犬を飼っている家庭で人工芝を検討するとき、一番気になるのが「おしっこの臭い」だと思います。実家でも犬を庭で遊ばせているんですが、人工芝を敷く前に「臭くならないの?」と父に聞かれたのを覚えています。正直なところ、対策さえ知っていればそこまで怖がる問題ではないんですよね。ポイントは「透水性の高い人工芝を選ぶ」と「おしっこしたらすぐ水で流す」の2つだけです。

目次

犬のおしっこへの対処法
すぐにできる対処
犬がおしっこをした直後に対処するのが最も効果的です。発見したらホースの水で勢いよく洗い流す、これだけで臭いを大幅に軽減できます。透水性の高い人工芝なら水がすぐに下に流れるので、臭いがこもりにくくなります。
ぶっちゃけ、「すぐ流す」を徹底するだけで臭い問題の7〜8割は解決します。問題になるのは放置した場合なんですよね。
臭いが気になる場合の対処
水洗いだけでは不十分な場合、以下の方法が効果的です。コストと手間のバランスで選んでください。
- 重曹をおしっこのあとに振りかけて30分置いてから水で流す(消臭・吸収効果あり、1kg300円程度で買える)
- クエン酸水(水500mlにクエン酸小さじ1を溶かしたもの)をスプレーして水で流す
- ペット用消臭剤(天然成分・植物由来のもの)を使用する
- 週に1回程度、人工芝全体をホースで丁寧に洗い流す定期メンテナンスを行う
漂白剤や塩素系の洗剤は人工芝の素材を劣化・変色させるので避けてください。酸性の洗剤も素材によっては傷める場合があります。重曹やクエン酸なら安心です。

うんちへの対処法
うんちはできるだけ早く拾って処分するのが基本。時間が経つほど汚れが繊維に染み込みます。拾った後は水で洗い流し、こびりつきが残る場合は中性洗剤を少量つけてブラシで優しくこすってから水で流します。
固形物を放置すると虫が寄ってきたり臭いの原因になるので、ウンチ袋とトング(ペット用のフン取り器)を庭に常備しておくと対処が早くなります。500円くらいで買えるので、人工芝と一緒に用意しておくといいです。

臭いを予防するポイント
臭い問題は「事後対処」より「事前予防」のほうがはるかにラクです。人工芝選びと下地作りの段階で決まる部分が大きいので、購入前にチェックしてください。
透水性の高い人工芝を選ぶ
ペット用途の人工芝選びで最も重要なのが透水性。排水穴が多く、基布に水がすぐ通過する構造の人工芝は、尿がすぐに排水されるので臭いがこもりにくくなります。透水性の低い人工芝だと尿が表面に残って、乾燥するにつれて臭いが強くなるんですよね。商品選びの段階でここを見落とすと後で苦労します。
防臭・抗菌加工の人工芝を選ぶ
ペットのいる家庭なら防臭・抗菌加工が施された製品を選ぶのがおすすめです。臭いの原因となる菌の繁殖を抑制してくれます。価格は通常品より1,000〜2,000円/m2ほど高くなりますが、臭い対策のストレスを考えると十分元は取れます。
下地の排水性を確保する
人工芝自体の透水性が高くても、下地の排水が悪いと尿が地面に溜まってそこから臭います。特に粘土質の土壌は水はけが悪いので、施工時に砕石層(5〜10cm)を作って排水性を確保するのが大事。正直なところ、下地の排水性は人工芝選びと同じくらい重要です。
人工芝用消臭剤を定期的に使う
週に1〜2回、ペット用の人工芝消臭スプレーを散布する習慣をつけると、常に清潔で臭いの少ない状態を保てます。天然成分・植物由来の消臭剤なら犬が舐めても安全です。1本1,000円前後で1〜2ヶ月もつので、コスパは悪くないです。

よくある質問
Q:犬のトイレ専用エリアを人工芝で作れる?
可能です。室内の犬用トイレシーツの代わりに、小さな人工芝マット(専用のペット用人工芝トイレ)が使えます。洗えるタイプの人工芝トイレが市販されていて、3,000〜5,000円くらいで買えます。定期的に水洗いすれば清潔に保てます。屋内で使う場合はトレーの上に設置するのがポイントです。
Q:猫にも使える?
人工芝は猫の爪とぎ対象になりやすく、傷つく場合があります。また、猫は縄張り意識から庭に入ってくる他の猫もトイレにする可能性があるのが厄介なところ。防臭・抗菌加工の人工芝を選んで、定期的な洗浄を徹底すれば一定の衛生状態は保てます。

まとめ
- おしっこしたらすぐ水で流す――これだけで臭いの7〜8割は防げる
- 透水性の高い人工芝を選ぶのが最重要(ここを間違えると後で苦労する)
- 重曹・クエン酸水での消臭が安くて効果的
- 下地の排水性確保も人工芝選びと同じくらい大事
- 防臭・抗菌加工の製品なら+1,000〜2,000円/m2でストレスが激減する











