実家の庭(約20平米)に人工芝をDIYで敷いたとき、材料費は約5万円でした。業者の見積もりは35万円だったので、正直なところ「こんなに差があるのか」と驚いたのを覚えています。ただ、費用だけで判断すると失敗するケースもあるんですよね。ここでは、人工芝にかかる費用の内訳と庭の広さ別の相場を、実体験も交えてまとめました。


人工芝の費用内訳
人工芝を庭に敷くときの費用は、大きく4つに分かれます。どこにお金がかかるのか把握しておくと、見積もりを見たときに「ここは妥当だな」「ここは高いな」と判断しやすくなります。
| 費用項目 | 単価の目安 | グレード別の差 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 人工芝本体 | 2,000〜5,000円 | 低:2,000円 / 中:3,000円 / 高:5,000円 | 密度・UV耐性・芝丈で差が出る |
| 防草シート | 200〜800円 | 織布:200〜400円 / 不織布:500〜800円 | 不織布が防草効果・耐久性で圧倒的に上 |
| 副資材 | 200〜500円 | — | U字ピン・ジョイントテープ・接着剤・下地材 |
| 施工費(業者のみ) | 3,500〜8,000円 | 整地のみ:3,500円 / フル施工:8,000円 | 整地・転圧・人件費・残土処分を含む |
| 合計(DIY) | 2,400〜6,300円 | 施工費なし。道具代は別途 | |
| 合計(業者依頼) | 6,000〜13,000円 | 材料費+施工費込み | |
ぶっちゃけ、人工芝本体は2,000円/m²以上のものを選んでおけば見た目と耐久性のバランスは悪くないです。うちは最初防草シートをケチって安い織布タイプを使ったら、半年でつなぎ目から雑草が生えてきました。数百円の差なので、不織布を選んだ方がいいです。

庭の広さ別の費用相場
「結局うちの庭だといくらかかるの?」が一番知りたいところだと思うので、広さ別にDIYと業者依頼の費用目安をまとめました。自分が施工した20平米の実感値も踏まえています。
| 広さ | 坪数 | DIY費用 | 業者依頼 | 差額 | おすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| 10m² | 約3坪 | 2〜6万円 | 6〜13万円 | 4〜7万円 | DIY入門に最適 |
| 20m² | 約6坪 | 5〜12万円 | 12〜26万円 | 7〜14万円 | DIYで最もコスパが高い |
| 30m² | 約9坪 | 7〜19万円 | 18〜39万円 | 11〜20万円 | DIY可能だが体力必要 |
| 50m² | 約15坪 | 12〜32万円 | 30〜65万円 | 18〜33万円 | 下地処理は業者も検討 |
| 100m² | 約30坪 | 24〜63万円 | 60〜130万円 | 36〜67万円 | 業者依頼が現実的 |
一般的な戸建ての庭は20〜30m²がボリュームゾーンです。DIYと業者の費用差が10〜20万円になるので、「この差額分の労力を自分でやれるか?」が判断基準になります。100m²を超えると、DIYだと施工に数日〜1週間かかることもあるし、体力的にもきつい。広い庭なら業者に任せた方がトータルで後悔しにくいです。

DIY vs 業者依頼の判断ポイント
「材料費は安いのに、なぜ業者に頼むと何十万円もかかるの?」という疑問は多いです。自分もDIYする前はそう思っていましたが、実際に施工してみると、業者の価格にはそれなりの理由があると感じました。
| 比較項目 | DIY | 業者依頼 |
|---|---|---|
| 費用(20m²) | 5〜12万円 | 12〜26万円 |
| 施工期間 | 1〜3日(慣れていないと長引く) | 半日〜1日 |
| 下地処理の精度 | △ 手作業の転圧には限界あり | ◎ 専用転圧機で均一に仕上がる |
| 仕上がり | ○ 丁寧にやれば十分きれい | ◎ プロの技術で継ぎ目が目立たない |
| 保証 | なし(自己責任) | 1〜5年の施工保証あり |
| やり直しリスク | ⚠️ 下地失敗→全面やり直し | ○ 保証内で対応 |
特に下地処理は仕上がりを大きく左右します。自分がDIYしたとき、転圧が甘くて一部に凸凹が残ったんですよね。業者なら専用の転圧機を使うので、そこは確実にプロの方が上です。
| ケチったポイント | 節約できた額 | やり直しコスト | 損失 |
|---|---|---|---|
| 防草シートを織布→不織布にしなかった | 約6,000円 | 剥がし+再施工で4〜7万円 | 3.4〜6.4万円の損 |
| 転圧を手作業で済ませた | 約5,000円(レンタル代) | 凸凹修正で3〜5万円 | 2.5〜4.5万円の損 |
| 安い人工芝(2,000円/m²以下)を選んだ | 約2万円 | 3〜5年で劣化→全面張替え6〜12万円 | 4〜10万円の損 |

費用を抑えるコツ
予算を抑えたいなら、まず「どこを自分でやって、どこをプロに任せるか」を決めるのが大事です。全部DIYか全部業者か、の二択じゃなくていいんですよね。
- DIYで施工する:施工費が丸ごと不要。業者依頼の半額以下になることが多い。ただし下地処理の失敗はやり直しコストが高いので慎重に
- ホームセンターで材料を揃える:カインズやコメリは実物を見て密度・質感を確認できる。ネット通販より安いこともある
- 複数の業者から見積もりを取る:3社以上が鉄則。同じ面積でも数万〜十数万円の差が出る

人工芝と天然芝の10年コスト比較
「天然芝の方が安いのでは?」と思う方も多いですが、10年スパンで考えるとコスパは逆転することが多いです。

| 費用項目 | 人工芝(DIY) | 人工芝(業者) | 天然芝 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 7〜19万円 | 18〜39万円 | 3〜8万円 |
| 年間維持費 | ほぼ0円 | ほぼ0円 | 1〜3万円(肥料・水・芝刈り) |
| 10年間の維持費合計 | 約0円 | 約0円 | 10〜30万円 |
| 10年間トータル | 7〜19万円 | 18〜39万円 | 13〜38万円 |
| 手間 | 初回のみ | 初回のみ | 毎週〜隔週の芝刈り・水やり |
人工芝DIYなら10年間で7〜19万円に対し、天然芝は初期費用こそ安いものの維持費を含めると13〜38万円。しかも天然芝は毎週の芝刈りと水やりが必要です。忙しい人には人工芝の方がトータルで負担が軽いケースが多いですね。
人工芝の施工方法や製品選びの詳細は以下のサイトも参考になります。

よくある質問
10m²以下の小さな庭でもDIYする価値はある?
あります。むしろ10m²以下はDIYに最適なサイズです。材料費は2〜6万円で済みますし、施工も半日〜1日で完了します。ベランダや子供の遊びスペースなど、小さな面積なら初心者でも失敗しにくいので、初めてのDIY体験にちょうどいい広さです。
人工芝を張り替えるときの費用は?
既存の人工芝を剥がす作業が加わるため、新規施工より1m²あたり1,000〜2,000円ほど高くなります。20m²の庭で業者に張り替えを依頼すると14〜30万円程度が目安。人工芝の寿命は一般的に7〜10年なので、最初に品質の良い製品を選んでおくと張り替え頻度を減らせます。
見積もりが極端に安い業者は大丈夫?
1m²あたり4,000円以下の業者は注意が必要です。安い理由として、防草シートを省略する・人工芝の品質が低い・下地処理を手抜きするケースがあります。見積もりを比較する際は、総額だけでなく「防草シートの有無」「人工芝の品質(密度・素材)」「施工保証の有無」を必ず確認してください。
まとめ
- 人工芝の費用は「本体+防草シート+副資材+施工費」の4つで構成される
- 30m²の庭ならDIYで7〜19万円、業者依頼で18〜39万円が目安
- 防草シートや転圧をケチると、やり直しコストで3〜10万円の損になる
- 10年間のトータルコストでは天然芝より人工芝DIYの方が安くなるケースが多い
- 費用を抑えるなら、まず複数社の無料見積もりで相場を掴むのが第一歩
自分の場合、20m²をDIYで約5万円で施工できましたが、防草シートのつなぎ目処理をケチったのは後悔しています。費用だけでなく「どこにお金をかけるべきか」を見極めるのが大事です。















