札幌で喪服を即日で用意したいとき、条件は本州とかなり違います。宅配は早くて翌々日、社によっては3日後になるため、今日中に要るなら取りに行くことになります。今回確認できた当日の受け取り先は3系統で、料金も試着の可否もかなり違いました。北海道特有の条件を、公式の記載で押さえていきます。
札幌の条件を先に整理する
| 手段 | 札幌での扱い |
|---|---|
| 店頭受取 | 中央区の受取センター。16時までの注文で当日(女性用は15時と記載)。受取10〜18時・準備2時間・土日祝休 紳士8,800円/レディース9,800円・最長3泊4日 |
| 貸衣装店(清田区) | レスポアール(011-887-6679)。最短当日お渡し・試着と裾直しができるが男性用のみ。お葬式用礼服1泊2日6,050円(税別=税込6,655円)。予約制なので要電話 |
| 斎場で受け取る | やわらぎ斎場(0120-600-300)。札幌は通夜日前日16時が期日で当日は要相談。和装一式あり。電話のみ・料金は要問合せ・注文後キャンセル不可 |
| 宅配(大手) | 北海道は翌々日。礼服レンタル.comは3日後 |
| 送料 | 北海道は無料対象から外れる社がある |
| 24時間の無人店舗 | 無人店舗の2社はいずれも道内に店舗がない |
受取センターは中央区・16時締切
レンタルのやましたは「16時までのご注文で 札幌営業所にて喪服を今日中にお受取り頂けます。」としています。場所は「北海道札幌市中央区北3条東5丁目5番地 岩佐ビル2F」で、公式ページでは「東西線バスセンター前徒歩5分」と案内されています。
注意したいのは、受け渡しまでの時間です。同ページには「※ご注文から商品お渡しまで2時間ほど準備期間を頂いております、ご了承ください」とあります。営業時間は10時から18時、定休日は土日祝です。受け取りは10時から18時までの1時間刻みで指定する形なので、16時ちょうどに注文した場合、残るのは17時から18時の枠だけになります。閉店時刻ぎりぎりですから、余裕をもつなら15時までに注文を済ませてください。
締切について、同社のなかで記載が分かれています。カテゴリページは16時ですが、レディースの商品ページは3点とも商品名に「15時までのご注文で当日札幌市内で受取れます。」と入っています(7〜25号・7〜15号・M〜4L)。紳士礼服のほうには締切の記載がありません。女性用を15時過ぎに注文するつもりなら、先に電話で確かめておいたほうが確実です。
同ページは「※道外からご返却の際は元払いにてご返却いただきますようお願い致します。(道内からは無料です。)」としています。札幌で借りて道外に移動してから返すと、送料が自己負担になります。帰省先で借りる場合は、返す場所まで決めておくと安心です。
清田区の貸衣装店は当日・試着つき
受取センターのほかに、当日渡してくれる貸衣装店があります。清田区のレスポアールで、公式に「お急ぎでも対応致しております。最短当日お渡し」と書かれています。流れは「ご来店→試着→裾直し(30~40分程)→お着替えorお渡し」で、試着も裾直しもでき、その場で着替えて出られます。やましたの店頭受取が試着も着替えも断っているのとは対照的です。場所は札幌市清田区清田3条2丁目12-13で、衣裳レンタルは2階、電話は011-887-6679です。
ただし、ここは男性用だけです。同ページに載っているのはモーニング・タキシード・エンビ服・半礼服・お葬式用礼服で、女性用のブラックフォーマルは掲載されていません。女性がサイズで迷っている場合は、この店ではなく別の手段を考えることになります。持ち物として「ご用意いただくもの」にワイシャツ・下着・靴が挙がっている点も、当日に行くなら押さえておいてください。
料金はお葬式用礼服(1泊2日)が6,050円で、同ページに「※表示価格は税別表記です。」とあるため税込では6,655円です。やましたの紳士8,800円(税込)より2,000円ほど安く済みます。ただし期間が違います。同店は「1泊2日のレンタルですが、延泊も可能です。」としており、やましたの最長3泊4日より短い設定です。通夜と告別式で2日にわたるなら、延泊の料金も聞いておいてください。
ただし、行く前に必ず電話してください。同店は「ご予約のお客様のみお店を開いております。」としています。飛び込みで行っても開いていません。清田区は札幌の中心部から離れていますので、在庫とサイズを電話で確かめてから向かってください。
斎場で受け取る方法もある(和装はこちら)
葬儀社のやわらぎ斎場も喪服を貸し出していて、こちらは和装を扱う点が他と違います。同社の斎場ページには「和装一式、スーツ、ワンピース」と書かれ、和装一式の中身は「※和装一式:着物、帯、長襦袢、帯上げ、帯締め、草履などです。詳しくはお電話でお問合せください。」とされています。着付けについては「※和装の着付けサービス(別途料金)もございます。」とのことです。
ただし期日が早めです。札幌市内の斎場は「通夜日前日の」16時までが注文期日で、「※通夜当日のご注文については、ご相談ください。」という扱いになります。今日の通夜に間に合わせたいなら、まず電話で相談する形です。申し込みは電話のみで、「※注文後のキャンセル不可です。」という条件も付きます。料金は公式に記載がないため、問い合わせで確認してください。
宅配は翌々日から。1社は3日後
北海道は宅配の到着が本州と1日違います。Cariru BLACK FORMALは2日後からの指定になる地域として「北海道、青森県、秋田県、和歌山県、中国地方全域、四国地方全域、九州地方全域」を挙げています。RENCAは「16時までのご注文で本州、四国は翌日配送が可能です。」としたうえで、「その他の地域(離島を除く)は翌々日配送になります。」と続けています。北海道は後者に入ります。
そして礼服レンタル.comは、北海道だけさらに1日遅くなります。同社の配送エリア表では、青森が「翌日14時以降」なのに対して北海道は「3日後」の区分に入っています。本文でも「14時までのご注文は即日発送いたしますので、全国(北海道、沖縄、一部離島を除く)に翌日のお届けが可能です。」と、北海道を除外して書いています。他の地域向けの記事で「翌日午前中」と紹介されている会社ですが、札幌では当てはまりません。
送料の扱いも本州とは違います。礼服レンタル.comは送料無料の条件として「※ 北海道、沖縄、離島など一部地域を除きます。」としています。北海道を送料無料から外しているのは1社だけではありません。レンタルのやましたも「全国往復送料無料(沖縄・北海道及び一部離島を除く)・代引き手数料無料」としています。宅配で比べるときは、この分を足した総額で見てください。
間に合わせるための組み立て
訃報から通夜まで中1日あるなら宅配でも間に合いますが、当日や翌朝が期限なら札幌市内で受け取ることになります。男性でサイズに不安があるならレスポアール(試着と裾直しができます)、中心部で早く済ませたいならやましたの受取センター、和装が要るならやわらぎ斎場です。女性の場合、レスポアールは対象外なので、やましたで受け取るか斎場に相談する形になります。レスポアールとやわらぎ斎場はどちらも電話が要りますので、まず在庫を確認してから動いてください。市外に住んでいる場合は、移動時間も含めて締切から逆算することになります。
料金と期間の条件
札幌受取センターの料金は、紳士礼服シングルが8,800円、レディースのアンサンブルが9,800円です。商品は紳士2点・レディース3点の計5点で、子ども用の扱いはありません。同社のサイトで見かける「5,800円〜」は宅配を含めた全体の下限で、札幌受取の商品にその価格帯はありません。期間は「レンタル期間は最長3泊4日です。」となります。返却は「ご返却はご利用日の翌日に同梱しております着払い伝票にてご返送ください。」という運用です。
期限を過ぎたときの負担も決まっています。同社は「お客様の都合によりご発送が遅れた場合は、1日につき1着1000円を延長料として別途ご請求させていただきます。」とのことです。北海道は宅配の日数がかかるぶん、返送も余裕を見て出しておきたいところです。
送料の扱いも押さえておきます。同社の配送条件は「全国往復送料無料(沖縄・北海道及び一部離島を除く)・代引き手数料無料」で、北海道は無料の対象から外れています。宅配で借りる場合は、この分を上乗せして比べる必要があります。
よくある質問
土日に喪服が必要になったらどうすればよいですか?
やましたの受取センターは土日祝が定休なので、その日に受け取ることはできません。金曜のうちに注文して受け取っておくか、宅配で早めに手配するかになります。ほかに清田区のレスポアールとやわらぎ斎場という選択肢がありますが、どちらも土日の営業状況が公式に明記されていませんので、電話で確かめてください。北海道は宅配が早くて翌々日ですから、日程が分かった時点で動いておくと落ち着いて準備できます。
旭川や函館からでも使えますか?
旭川なら、地元で当日に手配できる可能性があります。やわらぎ斎場は旭川にも展開していて、注文期日が「通夜日の」昼12時と、札幌(通夜日前日の16時)より遅い設定です。その日の昼までに電話すれば、旭川で受け取れる計算になります。小樽は「通夜日の」午前10時とさらに早い期日です。一方、函館は同社の展開地域に入っていませんので、宅配で早めに手配するか、地元の貸衣装店を当たることになります。
札幌に24時間の無人店舗はありますか?
ありません。無人店舗を展開している5社(喪服レスキュー・喪服レンタル24・喪服のミライ・今すぐ喪服・礼服喪服レンタル24)の店舗一覧を確認しましたが、いずれも北海道に拠点がありませんでした。出店は東京・神奈川・埼玉・静岡・大阪・京都・滋賀・兵庫・福岡にとどまります。札幌では、営業時間内に動ける3つの手段が当日の受け皿になります。
まとめ
札幌の喪服レンタルは、宅配が早くて翌々日、礼服レンタル.comは3日後という前提で考えます。当日に必要なら、中央区の受取センター(16時締切・準備2時間・10〜18時・土日祝休・紳士8,800円)、清田区のレスポアール(最短当日・試着と裾直し可・税込6,655円・要予約・男性用のみ)、やわらぎ斎場(和装あり・電話のみ・当日は要相談)の3つが候補です。土日に必要になった場合、受取センターは閉まっているので、残りの2つに電話して当日の可否を聞くことになります。返却の送料も道内と道外で変わりますから、借りる前に返す場所まで決めておくと迷いません。











