人工芝を敷いたのにデコボコになってしまった——これはDIY施工で最も多い失敗です。せっかく施工したのに見た目が悪く、歩きにくくもなってしまいます。なぜデコボコになるのか、どうすれば直せるのかを詳しく解説します。また、最初からデコボコにしないための予防策もお伝えします。

目次

デコボコになる原因
原因1:整地が不十分
地面の凹凸をそのまま残して人工芝を敷くと、当然ながら仕上がりもデコボコになります。石や根っこの除去、凹みの補修が不十分なケースです。特に庭をDIYで整地する場合、見た目では平らに見えても実際には細かい凹凸が残っていることがあります。施工前に長い板や角材を使って平坦さを確認しましょう。
原因2:転圧が足りない
転圧が不十分だと、施工直後は平らに見えても、雨で地面が沈下してデコボコが現れます。特に土を盛り直した部分や下地材を足した部分は沈下しやすいです。転圧は最低2回行い、1回目の後に水をまいて自然沈下させてから、再度転圧するのが理想です。
原因3:下地材の品質・厚みが不適切
粒度の大きすぎる砕石や、不均一な厚みの下地材を使うとデコボコの原因になります。人工芝の下地材は山砂(粒径2〜5mm程度)が最適です。砂利や砕石の上に直接人工芝を敷いた場合は、石の形がそのまま浮き出てデコボコになります。
原因4:雑草の成長
防草シートの品質が低かったり、継ぎ目から雑草が侵入すると、芝の下で雑草が成長して人工芝を押し上げることがあります。この場合、部分的にこぶのような盛り上がりが現れます。防草シートの品質選びは非常に重要です。
原因5:施工後の地盤沈下
埋め立て地や盛り土をした庭では、時間の経過とともに自然な地盤沈下が起きることがあります。これは施工の良し悪しとは関係なく発生します。このような場所では特に念入りな転圧と、数ヶ月の様子見期間を設けてから人工芝を敷くことをおすすめします。

デコボコの直し方
軽度の場合:部分的な補修
凹んでいる部分だけ人工芝をめくり、下地材(山砂)を少量足して転圧し、人工芝を戻します。この場合、以下の手順で行います。
- 凹んでいる箇所のU字ピンを抜く
- 人工芝をめくる(防草シートも必要に応じてめくる)
- 山砂を少量入れて均す
- 板や足で転圧する
- 人工芝を元に戻してピンで固定する
凸になっている(盛り上がっている)場合は、下地材を少し取り除きます。雑草が原因の場合は、雑草を根こそぎ除去してから補修します。
重度の場合:下地からやり直し
広範囲にデコボコがある場合や、原因が不明な場合は、人工芝と防草シートを一度すべて剥がし、下地作りからやり直す必要があります。手間はかかりますが、これが最も確実な方法です。やり直す際は、今度は整地と転圧を十分に行ってください。

デコボコを防ぐポイント
- 整地は時間をかけて丁寧に行う(施工時間全体の50%を目安に)
- 転圧は複数回行い、水をまいて再転圧する
- 下地材(山砂)は均一な厚さ(3〜5cm)で敷く
- 長い角材で地面の平坦さをこまめに確認する
- 高品質な防草シートで雑草の根からの突き上げを防ぐ
- 盛り土・埋め立て地では数ヶ月待ってから施工する

よくある質問
Q:雨の後にデコボコが目立つようになったのはなぜですか?
雨水が地中に浸透すると土が締まり、転圧が不十分だった箇所が沈下します。雨後のデコボコは転圧不足が原因であることが多いです。部分補修で対応できる場合がほとんどです。
Q:デコボコを放置するとどうなりますか?
歩きにくくなるだけでなく、人工芝の摩耗が不均一になり寿命が短くなります。また、水はけが悪化して水たまりができやすくなります。早めの補修をおすすめします。

まとめ
デコボコの原因はほとんどが下地処理の不足です。DIYで失敗してしまった場合は部分補修か下地からのやり直しで対応できます。最初から確実にきれいに仕上げたい方は、下地処理のプロが施工する専門業者に依頼するのが最善策です。業者なら適切な材料と技術で、長期間きれいな状態を保てる人工芝を実現してくれます。





