人工芝をDIYで敷いたときに最も気になるのが継ぎ目です。「継ぎ目が目立って不自然」「どうすれば目立たなくなる?」という悩みを持つ方は多いです。この記事では、継ぎ目が目立つ原因と、プロのような仕上がりにするテクニックを詳しく解説します。プロと素人の差はほぼここに出ます。

目次

継ぎ目が目立つ3つの原因
原因1:芝目の方向がバラバラ
最も多い原因です。隣り合うロールの芝目(芝が倒れている方向)が異なると、光の反射が変わり、色が違って見えます。これは離れた位置から見ると特に目立ちます。芝目は光の当たり方によって「明るく見える方向」と「暗く見える方向」があるため、同じ芝でも方向が違うだけで別の色に見えてしまうのです。
原因2:ロール間の隙間が不均一
ロール同士の間隔が広すぎると隙間が見え、狭すぎると盛り上がります。2〜3mmの均一な隙間が理想です。隙間を均一にするために、スペーサー代わりに割り箸や厚紙を挟みながら配置していく方法が有効です。
原因3:下地が平らでない
下地に凹凸があると、継ぎ目部分で段差ができて目立ちます。継ぎ目は特に下地の不均一が出やすい部分です。施工前に角材を使って下地の平坦さを確認する「水糸チェック」を行うとよいでしょう。

継ぎ目を目立たなくする5つのテクニック
テクニック1:芝目の方向を必ず揃える
すべてのロールの芝目が同じ方向を向くように敷きましょう。施工前にロールを広げて芝目の方向を確認し、マーカーや養生テープで矢印を書いておくと安心です。芝目の方向は、手でなでたときに芝が倒れる方向が基準です。基本的には、庭を眺める方向(家から見たとき手前側)に倒れるようにすると、最も美しく見えます。
テクニック2:ジョイントテープを使う
ロールの継ぎ目の下にジョイントテープ(人工芝用の接着テープ)を敷き、両方のロールをテープの上に載せて固定します。ロール同士がずれるのを防ぎ、均一な隙間を保てます。ジョイントテープには両面テープタイプと接着剤タイプがあります。屋外・庭用には耐候性の高い接着剤タイプが長持ちします。
テクニック3:継ぎ目の芝をほぐす
ロールを並べた後、継ぎ目部分の芝を手やブラシでほぐして立たせます。両側の芝が混ざり合うことで、継ぎ目が自然に隠れます。これだけで見た目が格段に変わります。施工直後だけでなく、しばらく経ってから再度ほぐすとさらにきれいになります。
テクニック4:余分な芝(耳)をカットする
ロールの端に製造時の耳(余分な基布部分)がある場合は、芝の列に沿って丁寧にカットします。耳をそのまま重ねると盛り上がりの原因になります。カットは鋭いカッターナイフを使い、定規を当てて真っすぐ切りましょう。基布はしっかりした素材なので、力を入れて一気に切るのがコツです。
テクニック5:少し離れて全体を確認する
施工中は近くで見ているため継ぎ目が気になりますが、少し離れて見ると目立たないことも多いです。仮敷きの段階で3〜5m離れた位置から全体の見え方を確認しましょう。また、実際に庭を使う場面(家の中から見る・立って見下ろす)でも確認するのがおすすめです。

継ぎ目の位置を工夫する
継ぎ目の位置を意識するだけで目立ちにくくなります。
- 庭の奥(家から遠い位置)に継ぎ目をもってくる
- 花壇の境界線や構造物の下に継ぎ目を合わせる
- 芝目の方向に対して垂直に継ぎ目を入れる(平行だと目立ちやすい)
- なるべく少ない枚数のロールで収まるよう面積を計算する

よくある質問
Q:施工後に継ぎ目が目立ってきた場合はどうする?
時間が経って継ぎ目が開いてきた場合は、ジョイントテープを継ぎ目の下に差し込んで再固定する方法があります。また、継ぎ目の芝をブラシでほぐすだけで改善されることもあります。
Q:継ぎ目はどのくらいの期間で目立つようになりますか?
適切に施工すれば5〜10年程度は目立ちません。ただし、強風や大雨でロールがずれた場合は早めに補修が必要です。定期的にチェックして、ずれや浮きを早期発見することが大切です。

まとめ
継ぎ目を目立たなくするポイントは「芝目を揃える」「ジョイントテープで固定」「芝をほぐして隠す」の3つです。さらに継ぎ目の位置を工夫することで、より自然な仕上がりになります。これらを丁寧に行えば、DIYでもプロに近い仕上がりを実現できます。それでも不安な方は、プロの業者に依頼すれば確実にきれいな仕上がりが期待できます。







