「人工芝を敷けば雑草が生えなくなる」と思って施工したのに、数ヶ月後に雑草が生えてきた——これ、実はよくある話です。正直なところ、うちも防草シートのつなぎ目処理が甘くて、半年後に隙間から雑草が出てきた経験があります。この記事では、人工芝から雑草が生える原因と確実に防ぐ方法を、自分の失敗談も踏まえてまとめました。

目次

| 原因 | よくある症状 | 対策 | 緊急度 |
|---|---|---|---|
| 防草シート未施工 | 全体的にまばらに雑草が生える | 剥がしてシート施工→再敷設 | 高 |
| シートの品質不良 | スギナ等が突き破って生える | 200g/m²以上のシートに交換 | 高 |
| 継ぎ目の隙間 | シート境界に沿って線状に生える | 防草テープ補修+ピン追加 | 中 |
| 端・際の処理不足 | 壁際・花壇境界から侵入 | 見切り材で端を固定 | 中 |
| 土砂・落ち葉の堆積 | 端や壁際に集中して生える | 月1〜2回の清掃 | 低 |
人工芝から雑草が生える3つの原因
雑草が生えるパターンは大きく3つに分かれます。どれもDIYでやりがちなミスなので、施工前に知っておくだけで失敗リスクが下がります。
最も多い原因がこれです。人工芝だけでは雑草の成長を完全に防ぐことはできません。人工芝の隙間や排水穴から日光が差し込み、地中の種が発芽してしまいます。
人工芝の透水穴は水を通すためのものですが、同時に光も通します。防草シートなしで施工した場合、早ければ2〜3ヶ月で雑草が顔を出すこともあります。
防草シートを敷いていても、薄手の安いシートだとスギナやチガヤなどの強い雑草が突き破ってきます。シートの重ね幅が足りなかったり、端の処理が甘いと隙間から雑草が侵入します。
特にスギナは強烈で、50g/平米程度の薄いシートなら簡単に突き破ります。「防草シートを敷いたのに生えてきた」という場合、ほぼこのパターンです。うちの失敗もまさにこれで、つなぎ目の重ね幅が5cmくらいしかなかったのが原因でした。
風で飛んできた土や砂が人工芝の上に堆積すると、そこに雑草の種が根付くことがあります。端や壁際に土が溜まりやすく、落ち葉が分解されて腐葉土状になり、そこに種が根付くケースもあります。

確実な雑草対策5つ
雑草対策で一番大事なのは「防草シートの品質と施工精度」です。ここをケチると後から泣くことになるので、判断基準を押さえておいてください。
対策1:高品質な防草シートを使う
防草シートは「不織布タイプ」で厚みのあるものを選ぶのが鉄則です。1平米200円程度の安価なシートと、500〜800円程度の高密度シートでは耐久性が全然違います。ザバーンなどの有名ブランドは実績があるので安心です。
重量の目安として、一般的な庭なら100〜150g/平米。スギナなど強い雑草が多い場所では200g/平米以上を選ぶのがおすすめです。20平米の庭だと防草シート代は1万〜1.6万円程度の差ですが、この差をケチると後が大変なんですよね。
対策2:防草シートの継ぎ目を10cm以上重ねる
継ぎ目は最低10cm、できれば15cm以上重ねて敷きます。重ね部分はピンでしっかり固定して、隙間ができないようにするのがポイントです。専用の防草シートテープを貼ればさらに確実。うちは最初5cmしか重ねなくて失敗したので、ここは本当にケチらないでほしいです。
対策3:施工前に除草剤を散布する
施工前に除草剤を散布して1〜2週間待ってから整地すると、地中の種や根の発芽を抑えられます。スギナには地上部だけでなく根まで効く「グリホサート系」の除草剤が有効です。
除草剤は用法・用量を守って、必要に応じて防護手袋を着用してください。施工前の使用であれば適切に分解されるので、土壌や人工芝への影響はほとんどありません。
対策4:端・際の処理を丁寧に行う
壁際やフェンス際、花壇との境界部分は雑草が侵入しやすいポイントです。防草シートと人工芝の端をしっかり処理して、隙間を作らないことが重要です。見切り材を使って端を固定すると、より効果的に侵入を防げます。
対策5:定期的に落ち葉や砂を掃除する
人工芝の上に堆積した土や落ち葉を定期的に掃除すれば、雑草の種が根付くのを防げます。秋〜冬は落ち葉が多いので、月1〜2回程度ブロアーや竹箒でサッと掃除するだけで十分です。

雑草の種類別対策
雑草にもタイプがあって、対策の力加減が変わります。特にスギナは要注意です。
| 雑草 | 特徴 | 必要なシート | 追加対策 | 厄介度 |
|---|---|---|---|---|
| スギナ | 地下茎が深い・突き破る力が強い | 200g/m²以上 | 施工前に根まで効く除草剤(グリホサート系)必須 | ★★★ |
| チガヤ | 地下茎が横に広がる | 150g/m²以上 | 端・継ぎ目の処理を特に丁寧に | ★★☆ |
| ドクダミ | 湿った場所を好む・臭いが強い | 100g/m²以上 | 水はけ改善が最優先 | ★☆☆ |
スギナが生えている庭は特に注意が必要で、50g/平米程度の薄いシートなら簡単に突き破ります。「防草シートを敷いたのに生えてきた」という場合、ほぼスギナかチガヤのパターンです。

雑草が生えてしまった場合の対処法
すでに雑草が生えてしまった場合は、放置するほど悪化するので早めの対処が肝心です。
- 生えてきた雑草を根元から抜く(根が残ると再発する)
- 同じ場所から再発する場合は、その部分の人工芝をめくって防草シートを確認
- 防草シートの破れや隙間があれば防草テープで補修
- 端から侵入している場合は、見切り材で端をしっかり固定
- 広範囲に雑草が生える場合は、施工をやり直す必要がある
防草シートが破れていたり、そもそも敷いていなかった場合は、人工芝を一度剥がして最初からやり直す必要があります。早めに対処するほど被害と費用を最小限に抑えられるので、放置は禁物です。

雑草対策に強い業者を選ぶ
雑草対策は人工芝施工で最も重要なポイントの一つです。DIYだと防草シートの品質や施工の精度が甘くなりがちで、後から雑草に悩まされるケースが少なくありません。
雑草対策に特に力を入れている専門業者もあって、高品質防草シートに加え、専用の下地材で雑草が生えない環境を作り、さらに10年保証を付けているところもあります。「絶対に雑草を生やしたくない」という方は、プロの施工を検討してみてください。

参考リンク
よくある質問
防草シートなしで施工した場合、後から追加できる?
残念ながら、人工芝の上から防草シートを追加することはできません。一度人工芝を剥がし、整地→防草シート施工→人工芝の再敷設という手順が必要です。20平米の庭で自分でやり直す場合、防草シート代1万〜1.6万円+半日〜1日の作業が目安です。
施工後何年くらいで雑草が生え始める?
防草シートの品質と施工精度によって大きく異なります。高品質シート(150g/m²以上)+正しい施工なら5〜10年は雑草の心配がほとんどありません。安価なシートや施工不良の場合は早ければ半年〜1年で生え始めます。うちは継ぎ目処理が甘くて半年で生えてきました。
除草剤は人工芝を傷めない?
施工前に使う分には人工芝への影響はありません。施工後に使う場合は、人工芝の素材(ポリエチレン・ポリプロピレン)に対応した除草剤を選んでください。グリホサート系は素材への影響が少なく、スギナにも効果があるのでおすすめです。
まとめ
- 雑草が生える原因のほとんどは「防草シートの不備」
- 高品質な防草シート(100g/平米以上)を選び、継ぎ目は15cm以上重ねるのが理想
- 防草シート代は20平米で1万〜1.6万円程度。ここをケチると後で施工やり直しに
- 施工前の除草剤散布と定期的な清掃も効果的
- 雑草対策に自信がない場合はプロへの依頼がおすすめ
まずは無料見積もりで相談してみるのも一つの手です。











