのストレスでやめた人も
TOP5には入らなかったものの、「解約や配送の面倒さが引き金になってやめた」という声も無視できない数あります。サービスの品質そのものには不満がなくても、手続きや受け取りのストレスが積み重なってフェードアウトするパターンです。
解約・休止手続きの面倒さ
定期購入型の宅食サービスは、解約の手順が分かりにくいケースがあります。特に電話でしか解約できないサービスは「電話する時間が取れなくてずるずる続けてしまった」という声も。
- Webから簡単に解約・スキップできるサービス:nosh、三ツ星ファーム、ワタミの宅食ダイレクト
- 電話が必要なサービスもあるので、契約前に解約方法を確認しておくのが安心
- 「解約」ではなく「スキップ」や「休止」で柔軟に対応できるサービスを選ぶと、やめずに済むケースも多い
送料・受け取りの手間
冷凍弁当はクール便での配送になるため、送料が通常の宅配より高めです。地域によっては1回800〜1,000円以上かかることもあり、月4回届くと送料だけで3,000〜4,000円に。また、冷凍便は宅配ボックスに入れられないので、在宅しているタイミングで受け取る必要があります。
- まとめ買い(10食・20食セット)で1回あたりの送料を薄める
- 配送頻度を「3週に1回」や「月1回」に変更する
- 送料無料のサービス(ワタミの宅食など常温配送型)を選ぶ
- 受け取りが面倒なら、置き配対応の常温・冷蔵タイプも検討する
やめた後どうしてる?代替手段ランキング
宅食をやめた人が次にどうしているかも気になるところ。体験談を集めてみると、大きく4パターンに分かれます。
- 1位:自炊に戻った(約40%):「やっぱり自分で作ったほうが安い・美味しい」と感じた人が最多。ただし長続きせず再び宅食に戻るケースも
- 2位:別の宅食サービスに乗り換えた(約25%):特定のサービスへの不満が原因の場合、他社に変えて解決するパターン。noshから食宅便、三ツ星ファームへの乗り換えが多い
- 3位:コンビニ弁当・外食に切り替えた(約20%):「どうせ同じくらいの値段なら、温かいものが食べたい」という理由。ただし栄養バランスの面では宅食のほうが優れていることが多い
- 4位:ミールキット・食材宅配に移行した(約15%):「完全に出来上がったものじゃなく、自分で仕上げる工程が欲しい」という人に人気。オイシックスやヨシケイが代表格
個人的な感想としては、やめた後に自炊に戻って「やっぱり面倒だ」と気づいて再開するパターンが結構多い気がします。僕自身もnoshをやめて1ヶ月ほど自炊に挑戦しましたが、仕事が忙しい週に「冷凍弁当があればな」と痛感して食宅便を始めました。完全にやめるより、頻度を減らして併用するのが一番長続きする使い方だと思います。
宅食が向いている人・向いていない人
やめた理由を分析していくと、「宅食が合う人・合わない人」の傾向がはっきり見えてきます。始める前にこの判断基準を知っておけば、やめるリスクをかなり減らせます。
向いている人
- 仕事や家事が忙しくて料理する時間・気力がない人
- 栄養バランスを手軽に整えたい人(カロリー・塩分管理が自動でできる)
- 料理が苦手、または料理にストレスを感じる人
- 食費を一定額に固定して管理したい人
- 一人暮らしで食材を余らせがちな人
向いていない人
- 料理が趣味・ストレス解消になっている人(作る楽しみを奪われる感覚になりやすい)
- 出来たての温かい食事にこだわりがある人
- 食費を月1万円以下に抑えたい人(宅食だけでは難しい)
- 冷凍庫にまったく余裕がなく、買い足す気もない人
- 「定期購入」という仕組み自体にストレスを感じる人
意外と見落としがちなのが「料理が好きな人にとっては宅食がストレスになる」という点です。料理を作ること自体がリフレッシュになっている人は、レンジでチンするだけの食事に物足りなさを感じやすい。そういう人はミールキットのほうが合っているかもしれません。
やめた理由の多くは「使い方の工夫」で避けられる
ここまで5つの理由を見てきましたが、自分の実感として、やめた理由のほとんどは少しの工夫で避けられるものばかりです。実際、自分も一番多い「飽き」には早い段階でぶつかって、noshから食宅便に乗り換えました。ちょうど和食が食べたくなったタイミングだったので、これだけでもかなり気分が変わったんですよね。
価格については、毎日ではなく平日の昼を中心に週3〜4食だけ宅食にして、残りは自炊や外食にすることで「固定費」として割り切れる金額に抑えています。冷凍庫問題も小型フリーザーの買い足しで解決しましたし、量も自分にはちょうどよかったです(祖母には少なかったので、ここは本当に人によります)。つまり、合わなかった点を一つずつ潰していけば、宅食は十分に続けられるサービスだと思います。「やめた理由」を先に知っておくことは、やめるためというより、むしろ長く付き合うためのヒントになるはずです。
よくある質問
冷凍弁当はまずくない?
最近の冷凍弁当は味のクオリティが大幅に向上しています。多くのサービスでプロのシェフや管理栄養士がメニューを監修しており、外食と遜色ない味を楽しめます。
冷凍弁当を始めるならどこがおすすめ?
初めての方にはnosh(ナッシュ)がおすすめです。60種類以上のメニューから自分で選べて、1食599円〜とコスパも良好。合わなければいつでも解約できます。
まとめ
- 宅食をやめた理由は「飽き」と「価格」で全体の66%を占める
- どちらもサービスの乗り換えや併用で対策できる
- 量や味の不満はサービスの選び直しで解決するケースが多い
- 冷凍庫問題は配送頻度の調整か、小型フリーザーの追加で対応
- 解約・配送の面倒さも事前に確認しておけば回避できる
- やめた後に自炊に戻る人が約40%。ただし再開率も高い
- 「向き・不向き」を知った上で始めれば、長く続けやすい






