「人工芝を敷けば雑草が生えなくなる」と思って施工したのに、数ヶ月後に雑草が生えてきた——Yahoo!知恵袋でも多く報告されているトラブルです。この記事では、人工芝から雑草が生える原因と、確実に防ぐ方法を詳しく解説します。

目次

人工芝から雑草が生える3つの原因
原因1:防草シートを敷いていない
最も多い原因が、防草シートなしで人工芝を敷いているケースです。人工芝だけでは雑草の成長を完全に防ぐことはできません。人工芝の隙間や排水穴から日光が差し込み、地中の種が発芽してしまいます。
人工芝の透水穴は、水を通すためのものですが、同時に光も通してしまいます。この光が地中の雑草の種を発芽させる原因となります。防草シートなしで施工した場合、早ければ施工後2〜3ヶ月で雑草が顔を出すこともあります。
原因2:防草シートの品質が低い・施工が雑
防草シートを敷いていても、品質が低い薄手のシートでは、スギナやチガヤなどの強い雑草が突き破ってしまいます。また、シートの重ね幅が不足していたり、端の処理が甘いと、隙間から雑草が侵入します。
特にスギナは非常に強い雑草で、50g/平米程度の薄いシートであれば容易に突き破ります。「防草シートを敷いたのに生えてきた」という場合、ほとんどがこの原因です。
原因3:人工芝の上に土や砂が堆積
風で飛んできた土や砂が人工芝の上に堆積すると、そこに雑草の種が根付くことがあります。特に人工芝の端や壁際に土が溜まりやすいです。また、落ち葉が分解されて腐葉土状になり、そこに種が根付くこともあります。

確実な雑草対策5つ
対策1:高品質な防草シートを使う
防草シートは「不織布タイプ」で厚みのあるものを選びましょう。1平米あたり200円程度の安価なシートではなく、500円〜800円程度の高密度・高耐久シートがおすすめです。ザバーンなどの有名ブランドは信頼性が高いです。
重量の目安として、一般的な庭なら100〜150g/平米、スギナなど強い雑草が多い場所では200g/平米以上の製品を選ぶと安心です。
対策2:防草シートの継ぎ目を10cm以上重ねる
防草シートの継ぎ目は最低10cm、できれば15cm以上重ねて敷きます。重ね部分はピンでしっかり固定し、隙間ができないようにします。継ぎ目に専用の防草シートテープを貼ると、より確実です。
対策3:施工前に除草剤を散布する
施工前に除草剤を散布して1〜2週間待ってから整地すると、地中の種や根の発芽を抑えられます。特にスギナなどの強い雑草がある場所では効果的です。スギナには地上部だけでなく根まで効く「グリホサート系」の除草剤が有効です。
除草剤を使用する際は、用法・用量を守り、必要に応じて防護手袋を着用しましょう。施工前の使用であれば、適切に分解されて土壌や人工芝への影響はほとんどありません。
対策4:端・際の処理を丁寧に行う
壁際やフェンス際、花壇との境界部分は雑草が侵入しやすいポイントです。防草シートと人工芝の端をしっかり処理し、隙間を作らないことが重要です。見切り材を使って端を固定すると、より効果的に雑草の侵入を防げます。
対策5:定期的に落ち葉や砂を掃除する
人工芝の上に堆積した土や落ち葉を定期的に掃除することで、雑草の種が根付くのを防げます。特に秋〜冬は落ち葉が多いため、月に1〜2回程度の掃除をおすすめします。ブロアーや竹箒で手軽に掃除できます。

雑草の種類別対策
スギナ(ツクシ)
地下茎が深く張るため、除去が非常に難しい雑草です。人工芝を突き破る力も強いため、200g/平米以上の高耐久防草シートが必要です。施工前に根まで効く除草剤を散布することが効果的です。
チガヤ
芝生に混入しやすい雑草で、地下茎が横に広がります。防草シートの端や継ぎ目から侵入しやすいため、端の処理を特に丁寧に行いましょう。
ドクダミ
独特の臭いがある雑草で、湿った場所を好みます。水はけを改善し、防草シートをしっかり施工することで防ぐことができます。

雑草が生えてしまった場合の対処法
すでに雑草が生えてしまった場合は、以下の手順で対処します。
- 生えてきた雑草を根元から抜く(根が残ると再発する)
- 同じ場所から再発する場合は、その部分の人工芝をめくって防草シートを確認
- 防草シートの破れや隙間があれば防草テープで補修
- 端から侵入している場合は、見切り材で端をしっかり固定
- 広範囲に雑草が生える場合は、施工をやり直す必要がある
防草シートが破れていたり、そもそも敷いていなかった場合は、人工芝を一度剥がして最初からやり直す必要があります。早めに対処するほど、被害と費用を最小限に抑えられます。

雑草対策に強い業者を選ぶ
雑草対策は人工芝施工で最も重要なポイントの一つです。DIYで施工する場合、防草シートの品質や施工の精度が不十分で、後から雑草に悩まされるケースが少なくありません。
雑草対策に特に力を入れている専門業者もあります。雑草対策に優れた高品質防草シートに加え、専用の下地材で雑草が生えない環境を作り、さらに10年保証を付けている業者もあります。「絶対に雑草を生やしたくない」という方は、プロの施工を検討してみてください。

まとめ
人工芝から雑草が生える原因は「防草シートの不備」がほとんどです。高品質な防草シート(100g/平米以上)を正しく施工し、継ぎ目や端の処理を丁寧に行えば、雑草の発生はほぼ防ぐことができます。施工前の除草剤散布と定期的な清掃も効果的です。
雑草対策に自信がない方は、防草効果に定評のある専門業者への依頼がおすすめです。まずは無料見積もりで相談してみましょう。







