「お母さん、最近料理してないの?」——帰省のたびに感じる違和感。冷蔵庫の中身が変わった、台所が使われていない。料理が得意だった母の変化に気づいたとき、子どもとしてどう対応すればいいのか。この記事では、具体的な対策を紹介します。

目次

母が料理できなくなるサイン
突然料理ができなくなるわけではありません。徐々に変化が表れます。以下のサインに心当たりはありませんか。
- 同じ料理ばかり作るようになった——レパートリーが極端に減った
- 味付けが変わった——極端に薄味または濃味になった
- 冷蔵庫に賞味期限切れの食材が増えた——使い切れていない
- 鍋を焦がすことが増えた——火にかけたのを忘れる
- 惣菜やパンばかり買うようになった——調理をしなくなった
1つだけなら加齢の自然な変化かもしれませんが、複数のサインが同時に出ている場合は認知機能の低下やうつの可能性もあります。早めに専門家に相談しましょう。

まず受け入れること:母も歳を取る
料理が得意だった母の変化を受け入れるのは、正直なところ子どもにとって辛いことです。でも、加齢による体力・認知機能の変化は自然なこと。「なんで作らないの?」と責めるのではなく、「無理しなくていいよ」と伝えてあげてほしいんですよね。親のプライドを傷つけずに支援できるかどうかが、この先の関係性にも影響してきます。

対策1:一緒に料理をする時間を作る
帰省したときに母と一緒に料理をする時間を設けましょう。「教えてほしい」と言えば、母も張り合いが生まれます。レシピを聞いて記録しておけば、それは家族の大切な財産にもなります。姉は帰省のたびにスマホで母のレシピを動画撮影していて、「これ将来絶対見返すよ」と言っていました。僕もその考えにはすごく共感しますね。

対策2:簡単に食べられるものを常備する
料理をしなくても食事ができる環境を整えるのが最優先です。
- レトルト食品:カレー、おかゆ、丼の素など
- 冷凍食品:冷凍おかず、冷凍弁当、冷凍うどん
- 即席味噌汁・スープ:お湯を注ぐだけ
- パックご飯:レンジで2分
これらをキッチンの目につく場所に並べて、「お腹が空いたらこれを温めてね」とメモを添えておくと安心です。

対策3:宅食サービスを導入する
母が自分で食事を用意するのが難しくなっているなら、宅食サービスの導入を検討しましょう。子どもが契約して親の自宅に届ける形なら、支払いの心配もありません。
僕も祖母にワタミの宅食を勧めた経験がありますが、提案の仕方が大事です。「美味しいって評判のお弁当があるんだけど、試してみない?」とさりげなく伝えるのがコツ。「料理できなくなったから」という言い方は避けましょう。

対策4:介護サービスの利用を検討する
料理だけでなく他の家事や日常生活にも支障が出ている場合は、介護サービスの利用を検討しましょう。まずはお住まいの地域の地域包括支援センター(厚生労働省)に相談すれば、要介護認定の申請方法から利用できるサービスまで案内してもらえます。電話一本で相談できるので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

対策5:兄弟姉妹で役割分担する
親の食事サポートを一人で抱え込む必要はありません。兄弟姉妹がいる場合は役割分担を話し合いましょう。「食品を送る担当」「電話で確認する担当」「宅食サービスの管理担当」など、分担すれば一人あたりの負担がかなり軽くなります。離れて暮らしていてもセコムの親の見守りサービスのような安否確認サービスを使えば、日々の様子を把握できます。

よくある質問
冷凍弁当はまずくない?
最近の冷凍弁当は味のクオリティが大幅に向上しています。多くのサービスでプロのシェフや管理栄養士がメニューを監修しており、外食と遜色ない味を楽しめます。
冷凍弁当を始めるならどこがおすすめ?
初めての方にはnosh(ナッシュ)がおすすめです。60種類以上のメニューから自分で選べて、1食599円〜とコスパも良好。合わなければいつでも解約できます。
- 母が料理できなくなるサイン
- まず受け入れること:母も歳を取る
- 対策1:一緒に料理をする時間を作る
- 対策2:簡単に食べられるものを常備する
- 対策3:宅食サービスを導入する
まとめ
- サインを早めにキャッチする(同じ料理ばかり・鍋を焦がすなど)
- 「なんで作らないの?」ではなく「無理しなくていいよ」と伝える
- レトルト・冷凍食品を常備して「料理しなくても食べられる環境」を作る
- 宅食サービスは「美味しいらしいよ」とさりげなく提案する
- 兄弟姉妹で役割分担して一人で抱え込まない









