ベビーベッドのハイタイプとロータイプ|高さと扉で選ぶ

ベビーベッドのハイタイプとロータイプ|高さと扉で選ぶ

ベビーベッドは同じサイズでも、床板の高さと扉の開き方で使い勝手がまったく違ってきます。大まかにいえば、腰への負担を減らすならハイタイプ、大人の布団やベッドに合わせるならロータイプで、扉はワンオープンよりツーオープンのほうが世話をしやすい構造です。ただし料金と設置スペースが変わるので、条件を整理していきます。

タイプ別の特徴

タイプ 向いている場面 料金の傾向
ハイタイプ(立ちベッド) 立ったまま世話をする やや高い
ロータイプ 布団や低いベッドの横に置く 商品により幅
サークルベッド 卒業後もサークルとして使う 最安の部類
ネットタイプ 通気性と視認性を重視 やや高い

床板の高さは調整できる

ハイタイプかロータイプかは製品名で分かれていますが、多くのベッドは床板の高さを段階調整できます。かしてネッとのサークルベッド・ベーシックの仕様では、床から床板までを45cm、28cm、10cmの3段階、あるいは5cmと45cmの2段階に調整できるとされています。

ただし同社は「床板調整・扉タイプにつきましては、種類はお選びいただけません。」としており、届く個体がどちらの調整方式かは指定できません。3段階でなければ困る事情があるなら、事前に相談したほうが確実です。

扉の開き方で必要なスペースが変わる

扉には前面スライド式と上半分開閉式があります。かしてネッとのサークルベッド・ベーシックは「前面スライド式・上半分開閉式」と表記されていて、上半分開閉式の場合は開閉のためのスペース確保が必要だと注意されています。

ツーオープンは2面が開く構造で、ベッドの向きを変えずに世話ができます。かしてネッとの一覧では、レギュラーサイズの立ちベッド・ベーシック(ワンオープン)が1ヵ月2,970円(税込)、立ちベッド・ツーオープンが3,410円(税込)と、差は440円でした。

高さを決める順番
1. 大人がどこで寝るか(ベッドか布団か)を決める
2. その面の高さを測る
3. 床板を合わせられる調整幅がある製品を選ぶ
大人のベッドと高さが合わないと、様子を見るたびに起き上がることになります。

ハイタイプが効く場面

ハイタイプの利点は、腰への負担が減ることです。産後の体で1日に何度もかがむのは、それだけで負担になります。ベビレンタが掲載するベビーベッドの解説でも、ハイタイプなら腰を屈めずに世話ができる点が挙げられていました。

もうひとつは、床のほこりから距離を取れる点。ただしこれは高さの副次的な効果なので、主目的は世話のしやすさと考えたほうがよさそうです。

揺れるタイプやワゴンタイプの扱い

ゆりかごのように揺れるタイプは、ベビーベッドとは別の製品区分になることがあります。製品安全協会は乳幼児用揺動シートを独立した品目として登録していて、「揺動部分の耐久性や使用時の安定性、及び股ベルト等身体保持機能を使用するなどの使い方を規定しています。」としています。

寝かせっぱなしにする用途ではなく、起きている時間に使う道具という位置づけです。就寝時は「0~1歳児は、大人用ベッドに寝かせるのではなく、できるだけベビーベッドに寝かせましょう。」とされているとおり、ベビーベッドを使いましょう。

タイプ別の料金差を実額で見る

かしてネッとの一覧で並べると、構造による差がはっきりします。レギュラーサイズのサークルベッド・ベーシックが1ヵ月2,420円(税込)で最も安く、立ちベッド・ベーシック(ワンオープン)が2,970円、立ちベッド・ツーオープンが3,410円、ベビーベッド・ネットが3,520円でした。

サークルベッドが安いのは、床板を外せばベビーサークルとして使える汎用的な構造だからです。同社は「床板を外せば、ベビーサークルとして長くご利用いただけます。」としており、ベッドを卒業したあとも使い道があります。腰への負担より総額を優先するなら、この選択肢が効いてきます。

よくある質問

ハイタイプとロータイプはどちらが人気ですか?

ナイスベビーはハイタイプのらくらくダブルドアーを1番人気として紹介しています。ただし大人が布団で寝ている家庭ではロータイプのほうが使いやすく、寝室の形で選ぶのが実際的です。

ツーオープンにする価値はありますか?

かしてネッとでは、ワンオープンとツーオープンの差は1ヵ月440円(税込)でした。置き場所の関係でベッドの片側しか回り込めない場合は、2面が開く構造が効いてきます。

キャスター付きは揺れませんか?

キャスターにはストッパーが付いています。使用時はストッパーをかけて固定してください。組み立て後に、必ず効きを確認しておきましょう。

まとめ

ハイタイプとロータイプの違いは、大人がどこで寝るかに合わせて選べば迷いません。床板は段階調整できる製品が多いものの、調整方式を指定できない社もあります。扉はツーオープンのほうが世話をしやすく、料金差は月400円程度でした。

家具は結局のところ高さで使い勝手が決まります。カタログを見る前に、自分が寝る面の高さを測っておくのが早道です