合宿免許の入校日には視力検査があって、基準を満たさないと入校できません。自分が合宿に行ったときも初日に視力検査があって、周りで引っかかっている人を見てヒヤッとしました。「メガネで受けてもいい?」「コンタクトでもOK?」「カラコンはダメ?」「落ちたらどうなるの?」といった疑問をまとめて整理します。
目次

合宿免許の視力基準
普通自動車免許の視力基準はこの通りです。裸眼で満たす必要はなく、メガネやコンタクトで矯正した状態でOKなので、そこは安心してください。

普通免許の場合、両眼で0.7以上かつ片眼でそれぞれ0.3以上が必要です。片眼が0.3未満の場合は、もう一方の眼が0.7以上かつ視野150度以上あればOKです。正直なところ、0.7って日常生活では問題なく見えているレベルなので、普段メガネやコンタクトを使っている人は矯正状態で問題ないことがほとんどです。ただし、度が合っていない古いメガネを使っている人は要注意ですね。
メガネ・コンタクト・カラコンの使用ルール
| 種類 | 視力検査 | 教習中 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| メガネ | ○ | ○ | 予備を1本持参。度が合っているか事前確認 |
| コンタクト(透明) | ○ | ○ | 2週間分+予備を持参。現地調達は困難 |
| カラーコンタクト | × | × | 度入りでも不可。自由時間のみOK |
メガネ
メガネはもちろん使えます。むしろ、視力矯正が必要な人はメガネを忘れると入校できないので、持ち物リストの最上位に入れておいてください。度の合ったメガネを持参するのは当然として、予備のメガネも1本持っていくと安心です。メガネケース・メガネ拭きも忘れずに。
教習中にメガネが壊れると教習が受けられなくなります。2週間の合宿で予備がないのはけっこうリスクが高いので、古いメガネでもいいから1本余分に持っていくのがおすすめです。メガネ屋で新しく作ると5,000〜10,000円くらいかかりますが、合宿が中断になるよりは安いです。
メガネ以外の持ち物全体については、こちらの荷物チェックリストが参考になります。
コンタクトレンズ
通常の透明なコンタクトレンズはOKです。1dayタイプなら2週間分+予備数日分、2weekタイプなら2セット+保存液を持参してください。コンタクトケースも忘れずに。万が一に備えて予備のメガネも持っていくのが鉄則です。
合宿先が田舎だとコンタクトを買い足せる場所がないことも多いので、余裕をもった数を持っていったほうがいいです。自分が行った山形の教習所も、歩いて行ける範囲はコンビニくらいで、ドラッグストアや眼鏡店なんて影も形もありませんでした。空き時間にちょっと買い足す、なんてことはまず無理だったので、消耗品系は「多すぎるかな」と思うくらい持っていって正解だと思います。コンタクトに限らず、常備薬や使い慣れた日用品も同じで、現地調達をあてにしないのが鉄則です。
カラーコンタクト
カラコンは視力検査でも教習中でもNGです。ここは厳しめなので注意してください。
- 視力検査時:カラコン不可(外して検査する必要あり)
- 教習中:カラコンNG(度入りカラコンでも不可)
- 自由時間:自由に使用OK
カラコンがダメな理由は、教習指導員が目の動き(安全確認をしているかどうか)を確認できないためです。合宿中の教習時間は透明なコンタクトに切り替える必要があるので、必ず両方持っていってください。

視力検査の方法と流れ
合宿免許の視力検査は入校日の最初に行われます。自分のときも受付を済ませたらすぐ適性検査の部屋に案内されて、視力検査・聴力検査・運動能力検査をまとめて受けました。
ランドルト環検査(Cマークの検査)
普通免許の視力検査で使われるのは「ランドルト環」と呼ばれる、アルファベットのCに似た形の環です。環の切れ目がどの方向にあるかを答えるだけなので、やること自体はシンプルです。Cの形の輪の切れ目が上下左右どこにあるかを答え、片眼ずつ→両眼の順に測定されます。メガネ・コンタクトを装着したまま受検OK。検査時間は5分程度で終わることが多いです。
健康診断の視力検査と同じ方式なので、特別な準備は不要です。ただし、前日に夜更かしをしたり長時間スマホを見続けたりすると、目が疲れて一時的に視力が落ちることがあります。入校前日はできるだけ目を休めておくのがおすすめです。

視力検査に落ちたらどうなる?
ぶっちゃけ、これが一番怖いパターンです。入校日の視力検査で基準を満たさなかった場合、入校できずに帰宅させられることになります。
- 入校不可となり、帰宅させられるケースが多い
- 費用の一部が返金される場合もあるが、キャンセル料がかかることも
- 交通費は自己負担
20〜30万円の費用をかけて合宿に行って、視力検査で帰されるのは正直なところ最悪のパターンです。こうならないためにも、入校前に眼科で視力チェックをしておくことを強くおすすめします。自分の入校日も、初日に身体検査と視力検査をまとめてやったんですが、検査の列で「やばい、見えるかな」とソワソワしている人が何人かいました。実際に基準ギリギリで再検査になっていた人もいて、その場の空気はけっこう緊張感がありました。せっかく遠くまで来て初日でつまずくのは本当にもったいないので、ここだけは運任せにせず、事前に一度プロにチェックしてもらうのが安心です。
入校日のチェックという意味では、ネイルや爪の長さも見られます。詳しくはこちらで解説しています。
視力に不安がある場合の対策
| 対策 | タイミング | 費用目安 |
|---|---|---|
| 眼科で視力検査 | 入校1ヶ月前 | 1,000〜3,000円(保険適用) |
| 新しいメガネを作る | 入校2週間前まで | 5,000〜10,000円 |
| コンタクトの度数確認・更新 | 入校2週間前まで | 3,000〜5,000円 |
| 予備メガネの持参 | 入校当日 | 0円(手持ちの古いメガネでOK) |
不安がある人は、入校の1ヶ月前を目安に眼科で視力検査を受けておくのがベストです。新しいメガネやコンタクトを作る場合、出来上がりまでに1〜2週間かかることもあるので、早めに動いたほうがいいですね。レーシック手術を受けた方は手術証明書が必要な場合もあります。

「眼鏡等」の免許条件と違反した場合
メガネやコンタクトを使って視力検査に合格した場合、運転免許証の条件欄に「眼鏡等」と記載されます。この条件が付くと、裸眼での運転は法律違反になるので注意が必要です。
- 違反点数:2点
- 反則金:普通車で7,000円
- 「うっかり忘れた」でも取り締まりの対象になる
免許取得後の話にはなりますが、「眼鏡等」の条件が付いたら、車に乗るときは必ずメガネかコンタクトを着用する習慣をつけてください。出先でコンタクトが外れたときのために、車にメガネを常備しておくのも有効です。
レーシック・ICL手術を受けた場合
レーシックやICLで視力矯正手術を受けた方は、裸眼視力が回復していれば「眼鏡等」の条件なしで免許を取得できます。ただし、手術後の視力が安定してから入校する必要があり、術後1〜3ヶ月が目安です。教習所によっては手術証明書や診断書の提出を求められることがあります。術後間もない時期は光がまぶしく感じやすく、夜間教習に影響する場合があるので、主治医と相談して入校時期を決めるのが無難です。
すでに「眼鏡等」条件付きの免許を持っている場合は、条件解除の手続きが必要です。最寄りの免許センターで視力検査を受ければ、その場で条件を変更してもらえます。
参考:警察庁|運転免許制度
よくある質問
裸眼で0.7あればメガネなしで大丈夫?
はい、裸眼で両眼0.7以上・片眼0.3以上あればメガネなしで入校できます。ただし、自信がない場合は眼科で正確に測定してもらうのが確実です。自己測定アプリは参考程度にしかならないので、合宿前は必ずプロに測ってもらってください。
コンタクトが合宿中に足りなくなったら?
合宿先の教習所は郊外にあることが多く、近くにコンタクトを買える店がないケースがほとんどです。自分が行った山形の教習所も徒歩圏内はコンビニのみでした。2週間分+予備数日分を持参し、万が一に備えて予備のメガネも携帯するのが鉄則です。
視力検査は入校日以外にもある?
教習所での視力検査は入校日のみです。ただし、卒業後に免許センターで受ける本免学科試験の際にも視力検査があります。そこでも同じ基準(両眼0.7以上)をクリアする必要があるので、メガネ・コンタクトは卒業後も忘れずに持参してください。
まとめ
- 普通免許の視力基準は両眼0.7以上。メガネ・コンタクトでの矯正OK
- カラコンは視力検査・教習中ともに使用不可
- 視力検査に落ちると入校できず、費用が無駄になるリスクがある
- 入校1ヶ月前に眼科で視力チェックしておくのが最善の対策
- 予備のメガネを1本持っていくだけでリスクが大幅に減る









