「教官が怖い」「厳しすぎて教習に集中できない」――合宿免許でこう感じる人はかなり多いです。自分も山形で合宿免許を取ったとき、厳しめの教官に当たって緊張した経験があります。ただ、教官との相性が悪いなら担当変更すればいいだけの話です。我慢し続ける必要はありません。
教官が厳しい理由
まず前提として、教官が厳しいのにはちゃんと理由があります。車は一歩間違えば人の命に関わるので、「まあいいか」で済ませるわけにはいきません。

- 安全に関わるミスには厳しく指摘する必要がある
- 検定に合格できるレベルまで引き上げる責任がある
- 注意しないと癖がついてしまい、後で修正が難しくなる
「厳しい=嫌われている」と感じるかもしれませんが、ほとんどの場合は安全のための指導です。ただし、厳しさにも限度があります。人格否定や過度な叱責は話が別です。
「厳しい」と「パワハラ」の境界線
「指導として許容される厳しさ」と「明らかにおかしい言動」は全然違います。判断基準をはっきり持っておくべきです。
| 比較項目 | 指導の範囲 | パワハラの可能性 |
|---|---|---|
| 言葉遣い | 「何度言ったらわかるんだ」程度 | 「こんなこともできないなら免許取るな」 |
| 内容 | 運転ミスへの注意・正しい操作の指示 | 人格否定・怒鳴り続ける・性的な発言 |
| 態度 | 真剣な表情・語気が強い | 暴力・物を投げる・無視し続ける |
| 対処法 | 接し方を工夫する・担当変更を依頼 | 教習所の窓口に即報告 |
パワハラレベルの言動があった場合は、遠慮なく教習所の窓口に報告すべきです。教習所側も把握したいはずです。
担当変更の方法
教官と合わないなら、担当変更を申し出るのが一番手っ取り早い解決策です。ただし合宿では担当制を取らず、時限ごとに別の指導員が付く教習所も少なくありません。その方式だと担当変更という手続き自体がないので、まず自分の教習所がどちらなのかを受付で確認してください。担当制であれば変更の申し出は珍しいことではないので、気まずさを心配しすぎる必要はありません。
- 受付窓口に伝える:担当教官を替えてほしいと受付に伝える。書面や理由書まで求められることは少ない
- 理由は詳しく説明しなくてよい:合わないと伝えれば通じることが多い。ただし応じてもらえるかは教習所の方針と時期の混み具合による
- 変更後について:元の教官と顔を合わせることはある。担当から完全に外してもらえるかは教習所の運用しだい
合宿免許は毎日教習があるので、教官との相性の影響がかなり大きいです。通学なら週に数回だからまだ我慢できますが、合宿は朝から晩まで一緒なので、合わないと感じたら早めに変更したほうがいいです。ストレスを抱えたまま教習を受けても上達しません。
自分が2013年2月に山形の教習所で合宿免許を取ったとき、最初に担当になった教官は声が大きくて指示も厳しく、かなり萎縮しました。でも3日目に別の教官に替わったら同じ内容の指導でも「次はこうしてみよう」と前向きに伝えてくれて、一気に運転が楽しくなりました。結局、仮免の学科で一度つまずいた以外は予定どおりの日程で卒業できました。途中で相性のいい教官に出会えたのが大きかったと思います。
教官と上手く付き合うコツ
担当変更するほどではありませんが、教官とちょっと気まずい…という場合は、こちらの接し方を変えるだけで関係が改善することもあります。教官も人間なので、やる気が見える教習生には自然と優しくなるものです。
- 挨拶をしっかりする → 第一印象と態度で教官の対応も変わる
- 素直に「はい」と返事する → 反論すると関係が悪化しやすい
- わからないことは正直に伝える → 「わかりません」と言える人のほうが伸びる
- アドバイスをメモして実践する姿勢を見せる → 教官のモチベーションも上がる
態度が悪い教習生には教官も厳しくなりがちです。逆に、素直に聞いてちゃんと実践しようとする人には丁寧に教えてくれることが多いです。
最近は優しい教官が増えている
自分が合宿に行った頃と比べると、最近の教習所は接客面がかなり改善されています。口コミを見ても「教官が優しかった」という感想がかなり多いです。
- 「ほめちぎる教習所」(三重県)のように、褒めて伸ばす方針の教習所もある
- 教習所の口コミで「教官が優しい」という評判を事前にチェックできる
- 「教官」「指導員」というキーワードで口コミを検索すると、リアルな評判が見つかる
教官の雰囲気が不安なら、申し込み前に口コミをしっかりチェックしておくのが一番確実です。免許コンシェルジュで各教習所の口コミを確認できます。

よくある質問
担当変更を申し出たら気まずくならない?
担当制を取っている教習所なら、変更の申し出そのものは珍しくありません。理由も合わないと伝えれば通じることが多いです。変更後に元の教官と顔を合わせることはありますが、担当から外してもらえるかどうかは教習所の運用によります。合宿では時限ごとに指導員が替わる方式のところもあるので、まずは受付で確認してみてください。
パワハラを受けたらどうすればいい?
教習所の受付窓口に即報告してください。人格否定の発言・怒鳴り続ける・暴力・性的な発言は明らかにパワハラです。教習所側も把握したいと思っているので、遠慮する必要はありません。改善されない場合は、指定自動車教習所を監督している都道府県公安委員会(窓口は運転免許センターの教習所担当課)に相談する方法もあります。
教官が怖くない教習所を選ぶには?
申し込み前に口コミで「教官」「指導員」というキーワードを検索するのが確実です。「教官が優しかった」という口コミが多い教習所を選べば、怖い教官に当たるリスクを大幅に減らせます。
まとめ

- 教官が怖い・合わないと感じたら、受付に「担当変更」を申し出るだけでOK
- 教官の厳しさは安全のため。ただしパワハラレベルなら遠慮なく報告する
- こちらの態度や接し方を変えるだけで関係が改善することもある
- 申し込み前に口コミで教官の評判をチェックしておくと安心










