不用品回収を横浜で|4桁の許可番号と自己搬入ヤード4か所

不用品回収を横浜で|4桁の許可番号と自己搬入ヤード4か所

横浜市内で「無料回収」のチラシがポストに入っていたり、軽トラックが街宣しながら回っていたりする。頼んでいいのか判断がつかない、という相談は多い。結論から書くと、横浜市は許可業者の収集車両に4桁の許可番号を表示させ、チラシにも同じ番号を載せるよう依頼している。番号があるか、そして市が公開している94社の一覧に載っているか。この2点で見分けられる。まずは市の粗大ごみ制度を基準線にして、そこから業者の話に入る。

項目横浜市の粗大ごみ
対象の大きさ一番長い辺が金属製品で30cm以上、それ以外で50cm以上
申込み粗大ごみ受付センター(0570-200-530/045-330-3953)、LINE・チャット・インターネットは24時間
電話受付時間月〜土(祝日含む)8時30分〜17時。日曜・年末年始は休み
持ち込み市内4か所の自己搬入ヤード(要事前申込み・1日20個まで)

※出典は横浜市・粗大ごみの申込み横浜市・粗大ごみ自己搬入ヤード(2026年7月時点で確認)。

横浜市の粗大ごみは「金属30cm・それ以外50cm」で線が引かれる

横浜市の基準は少し変わっている。市は「一番長い辺が30cm以上の金属製品、金属以外(プラスチック商品、木製品など)で50cm以上のものは、粗大ごみとして取り扱います。」としている。多くの自治体が一律30センチや45リットル袋を基準にしているのに対し、横浜は素材で線を分けている。金属製の物干し竿と、同じ長さのプラスチック製品では扱いが変わりうるということだ。

申込みは電話のほか、LINE・チャット・インターネットが24時間使える。インターネットとチャットから収集を申し込む場合は、手数料の支払いにクレジットカードやPayPayといった電子決済が使える。電話の受付は月曜から土曜(祝日を含む)の8時30分から17時までで、日曜と年末年始は休みだ。市は「月曜日・火曜日や祝日の翌日は電話が大変込み合います」と案内している。

市内4か所の自己搬入ヤードに自分で持ち込む

横浜市は収集のほかに、自分で持ち込む方法を用意している。市の案内では「粗大ごみは 市内4か所にある自己搬入ヤード へ、ご自身で直接持ち込むことができます。」とされている。4か所の内訳は次のとおりだ。

施設名所在地
鶴見資源化センター鶴見区末広町1-15-1(鶴見工場内)
長坂谷ストックヤード緑区寺山町745-45
神明台ストックヤード泉区池の谷3949-1(神明台処分地内)
栄ストックヤード栄区上郷町1570-1

受付時間はいずれも9時から12時、13時から16時で、休みは日曜と年末年始。持ち込みでも事前申込みが必要で、1日20個まで。荷下ろしは原則として自分で行う。市は9時より前には施設に入れないとし、付近の道路の渋滞につながるとして9時以降に来るよう求めている。

栄ストックヤードについては、令和8年6月1日から持込みの「簡易申込み」が始まっている。この場合は1日10個までで、手数料の支払いは現地での電子決済のみになる。18区ある横浜で、住んでいる区によっては自己搬入ヤードまでかなり距離があるので、車で運ぶ手間と収集の手数料を比べて決めることになる。

横浜市の許可業者は94社。車には4桁の番号が付いている

横浜市の注意喚起ページには、他都市ではあまり見ない具体的な見分け方が書かれている。まず市は「許可を受けた事業者は、軽トラック等で街宣しながら廃棄物を回収することはありません。」と断言している。放送しながら住宅街を回っている車は、その時点で許可業者ではない。

さらに市は「収集車両に4桁の許可番号を表示しており、ご家庭へ配布するチラシ広告にも同じ許可番号を掲載するよう本市から依頼しています。」としている。ポストに入っていたチラシに4桁の番号があるか、そしてその番号が車体の表示と一致するか。これが横浜での一次チェックになる。

裏取りは横浜市・一般廃棄物処理業者名簿でできる。令和8年6月17日現在の一覧がPDFで公開されていて、末尾には計94社と記されている。各区内の五十音順に並び、許可番号・社名・所在地・電話番号のほか、「一時多量ごみの収集運搬」と「不用品などの片付け作業」に対応しているかどうかの欄まである。片付けまで頼みたい場合は、この欄を見て絞り込める。

⚠️ 産廃許可・古物商許可では家庭のごみは運べない
横浜市は名簿のページで、家庭から排出される不用品の収集には一般廃棄物収集運搬業の許可が必要であり、産業廃棄物収集運搬業の許可や古物商の許可では収集できないと明記している。市はさらに、適正処理やリサイクル推進に貢献する事業者を認定する「一般廃棄物収集運搬業優良事業者」の制度も設けている。問い合わせ先は横浜市資源循環局 事業系廃棄物対策課(電話045-671-2511)。

業者に頼む場合の費用と、頼む価値が出る場面

点数が少なければ市の粗大ごみのほうが安い。業者に頼む価値が出るのは、量が多いとき、収集日まで待てないとき、そして部屋の中から運び出してほしいときだ。軽トラック1台の積み放題について、一括見積もりのエコノバは「この軽トラック積み放題サービスの料金相場は、概ね1.5万円から1.8万円程度となっています。」と説明している。

なお、運び出しについては市の制度もある。ひとり暮らしの高齢者や障害者、要介護認定者など粗大ごみを持ち出すことができない人に向けて、屋内から収集する「粗大ごみの持ち出し収集」が用意されている。該当しそうなら、業者に頼む前に確認したい。

許可制度の詳しい仕組みと、業者を比較するときの見方は別記事で扱っている。

よくある質問

横浜市で粗大ごみになるのは何センチからですか?

素材によって基準が違う。横浜市は、家庭から出されるもののうち一番長い辺が金属製品で30センチメートル以上のもの、それ以外(プラスチック商品、木製品など)で50センチメートル以上のものを粗大ごみとして事前申込制で有料収集している。品物の材質と大きさを確認してから申し込むよう市も案内している。

チラシで無料回収をうたう業者が横浜市の許可を持っているか確認できますか?

できる。横浜市は許可業者に対し、家庭へ配布するチラシに事業者名のほか4桁の許可番号を記載するよう依頼しており、収集車両にも同じ4桁の許可番号を表示させている。そのうえで市は「横浜市一般廃棄物処理業者名簿」を公開しており、令和8年6月17日現在の一覧には計94社が載っている。チラシの番号と社名が名簿に見当たらない場合は依頼しないほうがいい。市は、許可を受けた事業者が軽トラック等で街宣しながら回収することはないとも明記している。

粗大ごみを自己搬入ヤードに持ち込めば申込みは不要ですか?

必要だ。横浜市は、自己搬入ヤードへ持ち込む場合も事前に粗大ごみ受付センターへの申込みが必要としている。インターネット受付の締切は搬入日当日の15時、1日20個まで(栄ストックヤードの簡易申込みは1日10個まで)。事業系ごみや市外からの粗大ごみは持ち込めず、令和2年12月1日以降は運転免許証や車検証の確認をする場合があるとされている。

チラシに4桁の番号があるか見る、というのは今日からできる確認方法だ。番号がないチラシは、そこで判断がついてしまう。

まとめ

横浜市で不用品を処分するなら、まず金属30センチ・それ以外50センチという基準で粗大ごみに当たるかを判断し、申込みで手数料を確定させる。車があるなら、鶴見・長坂谷・神明台・栄の4か所の自己搬入ヤードに持ち込む選択肢もある。

業者に頼むときの決め手は4桁の許可番号だ。車体とチラシに番号があるか、そして市が公開する94社の名簿に載っているか。名簿には「不用品などの片付け作業」に対応しているかの欄まであるので、片付けごと頼みたい場合の絞り込みにも使える。

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