今日中に喪服が要るなら、配送を待つ選択肢は消える。残るのは店舗で受け取る方法だ。結論から書くと、24時間営業の無人店舗を展開する社と、都市部に即日受取拠点を持つ社があり、対応都市は東京・神奈川・埼玉・大阪・福岡・北海道・愛知・広島などに広がっている。どこで何が受け取れるのか、公式の店舗情報から整理する。
店舗受取ができる社
| サービス | 受取拠点のある地域 | 特徴 |
|---|---|---|
| 喪服レスキュー | 東京・神奈川・埼玉・大阪・福岡 | 24時間営業の無人店舗。試着できる |
| 礼服レンタルのやました | 東京・埼玉・北海道・大阪・愛知・広島・福岡・新潟 | 受取拠点が最も多い。ロッカー受取もある |
| RENCA | 東京・北千住 | 16時までの注文で当日受取 |
24時間使える無人店舗
喪服レスキューは無人店舗方式を採っている。予約から決済までをスマートフォンで済ませ、共有された暗証番号で入室する流れだ。公式の利用ガイドでは、来店予約時に共有された暗証番号で入室すること、「来店予約日時前に来店いただいても、共有した暗証番号が有効化されていないため、ご入室はできません。」という注意が示されている。
店舗の広がりは東京都内が中心で、大手町・日本橋浜町・浜松町・渋谷・新宿南口・飯田橋・池袋・立川・八王子が24時間営業。加えて東京博善の斎場内にも店舗があり、町屋・四ツ木・桐ヶ谷・代々幡・落合・堀ノ内の各斎場に置かれている。都外では横浜駅西口・横浜関内・川越・新大阪・難波・天神西・博多駅前が24時間営業だ。
福岡には返却専用の拠点もある。公式の店舗一覧では白洋舍の大名店と博多駅店が返却のみとして掲載されている。
葬儀場そのものの中に受取拠点があるケースがある。会場に着いてから着替えるという段取りが組めるので、遠方から向かう場合には検討する価値がある。
都市部の即日受取サービス
礼服レンタルのやましたは受取拠点の数が多い。公式サイトに掲載されているのは、東京の北千住・五反田・新宿、埼玉の所沢と浦和エリア、そして札幌・大阪・名古屋・広島・博多・糸魚川だ。浦和エリアはロッカー受取という方式で、第一工場前・武蔵浦和・浦和本店・戸田駅前・北戸田・ライフ蕨店・南浦和・中浦和・与野本町の9か所が並ぶ。
店頭受取の支払い方法には制約がある。同社は「◆お支払はクレジットカードでお願いしております。」とし、「◆北千住センターでのお受取りの場合にのみ現金でのお支払いが可能です。」としている。
RENCAも東京・北千住に受取拠点を持つ。「東京・北千住センターでは、16時までのご注文で当日中のお受取が可能です。」とし、「※営業時間は11時~17時となります。」という条件が付く。夜間には使えないので、退勤後に寄れるかは時間次第だ。
受け取りは本人でなくてもよいか
家族が代わりに受け取れるかは実務上よく問題になる。RENCAは「可能でございます。」とし、「お受け取りいただく際、ご注文者様のお名前をご提示いただきますようお願いいたします。」と案内している。
店舗で借りたものをどう返すか
受け取りは店舗でも、返却の方法は社によって違う。RENCAは店頭受取商品について「配送商品と同様、同梱の着払い伝票にて配送でご返却をお願いいたします。」としており、店舗に持ち込む形ではない。
喪服レスキューは両方から選べる。利用ガイドでは、来店して返す場合は「ご返却時の来店予約は不要です。」とされ、返却店舗の変更も可能とされている。一方で配送で返す場合は「送料はお客様の負担となります。」という扱いになる。
よくある質問
近くに店舗がない場合はどうすればいいですか?
宅配型を使うことになる。16時までに注文すれば本州・四国は翌日到着が見込める社が多い。今日中でなければ十分に間に合う。
店舗で試着してから決められますか?
喪服レスキューはできる。無人で時間制限もないが、利用ガイドでは「時間制限もありませんが、次のお客さまが来店する可能性もあるため、1時間程度の滞在でレンタルしていただけたら幸いです。」とされている。一方でRENCAは店頭受取でも試着に対応していない。
店頭受取の商品は宅配より高いですか?
社によって違う。RENCAの場合、男性礼服は宅配のベーシックセットが4,800円(税込)、北千住の店頭受取が6,800円(税込)と差がある。即日で受け取れる分の差と考えられる。
まとめ
店舗受取は「今日中」という条件を満たす唯一の手段になる。無人店舗なら深夜でも動けるし、都市部なら即日受取の拠点が複数ある。ただし返却方法と支払い方法に制約が付くことがあるので、受け取る前にそこまで確認しておきたい。











