人工芝を庭に敷いたとき、周囲の土や砂利、コンクリートとの境目をどう処理するかで、庭全体の印象が大きく変わります。境目の処理が甘いと、端がめくれてきたり、土が流れ込んで見た目が悪くなることもあります。逆に境目をきれいに仕上げると、庭がぐっとおしゃれに、プロが施工したような仕上がりになります。この記事では、境目の処理が必要な理由から、具体的な仕上げ方法まで詳しく解説します。

目次

境目の処理が必要な理由
「とりあえず敷いておけばいいか」と思いがちな境目の処理ですが、実はいくつかの重要な役割があります。
- 端のめくれ防止:人工芝の端を固定することで、風や踏み圧でめくれるのを防ぐ
- 雑草の侵入防止:境目から雑草が侵入するのを防ぐ
- 土や砂利の流れ込み防止:雨などで土が人工芝側に流れ込むのを防ぐ
- 見た目の向上:きれいな境界線が庭全体を整然とした印象にする
特に境目の処理をしないと、数年後には土や砂利が人工芝に混入して、清掃が非常に難しくなります。最初に少し手間をかけるだけで、長期的なメンテナンスが楽になります。

境目の仕上げ方法
方法1:レンガで縁取り
最も人気が高く、ナチュラルな雰囲気の庭に最適な方法です。レンガを人工芝の端に沿って一列(または複数列)並べることで、美しい境界線を作ります。
施工のポイントとしては、まずレンガを置く場所を5〜10cm程度掘り下げ、砂やモルタルを敷いて安定させます。人工芝の端をレンガの下に5mm程度挟み込むようにすると、めくれ防止効果が高まります。レンガはモルタルで固定すると安定性が増し、雨風でずれにくくなります。レンガの色は赤レンガ(クラシック)、白レンガ(ナチュラル)、黒レンガ(モダン)など好みで選びましょう。
方法2:見切り材(エッジング材)
金属(アルミやスチール)またはプラスチック製の見切り材を地面に打ち込んで、人工芝と他の地面を仕切る方法です。直線的でシャープなラインが生まれ、モダンな庭に最適です。
アルミ製の見切り材は錆びにくく耐久性が高いため、長期使用に向いています。スチール製はコーテン鋼(耐候性鋼)を使うとおしゃれなサビ色になります。施工はシンプルで、地面に打ち込むだけなのでDIYにも向いています。価格はプラスチック製で1mあたり200〜500円、アルミ製で500〜1,500円程度が目安です。
方法3:石材・タイル
自然石(御影石、砂岩、玄武岩など)やタイルを使った縁取りは、高級感のある仕上がりになります。玄関アプローチやテラス周辺の境目に特におすすめです。
石材はそれぞれ色や質感が異なるため、庭のデザインに合ったものを選びましょう。御影石はモダン・高級感、砂岩はナチュラル感、玄武岩はシックな印象になります。施工はモルタルで固定するため、耐久性は非常に高いです。
方法4:枕木
枕木を使った縁取りは、ガーデニング好きに人気のナチュラルな仕上がりになります。木の温かみが庭に自然なぬくもりをプラスします。ただし、天然木の枕木は経年劣化するため、コンクリート製や樹脂製の枕木の方が耐久性があります。

DIYでの施工のコツ
- 見切り材やレンガは人工芝を敷く前に設置する(後から入れるのは難しい)
- レンガをモルタルで固定する場合は、完全硬化まで24〜48時間は歩かない
- 人工芝の端を見切り材やレンガの下に5mm程度入れ込むとめくれにくくなる
- カーブ部分はフレキシブルな見切り材を使うか、小さめのレンガを少しずつずらして並べる
- 施工後は全体を確認して、ガタつく部分がないかチェックする

素材別コスト比較(1m当たりの目安)
- プラスチック見切り材:200〜500円
- アルミ見切り材:500〜1,500円
- レンガ(1個):100〜400円
- 自然石・タイル:1,000〜3,000円
- 枕木(コンクリート製):1,500〜3,000円

まとめ
境目の処理は人工芝の見た目と機能性を大きく左右する重要な工程です。レンガや見切り材を使って丁寧に仕上げることで、庭がぐっとおしゃれになります。DIYでも施工できますが、カーブが多い庭や広い庭の場合は、プロの業者に依頼することで仕上がりのクオリティが格段に上がります。デザイン性の高い境目の仕上げをご希望の方は、ぜひ専門業者にご相談ください。





