小さい子どもを連れた移動では、歩かなくなった瞬間に全部が止まる。子どもが座って乗れるスーツケースは、その場面を助けてくれる。ただ年に数回しか使わないものを買うと、乗れる期間が終わったあとに置き場所だけが残る。結論から書くと、使う時期が限られるからこそレンタルが向いている。
子ども向けの選択肢
| タイプ | 特徴 | 向いている年齢 |
|---|---|---|
| 乗れるタイプ(ジェットキッズ等) | またがって座り、大人が引く | 歩き疲れる年齢 |
| 子ども用キャリー | 自分で引ける小型 | 自分で運べる年齢 |
| 大人用+ベビーカー | 荷物と移動を分ける | 乳幼児 |
レンタルで扱っているブランド
アールワイレンタルはブランド一覧にジェットキッズとキッズトラベルを掲載しており、子ども向けの製品を扱っている。Mサイズの商品一覧では、キッズトラベルキャリー65Lが2日間4,400円のところ3,960円(10%OFF)と表示されていた。税込で、往復送料は無料だ。
一方、レンティオ・ククレンタル・エース直営レンタル・マイレンタルの公式サイトでは、子どもが乗れるタイプの取扱を確認できなかった。ククレンタルは自社ブランド中心の在庫、エース直営レンタルはプロテカ・ace.・HaNTの3系統で、いずれも大人用だ。
一般のスーツケースに子どもを座らせるのは想定された使い方ではない。ククレンタルの約款は、商品の通常利用目的の範囲を逸脱して破損した場合を弁償の対象としている。乗せるなら、そのために作られた製品を選びたい。
使う時期が短いから借りる
子どもが乗れるスーツケースには、体重の上限と適した年齢がある。歩き疲れる年齢を過ぎれば不要になるし、その頃には自分でキャリーを引けるようになる。使うのは数年間で、その間の旅行回数は多くても数回だ。
買った場合、その数年が終わってからも置き場所は必要になる。年に一度も使わないものにクローゼットの一角を割く判断は、ワンルームでなくても軽くない。エース直営レンタルのFAQも、購入かレンタルかの相談に対して住宅事情を考慮するよう答えている。
飛行機に乗せるときの確認事項
子ども用でも、預け入れや機内持ち込みの規定は大人と同じだ。ANAは国内線の機内持ち込みについて、100席以上の機材で3辺合計115cm以内(55cm×40cm×25cm以内)、100席未満で3辺合計100cm以内(45cm×35cm×20cm以内)とし、重量は身の回り品と合わせて10kg以内としている。
もうひとつ確認したいのが電池だ。充電機能付きの製品は預け入れができない。国土交通省の資料では、バッテリーが内蔵・装着された鞄について「電池を取り外さない場合は機内持込みとし、電池を取り外す場合はリチウムイオン電池の予備電池の規定に従うこと。」とされ、「電池を取り外した鞄のみは持込み・お預け可」とされている。
ベビーカーとの使い分け
乳幼児であれば、乗れるスーツケースよりベビーカーのほうが確実だ。航空会社は折りたたみ式ベビーカーを無料で預かるとしている社が多く、AIRDOも折たたみ式ベビーカーや携帯用ゆりかご、チャイルドシートは無料で預かるとしている。荷物はスーツケース、移動はベビーカーと役割を分けたほうが、結果的に扱いやすい。
破損の扱いも確認しておく
子どもが使うと、通常より扱いが荒くなりやすい。各社とも通常使用の範囲なら無償としており、レンティオは「スーツケースのレンタル期間中はお客様に過失のない故障には修理費など一切請求いたしません。過失により破損された場合も免責費は2,000円まで。それ以上のご負担はありません。」としている。アールワイレンタルも全商品が損害保険加入済みで、使用中の破損やキズは無償だ。
ただし内部の汚れは別扱いになる。同社は内部の汚れを損害補償の対象外とし、不注意で汚した場合はクリーニング代を請求するとしている。飲み物やおやつを入れるときは、袋に分けておきたい。
よくある質問
子どもが乗れるスーツケースはどこで借りられますか?
アールワイレンタルがジェットキッズとキッズトラベルを取扱ブランドに掲載している。他の主要なレンタル会社の公式サイトでは、乗れるタイプの取扱を確認できなかった。
普通のスーツケースに子どもを座らせてもいいですか?
想定された使い方ではないため避けたい。ククレンタルの約款は、通常利用目的の範囲を逸脱して破損した場合を弁償の対象としている。乗せる前提なら、その用途の製品を選んでほしい。
レンタルの子ども用は何泊向けですか?
アールワイレンタルのキッズトラベルキャリーは65LでMサイズ(3〜5泊)に分類されていた。家族分の荷物を入れるのか、子どもの荷物だけを入れるのかで必要な容量は変わる。
まとめ
子どもが乗れるスーツケースは、使える時期が数年に限られる。だからこそ買うより借りるほうが素直だ。取扱があるのはアールワイレンタルで、飛行機に乗せるなら電池の有無とサイズを事前に確認したい。











