人工芝を敷いたのにデコボコになってしまった――これ、DIY施工で一番多い失敗だと思います。実際うちの庭も、施工後3ヶ月くらいで一部が凹んできたんですよね。原因はほぼ「下地処理の甘さ」です。この記事では、デコボコになる原因と直し方、そして最初から失敗しないための予防策をまとめています。

目次

デコボコになる原因
原因は大きく5つありますが、ぶっちゃけ上3つ(整地・転圧・下地材)が全体の8割以上を占めます。人工芝自体の問題というより、敷く前の準備の問題なんですよね。
地面の凹凸をそのまま残して人工芝を敷くと、当然ながら仕上がりもデコボコになります。石や根っこの除去、凹みの補修が不十分なケースです。見た目では平らに見えても、実際には細かい凹凸が残っていることが多いです。施工前に長い板や角材を地面に当てて、隙間がないか確認してください。
転圧が甘いと、施工直後は平らでも雨が降るたびに地面が沈んでデコボコが出てきます。うちの庭も転圧を1回しかやらなかった部分が見事に凹みました。転圧は最低2回、1回目の後に水をまいて自然に沈下させてから再度転圧するのが理想です。
粒度が大きすぎる砕石や、厚みが不均一な下地材はデコボコの原因になります。人工芝の下地材は山砂(粒径2〜5mm程度)がベストです。砂利や砕石の上に直接敷くと石の形がそのまま浮き出ます。ホームセンターで20kg入り300〜500円程度で買えるので、ここはケチらない方がいいです。
防草シートの品質が低かったり継ぎ目の処理が甘いと、芝の下で雑草が育って人工芝を押し上げます。部分的にこぶのような盛り上がりが出てきたら、ほぼ雑草が原因です。正直なところ、防草シートは安物を選ぶと後悔します。
埋め立て地や盛り土をした庭では、時間とともに自然な地盤沈下が起きることがあります。これは施工の良し悪しとは関係なく発生するので厄介です。こういう場所では念入りな転圧に加えて、数ヶ月の様子見期間を設けてから人工芝を敷くのが安全です。

デコボコの直し方
デコボコの範囲と程度によって、部分補修で済む場合と全面やり直しが必要な場合に分かれます。判断基準としては、「凹みが1〜2箇所で深さ1cm以内」なら部分補修、「広範囲にわたるor深さ2cm以上」ならやり直しの方が結果的に早いです。
軽度の場合:部分的な補修
凹んでいる部分だけ人工芝をめくって、下地材(山砂)を足して転圧し直します。費用は山砂代の数百円程度で済むので、まずはこちらから試してみてください。
- 凹んでいる箇所のU字ピンを抜く
- 人工芝をめくる(防草シートも必要に応じてめくる)
- 山砂を少量入れて均す
- 板や足で転圧する
- 人工芝を元に戻してピンで固定する
盛り上がっている場合は、逆に下地材を少し取り除きます。雑草が原因なら、雑草を根こそぎ除去してから補修してください。
重度の場合:下地からやり直し
広範囲にデコボコがある場合は、人工芝と防草シートを一度すべて剥がして下地作りからやり直すのが確実です。手間はかかりますが、部分補修を繰り返すよりも結果的に早いケースが多いです。やり直すなら今度こそ整地と転圧を徹底してください。

デコボコを防ぐポイント
一度敷いた人工芝をやり直すのは正直しんどいです。最初から失敗しないために、以下のポイントを押さえておいてください。特に「転圧を2回以上」と「整地に施工時間の半分をかける」の2つは、個人的に最も重要だと思います。
- 整地は時間をかけて丁寧に行う(施工時間全体の50%を目安に)
- 転圧は複数回行い、水をまいて再転圧する
- 下地材(山砂)は均一な厚さ(3〜5cm)で敷く
- 長い角材で地面の平坦さをこまめに確認する
- 高品質な防草シートで雑草の根からの突き上げを防ぐ
- 盛り土・埋め立て地では数ヶ月待ってから施工する
費用の目安としては、山砂が20kgで300〜500円、防草シートが1m×10mで1,500〜3,000円程度。ここにかけるお金をケチると、後で人工芝を剥がしてやり直すことになるので、トータルではむしろ高くつきます。

よくある質問
Q:雨の後にデコボコが目立つようになったのはなぜ?
雨水が地中に浸透すると土が締まって、転圧が不十分だった箇所が沈下します。雨後にデコボコが出てくるのは転圧不足のサインです。軽度なら部分補修で対応できます。
Q:デコボコを放置するとどうなる?
見た目が悪いだけでなく、人工芝の摩耗が不均一になって寿命が短くなります。また、凹んだ部分に水が溜まりやすくなり、水はけも悪化します。気づいた段階で早めに直すのがおすすめです。

まとめ
- デコボコの原因は8割以上が下地処理(整地・転圧・下地材)の不足
- 軽度(1〜2箇所・深さ1cm以内)なら部分補修で対応可能、費用は山砂代の数百円
- 広範囲なら下地からやり直す方が結果的に早い
- 予防の最重要ポイントは「転圧を2回以上」と「整地に施工時間の半分をかける」
- 下地材(山砂)と防草シートはケチると後でやり直しになるので、ここは投資する









