せっかく庭に人工芝を敷いたのだから、その上でバーベキューも楽しみたい。でも「人工芝は熱で溶けるのでは?」と心配する方も多いでしょう。Yahoo!知恵袋でも「人工芝でBBQをしている方、どんな対策をしていますか?」という質問が多く見られます。この記事では、人工芝の上でバーベキューを楽しむための対策方法を解説します。

目次

人工芝の上でバーベキューは危険?
人工芝の素材であるポリエチレンやポリプロピレンは、熱に弱い素材です。一般的な人工芝の耐熱温度は70〜90℃程度で、BBQの炭火や飛び散る火の粉が直接当たると溶けたり焦げたりします。
つまり、何の対策もなく人工芝の上でバーベキューをするのは危険です。しかし、適切な対策を取れば、人工芝を傷めずにバーベキューを楽しむことは十分に可能です。実際に庭でBBQを楽しんでいる家庭の多くが、これからご紹介する対策を組み合わせて使っています。

人工芝を守るバーベキュー対策5選
対策1:防炎シート(焚き火シート)を敷く
最も効果的な対策が、バーベキューコンロの下に防炎シート(焚き火シート)を敷くことです。耐熱温度500℃以上のものが多く、炭や火の粉が落ちても人工芝を守ってくれます。サイズはコンロより一回り以上大きいものを選びましょう。アウトドアショップや通販で2,000〜5,000円程度で購入できます。
対策2:高さのあるコンロを使う
脚の長い、高さのあるBBQコンロを使うことで、地面との距離を確保できます。地面から40cm以上離れていれば、輻射熱による人工芝へのダメージを大幅に軽減できます。卓上タイプのコンロをテーブルの上で使うのも良い方法です。ガス式のコンロは火の粉が出ないため、人工芝への影響が最も少なく安全です。
対策3:耐熱タイルやレンガを置く
コンロを置く場所に耐熱タイルやレンガを並べて、人工芝との間に断熱層を作ります。防炎シートと組み合わせれば、より安全にバーベキューを楽しめます。レンガは見た目もおしゃれで、庭のインテリアとしても活用できます。
対策4:バーベキュー専用スペースを作る
庭の一部を人工芝を敷かないバーベキュー専用スペースにする方法もあります。コンクリートやレンガで仕上げた一角を作っておくと、人工芝を気にせずBBQを楽しめます。
あらかじめ庭全体のレイアウトを計画する段階でBBQスペースを組み込んでおくのが理想的です。対策5:風向きに注意する
風下に人工芝が広がっている場合、火の粉が飛んでいく可能性があります。風向きを確認し、必要に応じてコンロの位置を調整しましょう。強風の日はBBQ自体を中止にするか、室内で食事をする方が安全です。

BBQ当日のチェックリスト
- 防炎シートをコンロの下に敷いた(コンロより一回り大きいもの)
- コンロが地面から40cm以上離れている
- 風向きを確認した
- 消火用の水を近くに準備した
- 子供やペットがコンロに近づかないよう注意している

万が一人工芝が溶けてしまったら
部分的に溶けたり焦げたりした場合は、その部分だけをカットして、新しい人工芝のパッチを貼る方法で補修できます。広範囲に被害が及んだ場合は張り替えが必要になることもあります。
補修の際は、同じ製品の人工芝を使うと色や質感が一致してきれいに仕上がります。施工時に余った人工芝を保管しておくと、補修時に役立ちます。

よくある質問
Q. ガスバーナーやカセットコンロなら人工芝の上で使えますか?
A. 火の粉が出ないガス式コンロは炭火より安全ですが、コンロ自体が熱を持つため、防炎シートや耐熱タイルとの組み合わせが必要です。コンロの底面温度が高くなるため、直接人工芝の上には置かないようにしましょう。
Q. BBQ後の臭いが人工芝に残ります。取り除く方法は?
A. ホースで水洗いし、重曹水をかけて時間をおいてから再度水洗いすると効果的です。それでも臭いが残る場合は専用の消臭剤を使用してみてください。
Q. 人工芝の上で花火をするのは大丈夫ですか?
A. 手持ち花火の火花が落ちると人工芝を傷める可能性があります。花火をする場合は、防炎シートを広めに敷くか、コンクリートや砂利の上で行うことをおすすめします。打ち上げ花火は近距離での使用は避けましょう。

まとめ
人工芝の上でのバーベキューは、防炎シートの使用と高さのあるコンロの組み合わせで十分に楽しめます。事前にしっかり対策をして、庭でのBBQライフを満喫しましょう。
なお、人工芝の施工段階からバーベキュースペースを計画しておくと、より安心です。庭全体のレイアウトも含めて、施工のプロに相談してみるのもおすすめです。






