共働きで掃除が回らないとき|何を外注し、何を自分でやるかの線引き

共働き 掃除 できない

自分は独身の在宅ワークなので、共働きのしんどさを当事者として語ることはできません。ただ、一人暮らしでも家事が回らなくなる時期はあって、「どこを削るか」という話としてはよく考えます。

出発点になるのは、すべてを自分でやる前提を外すことです。基準は「自分で開けられるかどうか」。分解が必要な場所はプロに任せて、拭く・掃く・置いて待つで済む場所を自分で持つ。

限られた時間で家をどう保つか、配分の話として整理します。

区分対象担当
分解が必要エアコン内部・エプロン内部・洗濯槽の裏プロ
時間がかかるレンジフード・浴室のカビプロまたは分散
日常掃き掃除・拭き掃除・水回りのすすぎ自分
家事全般洗濯・料理・買い物家事代行という選択も

プロでも時間はかかる

まずは作業量を把握しておきます。カジタクの表示では「浴室 キャンペーン中! 17,622円~ 120分程度」「レンジフード(換気扇)・ キッチン(台所) 19,580円~ 120分程度」「セット商品 32,560円~ 420分程度」となっています。

専門の道具を持ったプロで、浴室1箇所に2時間。平日の夜や休日の隙間時間で同じことをやろうとするのは、そもそもの設計に無理があります。

おそうじ革命も「サービスの品質は、作業時間と深く関係しています。」としています。

外注すべきは「開けられない場所」

費用対効果がいちばん高いのは、自分では物理的に届かない場所です。

エアコン内部:おそうじ本舗は「アルミファン 別名「熱交換器」。フィルターでキャッチしきれなかったホコリや油汚れなどがフィンの隙間に蓄積され、カビや雑菌が発生してニオイの元や風量が減少する原因になります。」と説明しています。

浴室のエプロン内部:くらしのマーケットは「普段は見ることのない浴槽のエプロン内にはカビや水アカがたまっています。」としています。

洗濯槽の裏:ヤマダデンキは「洗濯槽 クリーニング 普段はお掃除できない洗濯槽の裏側。洗濯機を分解してカビやヌメリを洗浄します。」としています。

このあたりは年1回でも入れておけば、においや効率の低下は防げます

共働きで掃除ができないなら、日常でやることは限定していい

すべてを毎日やる必要はありません。国土交通省が退去時の基準として示す「通常の清掃」の内容が参考になります。ガイドラインの別表2では、ゴミ撤去・掃き掃除・拭き掃除・水回り清掃・換気扇やレンジ回りの油汚れの除去が列挙されています。

この5項目が、生活を維持するうえでの最低ラインと考えていいと思います。専門業者レベルの仕上がりまでは求められていません。

畳についても似た基準が示されています。全日本畳事業協同組合は「普段のお掃除は掃除機を丁寧にかけていただければ十分です。」としています。床についても、朝日ウッドテックは「掃除機で床表面のゴミやホコリを取り除き、乾いた雑巾やモップでカラ拭きしてください」を日常の手入れとしています。

「掃除機を丁寧に」で足りる。これを知っているだけでも、日々の負担感はだいぶ変わります。

💡 汚れを溜めない小さな習慣

どれも数十秒で済みます。あとから落とす手間と比べれば、圧倒的に安い投資です。

定期利用という選択

スポットで頼むほかに、時間制の定期サービスもあります。おそうじ革命の一般家庭向け定期清掃は「スタッフ1名 2時間 13,200円 スタッフ1名 2時間半 16,500円 スタッフ1名 3時間 19,800円」となっています。

家事全般を任せたいなら、こちらは家事代行の領域です。くらしのマーケットの相場は「1時間 ¥3,000〜¥4,500」で、内容は「専門のスタッフがお忙しいあなたをお手伝い。お掃除やお洗濯、お買い物からお食事の準備など家事全般の代行をします。」とされています。

同サイトは利用者について「お仕事などで普段なかなか家事に手が回らない方、子育てや介護など家事の人手が足りない方などに人気です。」としています。

「汚れが落ちない」ならハウスクリーニング、「家事が回らない」なら家事代行。この切り分けで見ると迷いません。

不在でも頼める場合がある

立ち会いの時間が取れない、という問題もあります。くらしのマーケットは「女性スタッフの指定や依頼主不在での作業を受け付けているサービスもあります。」としています。

全店舗ではないので予約前の確認は要ります。ただ、そういう選択肢があると知っておくだけでも動きやすくなります。

在宅で頼む場合も、準備そのものは限定的です。必要なのは作業箇所の荷物の移動で、くらしのマーケットは床について「作業箇所の荷物は作業日までに移動をお願いいたします」としています。

毎月頼む余裕はありません

頻度を落とせば済みます。年1回、開けられない場所だけ。それでも効果は十分あります。

組み方の一例です。

  • :エアコン(8,000〜10,000円/台)——冷房シーズン前に
  • 年1回:レンジフード(相場は業者により17,930〜19,800円程度)
  • 数年に1回:洗濯槽(12,000〜17,000円)、浴室(11,000〜16,000円)

年間で2〜5万円程度の配分です。「全部を毎年」ではなく「開けられない場所を順番に」という考え方になります。

時期をずらせば、予約も取りやすくなります。くらしのマーケットは「予約は夏場に殺到しがちですが、本来は春や秋など、比較的エアコンを使用しない時期のクリーニングが理想的です」としています。繁忙期を避けるのは、忙しい人にこそ効く工夫です。

よくある質問

共働きで掃除が回りません。何を優先すべきですか?

日常は5項目に絞り、分解が必要な場所は外注します。国交省ガイドラインの別表2が示す通常の清掃はゴミ撤去・掃き掃除・拭き掃除・水回り清掃・換気扇やレンジ回りの油汚れの除去。これが維持の最低ラインです。一方、エアコン内部・浴室のエプロン内部・洗濯槽の裏は自分では届かないため、プロに任せる価値が高くなります。

予算が限られる場合、どう配分すべきですか?

「自分で開けられない場所」に配分してください。たとえば春にエアコン(8,000〜10,000円/台)、年1回レンジフード、数年に1回洗濯槽(12,000〜17,000円)や浴室(11,000〜16,000円)という組み方なら、年間2〜5万円程度です。「全部を毎年」ではなく「順番に」で十分効果があります。

ハウスクリーニングに立ち会う時間が取れない場合はどうすればいいですか?

不在対応の店舗もあります。くらしのマーケットは「女性スタッフの指定や依頼主不在での作業を受け付けているサービスもあります。」としています。全店舗ではないため予約前の確認が必要です。在宅の場合でも準備は限定的で、必要なのは作業箇所の荷物の移動のみ。同サイトは「作業箇所の荷物は作業日までに移動をお願いいたします」としています。

まとめ

✅ この記事のポイント
  • プロでも浴室1箇所に2時間、水回り一式で7時間
  • 外注すべきは「自分で開けられない場所」
  • 日常は5項目(ゴミ・掃き・拭き・水回り・換気扇)で足りる
  • 「掃除機を丁寧に」で十分という基準もある
  • 小さな習慣(送風乾燥・換気・室内干しを減らす)が効く
  • 「汚れが落ちない」=クリーニング、「家事が回らない」=家事代行
  • 予算配分は年1回、開けられない場所だけでも効果あり
  • 不在対応の店舗もある