合宿免許に参加する前に「試験って何回あるの?」「落ちたらどうなるの?」が気になる人は多いです。自分も山形で合宿免許を取ったとき、全体像がわからなくて不安でした。ちなみに自分は仮免の学科試験で1回落ちています。ひっかけ問題にやられました。この記事では試験・検定の全体像と合格率、落ちた場合の対処法をまとめました。
試験・検定は大きく3段階
合宿免許の試験は「仮免許」「卒業」「本免許」の3段階に分かれます。これを最初に把握しておくだけで、スケジュールの見通しが立って気持ちに余裕が出ます。

| 試験名 | 段階 | 形式 | 合格ライン | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 修了検定 | 第1段階末 | 技能(場内) | 70点以上 | 約80% |
| 仮免学科試験 | 第1段階末 | マルバツ50問/30分 | 45問正解(90%) | 約85〜90% |
| 卒業検定 | 第2段階末 | 技能(路上+場内課題) | 70点以上 | 約90% |
| 本免学科試験 | 卒業後 | 95問(マルバツ90+イラスト5)/50分 | 90点以上 | 約70〜75% |
教習所内で受けるのが修了検定と卒業検定で、教習所を卒業した後に自分で受けに行くのが本免試験です。各試験の前に効果測定という模擬テストがあり、これに受からないと本番の試験を受けられない仕組みになっています。なお表の合格率は教習所や試験場によって差があり、修了検定と卒業検定については全国をまとめた統計が公表されていません。あくまで目安として見てください。
一番油断しやすいのが本免学科試験です。合格率70〜75%は4人に1人が落ちている計算で、教習所を卒業した安心感で勉強をサボると普通に落ちます。自分が仮免学科で落ちたのも油断が原因だったので、学科試験は「思っているより難しい」と思っておいたほうがいいです。
第1段階:修了検定+仮免学科試験
第1段階(場内教習)が終わると、修了検定と仮免学科試験を受けます。この2つに合格して初めて仮免許がもらえます。
修了検定のポイント
技能試験なので実際に車を運転します。コース内を走って、ミスがないかチェックされる形式です。学科試験のような明確な制限時間はないので、焦らず丁寧に操作するのが大事です。
- 試験内容:教習所のコース内を走行(S字・クランク・坂道発進など)
- 減点方式:100点からスタートし、ミスごとに減点。70点以上で合格
- 主な減点ポイント:安全確認の不足(内容と状況によって5点・10点・20点の区分がある)、脱輪小、脱輪大は検定中止
- 合格すると仮免許が交付される。仮免許の有効期間は6か月で、教習が延びるとこちらが先に切れることがある
安全確認不足が一番多い減点項目です。「確認してるつもり」でも首の動きが小さいと「確認していない」と判定されることがあります。大げさなくらいしっかり首を振って確認するのがコツです。
仮免学科試験のポイント
自分が1回落ちたのがこの試験です。50問のマルバツで45問以上正解しないといけません。9割正解は結構ハードルが高いです。
- 50問のマルバツ形式、制限時間30分
- 90%(45問)以上で合格
- ひっかけ問題が多いので、問題文を一語一語確認する
- 「〜してもよい」と「〜しなければならない」の違いなど、微妙な表現で正解が変わる
- 「必ず」「すべて」「絶対に」が入った問題は×になりやすい
- 選択肢を読み飛ばさず、一語一語確認するクセをつけておくと安心だ
第2段階:卒業検定
仮免許を取得したら路上教習に入り、第2段階の最後に卒業検定を受けます。合格率は約90%と高めなので、日々の教習を真面目に受けていればほぼ大丈夫です。
- 路上コース+場内課題(縦列駐車 or 方向変換)
- 70点以上で合格。安全確認と歩行者保護を特に意識する
- 横断歩道の手前で歩行者がいたら必ず停止。忘れると一発で大きな減点になる
教習所卒業後:本免学科試験
教習所を卒業したら、住民票のある都道府県の運転免許試験場で本免学科試験を受けます。手数料は都道府県ごとに定められていて、東京なら警視庁の運転免許手数料一覧で確認できます。教習所のサポートがないので、自力で勉強して臨む必要があります。
- 95問(マルバツ90問+イラスト5問)、制限時間50分
- 90点以上で合格。合格率は70〜75%
- 卒業証明書は技能検定(卒業検定)の日から1年間有効。その間に合格する必要あり
合宿卒業直後のテンションで「まあ受かるでしょ」と思って受けに行くと危ないです。卒業後すぐ(1〜2週間以内)に受けるのがベストで、時間が空くほど忘れます。
効果測定を甘く見ないこと
修了検定前と卒業検定前にそれぞれ「効果測定」という模擬テストがあります。これに合格しないと本番の検定を受けられません。何度でも受験できますが、不合格が続くとスケジュールがどんどん遅れます。
効果測定は空き時間にこまめに受けておくのがコツです。合宿中は意外と空き時間があるので、スマホアプリで問題を解いておくだけでも全然違います。自分は効果測定は一発で通りましたが、それは空き時間にずっとアプリで練習していたからだと思います。
試験に落ちたらどうなる?
「落ちたらどうしよう」と不安になるのは当然ですが、事前に流れを知っておけば焦らずに済みます。
| 試験 | 再受験 | 追加費用の目安 | 延長日数 |
|---|---|---|---|
| 修了検定 | 補習1時間+再検定 | 5,000〜8,000円 | 2〜3日 |
| 仮免学科試験 | 翌日以降に再受験可能 | 1,800円(試験手数料。合格時に仮免許証交付1,100円) | 1日程度 |
| 卒業検定 | 補習1時間+再検定 | 5,000〜8,000円 | 2〜3日 |
| 本免学科試験 | 試験場で再受験 | 1,900円(試験手数料。合格時に免許証交付2,350円) | ―(卒業後なので延長なし) |
延長による追加費用が心配なら、保証付きプランを選んでおくのが無難です。保証プランなら追加料金なしで再受験できるので、心配性な人にはコスパがいいです。自分のように仮免学科で落ちても、学科の再受験は翌日すぐ受けられるのでスケジュールへの影響は小さく済みました。

よくある質問
効果測定と本番の学科試験はどちらが難しい?
本番のほうがやや難しいです。効果測定は教習所が独自に作成した問題で、本番はより幅広い範囲から出題されます。ただし出題形式は同じなので、効果測定で安定して合格できていれば本番も十分対応できます。
修了検定と卒業検定はどちらが難しい?
合格率だけ見ると修了検定(約80%)のほうが低いです。場内コースでのS字・クランクや坂道発進など、初めての技能試験で緊張するのが原因です。卒業検定は路上に出ますが、ここまで来ると運転に慣れているので合格率は約90%と高いです。
保証付きプランはどのくらい高い?
教習所やプランによりますが、保証なしプランと比べて1〜3万円ほど高い場合が多いです。技能検定の再受験は1回5,000〜8,000円かかるので、2回以上落ちる可能性を考えると保証付きのほうが安心です。特に不安が強い人や運転に自信がない人は検討する価値があります。
まとめ

- 試験は「仮免許」「卒業」「本免許」の3段階。効果測定も含めると計5回前後
- 合格率が一番低いのは本免学科試験(70〜75%)。卒業後の油断が命取り
- 技能検定は安全確認の徹底が最重要。首を大きく振って確認するクセをつける
- 学科試験はひっかけ問題対策がカギ。スマホアプリでの反復練習が効果的
- 不合格が心配なら保証付きプランを選んでおくと追加費用を気にせず済む



















