一人暮らしの食費は月いくら?男女別・外食費込みの平均を解説

一人暮らしの食費は月いくら?男女別・外食費込みの平均を解説

自分は自炊中心で食費を月2万円前後に抑えていますが、世間の平均はどうなのか。総務省の家計調査(2025年平均)によると、単身世帯の月間食費の平均は44,659円。外食費9,761円(約22%)を含む金額です。自分の2倍以上なので、世間的にはけっこう使っている人が多いんですよね。ちなみに自分が月2万円に収まっているのは、特別な節約術があるわけじゃなくて、平日の昼を自炊弁当にして、肉は鶏むね肉中心、買い物は業務スーパーと近所のスーパーの特売を組み合わせているだけです。

一人暮らしの部屋で食事の計画を立てる様子
食事スタイル男性女性1日あたり特徴
自炊中心25,000〜30,000円20,000〜25,000円800〜1,000円食材費のみ。最もコスパが良い
自炊+外食半々35,000〜40,000円30,000〜35,000円1,100〜1,300円平日昼は外食、夜は自炊パターン
外食・コンビニ中心50,000〜60,000円45,000〜55,000円1,600〜2,000円手間なし。ただし食費は最も高い
全体平均48,977円40,910円約1,489円総務省 家計調査(2025年平均)

出典:総務省 家計調査(2025年平均・単身世帯。2026年2月公表)。スタイル別の金額は平均値をもとにした目安です。

一人暮らしの食費って月にどのくらいが平均なの?自分と比べてみたい

平均データを4つの角度で見る

平均は月44,659円。1食約500円

1日あたりに換算すると約1,489円、1食だと約496円です。外食やコンビニ弁当ばかりだとこの金額では厳しいですが、自炊を取り入れれば十分やりくりできる範囲です。大学時代に仕送り5万円で生活していた頃のクセが、いまだに抜けないのもありますね。

男性は約4.9万円・女性は約4.1万円

食費は男女で約8,000円の開きがあります。男性の平均は48,977円、女性は40,910円。男性のほうが食事量が多いのと、外食頻度が高い傾向があるのが主な要因です。外食費で見ると男性は約13,500円、女性は約6,500円と2倍以上の開きがあります。ぶっちゃけ、男性は外食のランチを弁当に切り替えるだけで月5,000円以上浮く計算になります。

ピークは男性35〜59歳・女性60歳以上

食費は年齢でも変わり、ピークの年代は男女で違います。男性は35〜59歳、女性は60歳以上が最も高くなります(2025年平均)。34歳以下の若年層は男性で約44,300円、女性で約39,000円。35〜59歳は男性約52,900円・女性約39,200円で、男性はここがピーク。60歳以上は男性約48,700円・女性約42,000円で、女性はむしろこの年代が最も高くなります。男性の働き盛りが高いのは、仕事の忙しさから外食や中食に頼る頻度が上がるため。自分は32歳でまだ34歳以下の世代ですが、フリーランスで在宅時間が長い分、自炊がしやすい環境にあるのは恵まれていると感じます。会社勤めで毎日外でランチを食べていたら、今の月2万円は無理でしょうね。

物価高で平均は増え続けている

ここ数年の食品価格の高騰で、同じ食生活を維持するのに必要なお金は増えています。2020年の平均38,257円と比べると、2025年は44,659円と約6,400円増えました。野菜・肉類・乳製品あたりの値上がりが顕著です。この物価高に対応するには、旬の食材を使う、プライベートブランド(PB)商品を選ぶ、特売日に合わせて買い物するといった地道な工夫が重要です。

内訳で見る「高くなる原因」

外食費は全体の約2割を占める

食費44,659円のうち外食費は9,761円(約22%)。外食の割合を下げるのが、いちばん手っ取り早い節約です。外食を週1回減らすだけで月に3,000〜5,000円の節約になります。「中食」はスーパーやコンビニの惣菜、冷凍食品、宅配などのこと。完全な外食よりは安いですが、毎日となると食費はかさみます。自炊と中食をうまく組み合わせるのが現実的な食費管理のコツです。

コンビニ習慣は月2〜3万円になる

1日1回、弁当と飲み物で650〜1,000円のコンビニ利用が続くと、それだけで月2〜3万円。見落としがちな食費の押し上げ要因です。弁当500〜800円、飲み物150〜200円が積み重なる計算です。個人的には、コンビニは「本当に急いでいるときだけ」の位置づけにするのが正解だと思います。日常の買い物はスーパーに切り替えるだけで、月に数千円は確実に変わってきます。

自炊なら1食200〜400円で作れる

自炊の食材費は1食200〜400円が目安。外食中心と比べると月1万円以上の差が出ます。

💡 自炊1日の食材費の目安
・朝食:100〜150円
・昼食:300〜400円(弁当持参)
・夕食:400〜500円
→ 1日800〜1,050円=月24,000〜31,500円
ノートパソコンで家計を記録する様子

目安は手取りの15%

収入別の食費目安表

「結局いくらに抑えればいいの?」への目安は、手取り収入の15%です。ファイナンシャルプランナー(FP)の解説で広く使われている基準で、10〜15%と幅を持たせて示す解説もあります。

手取り月収食費目安(15%)1日あたり現実的なスタイル
15万円22,500円750円自炊メイン+外食は月2〜3回
20万円30,000円1,000円自炊中心+週1回の外食ランチ
25万円37,500円1,250円自炊+外食半々でも余裕あり
30万円45,000円1,500円外食多めでも平均内

ただし、これはあくまで目安であって、自炊派か外食派かで現実的なラインは変わります。

食費の差は、そのまま残額の差

手取り20万円で食費3万円なら、固定費を払っても8〜9万円が手元に残る計算です。家賃6〜7万円、光熱費1万円、通信費5,000円、日用品3,000円とすると、残りは8.2〜9.2万円。ここから交際費や被服費、貯金を出します。食費が5万円に膨らむと残りは6〜7万円に減り、膨らんだ2万円ぶんだけ貯金や趣味に回す余裕が削られます。自分の手取りは月によってバラつきがありますが、家賃を除いた生活費を10万円以内に収める意識で管理しています。食費2万円はその中でもかなり絞っているほうですが、その分コーヒーや趣味のサブスクには躊躇なく使えるので、トータルの満足度は悪くないです。

管理は「記録→適正額→栄養」の順

まず1ヶ月、自動で記録する

適正額は生活スタイル次第。まずは1ヶ月間、食費を記録してどこに無駄があるか把握するところから始めましょう。自分はマネーフォワードMEと楽天カードを連携させて、食費が自動で集計されるようにしています。手書きの家計簿は3日で挫折した経験があるので、カード払い+アプリで「勝手に記録される」仕組みにするのが続けるコツでした。実際に記録してみると、自分の場合は週末のまとめ買いより、平日のちょこちょこ買いのほうに無駄が多いとわかりました。

節約は「旬・リスト・特売」の3つ

旬の食材・買い物リスト・特売のまとめ買い。この3つを習慣にするだけで食費はけっこう変わります。旬の食材は安くて栄養価も高いので積極的に取り入れる。買い物前にリストを作って衝動買いを防ぐ。特売日に合わせて買い物して、冷凍できる食材はまとめ買いする、という地道な組み合わせです。

削りすぎは医療費で返ってくる

食費を削るあまり炭水化物ばかりになると、体調を崩して医療費がかかる悪循環に陥ります。自分も健康診断でコレステロールを指摘されてから、タンパク質と野菜を意識するようになりました。鶏むね肉・卵・豆腐・納豆でタンパク質を摂り、冷凍野菜や旬の安い野菜でビタミン・ミネラルを補えば、コストを抑えながら栄養バランスは保てます。

結局のところ、食費は「平均と比べて高いか低いか」よりも、自分の生活に無理のない金額に着地させるのが一番です。自分の2万円が正解というわけではなく、外食でリフレッシュするのも立派なお金の使い方なので、まずは1ヶ月の記録で自分の適正ラインを見つけてみてください。

まずは1ヶ月記録してみて、自分の食費パターンを把握するのが第一歩だね

最新の統計データや食費の管理方法は、以下のサイトも参考になります。

よくある質問

一人暮らしの食費は月いくらが平均?

総務省の家計調査(2025年平均)によると、単身世帯の食費平均は月44,659円(外食費約1万円込み)。男性は約49,000円、女性は約41,000円と約8,000円の差があります。自炊中心なら2〜3万円に抑えることも十分可能です。

食費を手取りの何%に抑えるのが理想?

FPの多くが推奨する目安は手取りの15%。手取り20万円なら月3万円、25万円なら37,500円が目安になります。ただし自炊派なら10〜12%、外食が多い人は18〜20%と幅があるので、自分の生活スタイルに合わせて調整してください。

食費が平均より高い場合、まず何を見直す?

最初に見直すべきはコンビニ利用と外食頻度です。1日1回のコンビニ利用(弁当+飲み物で650〜1,000円)だけで月2〜3万円かかっていることも多く、スーパーに切り替えるだけで月5,000円以上の節約になります。まずは1ヶ月間の食費を記録して、どこに無駄があるか把握するところから始めるのがおすすめです。

まとめ

✅ この記事のポイント
  • 一人暮らしの食費平均は月44,659円(男性49,000円・女性41,000円)
  • 外食費は全体の約22%。外食を週1回減らすだけで月3,000〜5,000円の節約に
  • 手取りの15%が食費の目安。手取り20万円なら月3万円
  • 自炊中心なら月2〜3万円に抑えられる。鶏むね肉・卵・豆腐がコスパ最強
  • まずは1ヶ月間の食費記録から始めて、自分の適正ラインを見つけるのが第一歩