不用品回収を仙台で|許可業者4社は担当区域で決まっている

不用品回収を仙台で|許可業者4社は担当区域で決まっている

仙台で不用品回収を探すと、検索結果に見慣れない会社が並んで判断がつかない、という声をよく見る。ところが仙台市の場合、探し方はかなりはっきりしている。市は一般廃棄物収集運搬業の許可業者を、担当区域つきで公式サイトに掲載している。どの区に住んでいるかで、頼む先がほぼ決まる仕組みだ。結論から書くと、仙台では市の粗大ごみ手数料(400円・800円・1,200円・1,600円)を基準線にして、それで足りない分を担当区域の許可業者に相談する、という順番になる。

お住まいの区域仙台市の許可業者(一般廃棄物収集運搬業)電話
青葉区(宮城総合支所管内を除く)・宮城野区・若林区のうち、おおむね南町通・新寺通より北側協業組合 仙台清掃公社022-236-6543
同・南側/太白区(秋保総合支所管内を除く)株式会社 公害処理センター022-289-6111
泉区株式会社 泉022-376-4753
青葉区(宮城総合支所管内)・太白区(秋保総合支所管内)株式会社 宮城衛生環境公社022-393-2216

※出典は仙台市・お問い合わせ先一覧(仙台市の許可業者)(2026年7月時点で確認)。

南町通・新寺通で担当が分かれる

表を見て気づくのは、区の中で線が引かれていることだ。青葉区(宮城総合支所管内を除く)・宮城野区・若林区は、おおむね南町通・新寺通より北側が協業組合仙台清掃公社、南側が株式会社公害処理センターの担当になっている。同じ若林区でも、住んでいる場所によって電話をかける先が変わる。

また、青葉区でも宮城総合支所管内、太白区でも秋保総合支所管内は別扱いで、株式会社宮城衛生環境公社が担当する。市域が広く、山間部を抱える仙台らしい分け方だ。

この一覧があるということは、逆に言えば、ここに載っていない社名で「仙台市の許可業者です」と名乗る会社があれば、その主張の中身を確認する必要があるということでもある。

市の粗大ごみは400円刻み。納付券は2種類だけ

基準線になる市の粗大ごみを見ておく。仙台市の粗大ごみは事前申込制の有料収集で、市は「品目や大きさなどによりお支払いいただく手数料の金額が異なります(400円・800円・1,200円・1,600円、スプリングマットレスは3,000円)。」と案内している。

ここで戸惑いやすいのが納付券の買い方だ。市が販売しているのは400円券と、スプリングマットレス専用の3,000円券の2種類しかない。手数料が800円なら400円券を2枚買う、という運用になる。取扱店は市内のスーパーやコンビニのほか、鶴ヶ谷ショッピングセンター協同組合、カインズホーム仙台港店、相原酒店、SEIYU太白店といった個別の店舗名まで市のページに列挙されている。

申込みはインターネットか電話で仙台市粗大ごみ受付センターへ。電話の受付時間は月曜から金曜の午前9時から午後5時までで、祝休日も受け付けている。インターネット申込みは仮受付のあとに本登録完了メールが届き、市は「このメールを受信することで受付が完了します。」としている。メールが届かないまま当日を迎えると収集されない。

家からの運び出しは原則なし。ただし例外がある

仙台市は粗大ごみについて、原則として家からの運び出しは行っていないと明記している。ただし例外があり、高齢者(65歳以上)または障がい者の方のみで構成される世帯で、指定した場所に出せない事情がある場合には家からの運び出しを行うとしている。数量が2点以内であることなど一定の要件があるため、詳細は粗大ごみ受付センターに問い合わせることになる。

裏を返せば、この条件に当てはまらない人が「部屋から出せない」問題を抱えたときは、市の制度では解決しない。エレベーターのない集合住宅の上階から大型家具を下ろすといった作業は、業者に頼む合理性がある場面だ。

業者に頼む場合の費用と、確認しておくこと

軽トラック1台の積み放題について、一括見積もりのエコノバは「この軽トラック積み放題サービスの料金相場は、概ね1.5万円から1.8万円程度となっています。」と説明している。仙台市の粗大ごみに置き換えると、1,600円の品を9点出すのとおおむね同じ水準だ。点数が少ないなら市の粗大ごみ、多いなら業者、という判断になる。

⚠️ 「無料で回収します」に応じる前に
家庭から出た廃棄物を有料で収集運搬するには、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可がいる。仙台市は許可業者を担当区域つきで公開しているので、依頼先の社名が上の4社のいずれかと一致するかを先に確認できる。一致しない場合は、その会社がどの立場で回収するのか(買取なのか、廃棄物の収集なのか)をはっきりさせたい。契約トラブルの相談先は消費者ホットライン「188」。

許可制度そのものの仕組みと、業者を比べるときのチェック順序は別記事にまとめている。

よくある質問

仙台市で許可を持つ不用品回収業者はどこで調べられますか?

仙台市の公式サイトのお問い合わせ先一覧に、一般廃棄物収集運搬業の許可業者が担当区域つきで掲載されている。青葉区(宮城総合支所管内を除く)・宮城野区・若林区のうちおおむね南町通・新寺通より北側は協業組合仙台清掃公社、南側と太白区(秋保総合支所管内を除く)は株式会社公害処理センター、泉区は株式会社泉、青葉区の宮城総合支所管内と太白区の秋保総合支所管内は株式会社宮城衛生環境公社が担当している。

仙台市の粗大ごみ納付券は800円分をどう買えばいいですか?

400円券を2枚買う。仙台市が販売している納付券は400円券と、スプリングマットレス専用の3,000円券の2種類だけで、手数料が800円なら400円券を2枚、1,200円なら3枚という買い方になる。納付券の払い戻しはできないため、受付センターへの申し込みが完了して金額が確定してから購入するよう市も案内している。台紙(領収書)は収集が終わるまで保管する。

粗大ごみを部屋の中から運び出してもらえますか?

原則として行っていない。仙台市は、粗大ごみは原則として家からの運び出しを行っていないとしたうえで、高齢者(65歳以上)または障がい者の方のみで構成される世帯で指定した場所に出せない事情がある場合には運び出しを行うとしている。数量が2点以内であることなど一定の要件があるので、詳しくは粗大ごみ受付センターへ問い合わせてほしい。

許可業者が担当区域つきで並んでいるのは珍しい。仙台なら、住所さえ分かれば頼む先がほぼ絞れてしまう。

まとめ

仙台市の粗大ごみは400円・800円・1,200円・1,600円(スプリングマットレスは3,000円)で、納付券は400円券と3,000円券の2種類。申込みはインターネットか電話で、インターネットの場合は本登録完了メールの受信をもって受付完了になる。

量が多い、あるいは運び出しが必要で市の制度では足りないときは、市が公開している担当区域つきの許可業者一覧が出発点になる。南町通・新寺通を境に担当が分かれるという細かさなので、自分の住所がどちら側かを確認してから電話をかけたい。

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