人工芝を張り替える際や不要になった際、「人工芝は何ゴミで出せるの?」「どうやって処分すれば良い?」と困る方は多いです。人工芝は素材がプラスチック系のため、一般的な家庭ゴミと同じように出せない場合があり、処分方法を事前に確認することが大切です。この記事では、人工芝の処分方法・費用・注意点を詳しく解説します。

目次

人工芝は何ゴミ?
人工芝のゴミ分類は自治体によって異なります。主に以下の3パターンがあります。
- 可燃ゴミ(燃えるゴミ):人工芝の素材であるポリエチレン・ポリプロピレンは可燃物に分類される自治体が多い
- 不燃ゴミ・プラスチックゴミ:プラスチック製品として分類する自治体もある
- 粗大ゴミ:一定サイズ以上の場合は粗大ゴミ扱いになることがある
必ずお住まいの自治体のルールを確認してから処分しましょう。自治体のホームページや問い合わせ窓口で確認できます。なお、東京都では多くの区が可燃ゴミ扱いとしていますが、大阪市ではプラスチックゴミ扱いとなっています。自治体によってルールが異なるため、以前の住所のルールをそのまま適用せず、必ず現住所の自治体に確認してください。

人工芝の処分方法
方法1:小さくカットして家庭ゴミに出す
人工芝を30〜50cm角にカットして、指定のゴミ袋に入れれば家庭ゴミとして出せる自治体が多いです。カッターやハサミで裏面からカットすれば比較的簡単に切れます。広い面積の人工芝をカットするのは手間がかかりますが、費用はゴミ袋代だけで済むため最も安上がりです。
作業のポイントとしては、まず人工芝を裏返してカット線を引き、大型カッターで裏面から切ると芝の葉が邪魔にならず切りやすくなります。ロール状に巻いてある場合は、そのまま切り込みを入れながら輪切りにしていくと効率的です。1平米の人工芝をカットする作業は30分〜1時間程度かかることが多いため、広い庭の場合は時間を確保して取り組みましょう。
方法2:粗大ゴミとして出す
大きなサイズのまま処分したい場合は、粗大ゴミとして申し込みます。費用は自治体によりますが、1点あたり200円〜1,000円程度が一般的です。事前にインターネットや電話で申し込み、指定された日に指定の場所に出す形になります。粗大ゴミとして出せるサイズの上限も自治体によって異なりますが、多くの自治体では1辺が30cm以上のものを粗大ゴミとして扱っています。大量の人工芝をカットする手間を省きたい場合に向いています。
方法3:不用品回収業者に依頼する
大量に処分したい場合や、手間をかけたくない場合は不用品回収業者に依頼する方法もあります。費用は量によりますが、軽トラック1台分で1万5,000円〜3万円程度が相場です。電話1本で自宅まで回収に来てくれるため、体力的に作業が難しい方や忙しい方に向いています。
業者を選ぶ際は、一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者を選ぶことが重要です。無許可の業者に依頼すると、不法投棄される恐れがあります。見積もりは複数業者に依頼して比較しましょう。
方法4:施工業者に引き取ってもらう
張り替え工事を業者に依頼する場合は、古い人工芝の撤去・処分を含めてお願いできることが多いです。撤去・処分費用は施工費に含まれるか、別途5,000円〜数万円程度が目安です。新しい人工芝の施工と同時に進めるため、自分で処分する手間が完全になくなります。特に庭全体を張り替える場合は、業者に一括依頼するのが最も効率的です。

防草シートとU字ピンの処分方法
人工芝を撤去する際は、防草シートとU字ピンも一緒に処分が必要です。それぞれの処分方法を確認しておきましょう。
- 防草シート:不織布タイプはゴミ袋に入れて可燃ゴミまたはプラスチックゴミとして処分できることが多い。自治体のルールに従って分別する。
- U字ピン(金属):不燃ゴミとして処分するのが一般的。本数が少ない場合は缶などに入れてゴミ袋に入れると安全。
- 砂・砕石:土・砂利として土嚢袋に入れて処分、または庭の他の場所に使用できる。

処分時の注意点
- 土や砂が付着している場合は、できる限り払い落としてから処分する(重量増加と衛生面のため)
- 人工芝を事業用に大量廃棄する場合は産業廃棄物として適切に処理する必要がある
- コンクリートや砂利などと混ぜて一緒にゴミに出すのは避ける(別々に処分する)
- 大量の廃材を道路や公共の場所に放置するのは不法投棄になるため厳禁

よくある質問
Q. 人工芝は燃えるゴミに出してもいいですか?
A. 自治体によって異なります。ポリエチレン・ポリプロピレンは可燃物に分類する自治体が多いですが、プラスチックゴミ扱いの自治体もあります。必ず住んでいる自治体のルールを確認してください。
Q. ゴミ袋に入れる場合、サイズはどのくらいにカットすればいいですか?
A. 指定のゴミ袋に収まるサイズにカットしましょう。一般的な45Lゴミ袋を使う場合は、30〜40cm角にカットすると収まりが良いです。袋が破けないよう、詰め込みすぎず適切な量を入れましょう。
Q. 人工芝をリサイクルする方法はありますか?
A. 一部のメーカーやリサイクル業者が人工芝の回収・リサイクルを行っています。また、フリマアプリやジモティーで無料または安価で譲ることも可能です。状態が良ければ引き取り手が見つかることもあります。

まとめ
人工芝の処分は、小さくカットして家庭ゴミに出すのが最も手軽で安い方法です。自治体のルールを確認し、適切に処分しましょう。処分費用の目安は以下の通りです。
- 家庭ゴミとして処分:ゴミ袋代のみ(ほぼ無料)
- 粗大ゴミとして処分:200円〜1,000円程度
- 不用品回収業者:1万5,000円〜3万円程度(量による)
- 施工業者への依頼(張り替えと同時):5,000円〜数万円程度(別途)
張り替えを検討している方は、撤去・処分も含めて業者に相談すると手間が省けます。




