人工芝を張り替えるとき、あるいは不要になったとき、「これ何ゴミで出せばいいの?」と意外と困るんですよね。実際うちも実家の庭に20平米敷いたとき、「将来処分するときどうするんだろう」とちょっと気になって調べました。結論から言うと、自治体によって分類が違うので事前確認が必須です。

目次

人工芝は何ゴミ?
人工芝のゴミ分類は自治体によってバラバラです。ここが一番やっかいなポイントで、「前の住所では可燃ゴミだったのに、引っ越し先ではプラスチックゴミ扱い」みたいなケースもあります。主に以下の3パターンに分かれます。
- 可燃ゴミ(燃えるゴミ):ポリエチレン・ポリプロピレンを可燃物とする自治体が多い
- 不燃ゴミ・プラスチックゴミ:プラスチック製品として分類する自治体もある
- 粗大ゴミ:一定サイズ以上の場合は粗大ゴミ扱いになる
具体例を挙げると、東京都では多くの区が可燃ゴミ扱いですが、大阪市ではプラスチックゴミ扱いです。名古屋市だと30cm角以上は粗大ゴミになります。必ず現住所の自治体ホームページか、ごみ相談窓口に電話して確認してください。

人工芝の処分方法4パターン
処分方法は大きく4つあります。判断基準は「手間をかけていいか」と「予算」のバランスです。コストを抑えたいなら自分でカット、時間がないなら業者依頼、という感じで選ぶとわかりやすいです。
方法1:小さくカットして家庭ゴミに出す(費用:ほぼ無料)
人工芝を30〜50cm角にカットして、指定のゴミ袋に入れれば家庭ゴミとして出せる自治体が多いです。カッターやハサミで裏面からカットすれば比較的簡単に切れます。
ぶっちゃけ、これが一番安上がりです。ただし手間はそれなりにかかります。1平米あたり30分〜1時間くらい。20平米の庭だと、休日を丸1日使うくらいの覚悟が必要です。コツとしては、人工芝を裏返してカット線を引き、大型カッターで裏面から切ると芝の葉が邪魔にならず効率的です。
方法2:粗大ゴミとして出す(費用:200〜1,000円/点)
大きなサイズのまま処分したい場合は、粗大ゴミとして申し込みます。自治体のホームページか電話で事前申し込みして、指定日に指定場所に出す形です。カットする手間が省けるので、時間がない人にはこっちのほうが現実的です。
方法3:不用品回収業者に依頼する(費用:1.5万〜3万円)
大量に処分したい場合や、とにかく手間をかけたくない場合向け。軽トラック1台分で1万5,000円〜3万円程度が相場です。電話1本で自宅まで回収に来てくれるので、体力的に作業が難しい方にも向いています。
一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者を必ず選んでください。無許可の業者に依頼すると不法投棄される恐れがあります。見積もりは最低2〜3社に依頼して比較するのが安全です。
方法4:施工業者に引き取ってもらう(費用:5,000円〜数万円)
張り替え工事を業者に頼む場合は、古い人工芝の撤去・処分も一緒にお願いできることが多いです。撤去・処分費用は施工費に含まれるか、別途5,000円〜数万円程度。庭全体を張り替えるなら、業者に一括依頼するのがコスパ的にも手間的にも一番いいです。

防草シートとU字ピンの処分方法
人工芝を撤去するときは、その下の防草シートとU字ピンも一緒に処分が必要です。これを忘れて人工芝だけ捨てて「あ、まだ残ってた…」となる人は意外と多いので、事前に確認しておくと二度手間を防げます。
- 防草シート:不織布タイプはゴミ袋に入れて可燃ゴミまたはプラスチックゴミとして処分できることが多い
- U字ピン(金属):不燃ゴミが一般的。本数が少なければ缶に入れてゴミ袋へ
- 砂・砕石:土嚢袋に入れて処分するか、庭の他の場所に再利用できる

処分時の注意点
処分するとき、意外と見落としがちなポイントがいくつかあります。特に事業用途で使っていた場合は産業廃棄物扱いになるので、家庭ゴミとして出すと違法になります。
- 土や砂が付着している場合は、できる限り払い落としてから処分する(重量増加と衛生面のため)
- 事業用に大量廃棄する場合は産業廃棄物として適切に処理する必要がある
- コンクリートや砂利と混ぜて一緒にゴミに出すのは避ける(別々に分別する)
- 廃材を道路や公共の場所に放置するのは不法投棄で厳禁

よくある質問
Q. 人工芝は燃えるゴミに出してもいい?
A. 自治体によります。ポリエチレン・ポリプロピレンは可燃物に分類する自治体が多いですが、プラスチックゴミ扱いの自治体もあります。「多分こっちだろう」で出すとルール違反になるので、必ず確認してください。
Q. ゴミ袋に入れるにはどのくらいのサイズにカットすればいい?
A. 45Lのゴミ袋なら30〜40cm角にカットすると収まりがいいです。詰め込みすぎると袋が破けるので、余裕を持って入れてください。
Q. リサイクルする方法はある?
A. 一部のメーカーやリサイクル業者が回収を行っています。また、状態がいいならフリマアプリやジモティーで譲る手もあります。正直なところ、引き取り手が見つかるかは状態次第ですが、試してみる価値はあります。

まとめ
- 人工芝のゴミ分類は自治体ごとに異なる。必ず事前に確認する
- コスト重視なら自分でカットして家庭ゴミ(ほぼ無料)
- 手間を省きたいなら粗大ゴミ(200〜1,000円)か回収業者(1.5万〜3万円)
- 張り替え時は施工業者に撤去・処分も一括依頼がコスパ最良
- 防草シート・U字ピン・砂も忘れずに処分する
- 無許可業者への依頼は不法投棄リスクがあるので避ける
張り替えを検討している方は、撤去・処分も含めて業者に相談すると手間が省けます。







