土の上に人工芝を敷く方法|下地処理から完成までの手順

実家の庭に人工芝をDIY施工したとき、一番手間がかかったのが下地処理でした。正直なところ「敷くだけでしょ?」と思っていたんですが、除草と整地をどれだけ丁寧にやるかで仕上がりが全然変わるんですよね。材料費は約5万円で済みましたが、下地を手抜きした部分は半年後にしっかりツケが回ってきました。この記事では、土の上に人工芝を敷く手順を6ステップで紹介します。

人工芝
土の上への施工ってちゃんとやらないとすぐ傷んだりするのかな?

土の上に敷く手順

手順自体はシンプルですが、各ステップの「丁寧さ」がそのまま仕上がりに直結します。特にステップ1〜3の下地処理は、ここで8割決まると思って取り組んでください。

1. 雑草の除去

まず庭の雑草を根っこごと取り除きます。地上部分だけ刈ってもダメで、スコップやクワで根まで掘り起こすのが大事です。特にスギナ・チガヤ・ドクダミあたりは地下茎で広がる厄介な雑草で、根を残すと防草シートを突き破って出てくることがあります。

より確実にやるなら、除草剤(グリホサート系など)を散布して1〜2週間待つ方法もあります。枯れた草を除去してから次の工程へ進みます。除草剤の費用は500mlで800〜1,500円程度。20m²くらいの庭なら1本で足りることが多いです。

2. 石・ゴミ・有機物の除去

雑草を取り除いたら、石や木の根、腐葉土などの有機物も撤去します。有機物が土の中で分解されると地面が沈下する原因になりますし、虫が湧いたり雑草の栄養源になったりもします。目安として、直径2cm以上の石はすべて取り除くつもりでやるといいです。

3. 整地・転圧

地面を平らにならして、転圧器(プレートコンパクター)でしっかり固めます。ここを手抜きすると施工後に地面が沈んで人工芝がボコボコになります。うちの場合、転圧が甘かった部分が数か月後に凹んで、そこに水が溜まるようになりました。

整地のときに排水勾配(1〜2%程度)をつけておくと、雨水が自然に流れていきます。転圧は2〜3回繰り返すのがコツ。プレートコンパクターはホームセンターで1日2,000〜3,000円でレンタルできます。DIYなら足で踏み固める方法もありますが、効果はだいぶ落ちます。

4. 下地材を敷く(推奨)

地盤の状態に応じて、山砂や砕石を3〜5cm程度敷いて転圧します。この一手間で排水性と安定性がかなり良くなります。特に粘土質や赤土の庭では、下地材なしだと数年後にカビや苔が発生するリスクが高いです。

費用の目安は、砕石(クラッシャーラン)が20kgあたり300〜500円、山砂が同じく300〜500円程度。10m²に5cm敷く場合、砕石だけで約1,000kg必要なので材料費1.5〜2.5万円くらいです。コストはかかりますが、水はけの悪い土壌では必須の投資です。

5. 防草シートを敷く

防草シートは雑草対策の要です。ここでケチって安い織布タイプを選ぶと、1〜2年で雑草に突き破られることがあります。不織布タイプ(厚さ0.5mm以上・遮光率99%以上)を選んでください。価格差は1m²あたり100〜200円程度なので、長い目で見ればコスパは断然こちらが上です。

継ぎ目は10〜15cm重ねて、U字ピンを30〜50cm間隔で打ち込みます。うちの場合、つなぎ目の重ねが5cmくらいしかなかった部分から半年後に雑草が生えてきたので、ここはケチらず多めに重ねたほうがいいです。

6. 人工芝を敷いて固定

仮敷きで芝目の方向を確認し、同じ方向に揃えます。ハサミやカッターでカットして、U字ピンを20〜30cm間隔で打ち込んで固定。複数枚を並べる場合はジョイントテープで接続します。最後に硬めのブラシで芝を起こすと、仕上がりがグッときれいになります。

除草→整地→転圧の順番が大事なんだね。下地の丁寧さが仕上がりを左右するか

土の状態別の注意点

同じ「土の庭」でも、土質によって必要な対策が全然違います。自分の庭の土を一握り掘ってみて、どのタイプか確認してから施工計画を立てるのが失敗を防ぐコツです。

粘土質の土

水はけが非常に悪く、人工芝の下に水が溜まりやすい厄介な土壌です。砕石層を5〜10cm作ることで排水性をかなり改善できます。砕石層なしで施工すると、数年後に苔やカビが生えてくるリスクが高いです。

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砂質の土

排水性は良いものの、地面が締まりにくいのが特徴です。転圧を念入りにやることが重要で、中途半端だと人が歩くたびに地面が沈んで、人工芝の表面がへたってきます。

赤土(関東ローム層など)

水はけが悪く、雨の後はぬかるみやすい土壌です。砕石5cm+山砂3cmの二層構造にするのがおすすめ。雨が多い地域では排水対策を特に入念にやっておかないと、後で泣くことになります。

転圧って具体的にどうするの?専用の道具が必要?

DIYと業者施工の判断基準

「自分でやるか業者に頼むか」の判断基準は、正直なところ面積と土壌の状態で決まります。

30m²程度までの庭なら、手順を守ればDIYでも十分きれいに仕上がります。うちは約20m²をDIYでやって材料費5万円でした。業者見積もりが35万円だったので、30万円の差はかなり大きかったです。

ただし50m²以上の広い庭や、粘土質で排水対策が必要な場合は、プロに任せた方が結果的にコスパが良いことが多いです。下地処理で失敗してやり直すと、材料費が丸ごと無駄になりますからね。

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レンタルで対応できる道具もあるんだね。DIYでもなんとかなりそう!

まとめ

✅ この記事のポイント
  • 土の上への施工は、除草→整地→転圧→下地材→防草シート→人工芝の6ステップ
  • 仕上がりの8割は下地処理で決まる。ここだけは絶対に手を抜かない
  • 防草シートの継ぎ目は10〜15cm重ねるのが鉄則。ケチると雑草が生える
  • 30m²以下ならDIYで材料費5万円前後。50m²超は業者見積もりを取る価値あり

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