B型ベビーカーは軽くて畳みやすく、A型より安い。ただし「いつから使えるか」がメーカーによって6ヶ月と7ヶ月に分かれる。結論から書くと、B型は開始月齢を機種ごとに確認してから借りるのが正解だった。レンタル各社の表示を実際に見ていく。
開始月齢は機種ごとに違う
| 機種 | 対象月齢・体重の表示 |
|---|---|
| サイベックス リベル | 一人すわりができる生後6ヵ月から4歳頃まで(体重22kgまで) |
| ピジョン ビングル | 生後7ヵ月から36ヵ月まで(体重15kg以下) |
| アップリカ カルーンエアーメッシュ(A型) | 1ヵ月から36ヵ月頃(体重15kg以下)=比較用 |
サイベックスのリベルは「一人すわりができる生後6ヵ月から4歳頃まで(体重22kgまで)」、ピジョンのビングルは「生後7ヵ月から36ヵ月まで(体重15kg以下)」と表示されている。開始が1ヶ月違い、終了は4歳と3歳で1年違う。B型というひとくくりで選ぶと、思っていたより早く卒業することになりかねない。
リベルの表示が「一人すわりができる生後6ヵ月から」となっているように、B型の開始条件は月齢そのものではなく発達の目安と結びついている。生後6ヶ月になったから使ってよい、という読み方はしない。
B型のレンタル料金
B型はA型より安い。ナイスベビーの表示価格で見ると、ビングルが2週間5,500円・1ヵ月6,270円・6ヵ月10,560円、リベルが2週間6,710円・1ヵ月7,920円・6ヵ月12,760円だった。A型のカルーンエアーメッシュが2週間9,130円・6ヵ月17,600円なので、6ヵ月で5,000〜7,000円ほど安い。
ダスキンかしてネッとではCombi B型タイプ Acbee plusが1ヵ月5,280円という設定になっている。ベビレンタのB型ベビーカー一覧にも複数機種が並ぶ。
買うか借りるかはB型のほうが微妙
リベルのメーカー希望小売価格は27,500円で、6ヵ月レンタルが12,760円。半分近くまで来るので、A型ほど明快な差にはならない。B型は使う期間が長くなりやすいこともあり、1年以上使う見込みなら購入が有利という結論になりやすい。
逆に、帰省や旅行など数週間だけ必要なときはレンタルが効く。2週間で5,500円なら、購入価格の2割で済む。
AB型という選択肢について
A型とB型の両方の性格を持つ製品もある。レンタル各社のカテゴリ分けを見ると、ナイスベビーはA型ベビーカーとB型ベビーカーの2分類、ベビレンタはA型・B型・二人乗り・その他という分類になっており、AB型という独立したカテゴリは置かれていなかった。実務上は、商品ページに書かれた対象月齢と体重をそのまま読むのが確実だ。
B型の開始月齢はレンタル各社でも表記が割れる
「B型は7ヶ月から」という説明が一般的だが、実際の商品表示はもう少し幅がある。愛育ベビーはカテゴリ説明で「生後7か月からのベビーカー。シンプルで使いやすいのが特徴です。」としている。一方でホクソンベビーのコンビ auto N second BQは対象年齢が生後6カ月〜48カ月頃まで(体重22kg以下)という表示だった。
6ヶ月からのものと7ヶ月からのものが同じB型カテゴリに並んでいる。つまりカテゴリ名ではなく商品ページの対象年齢を読むのが確実だ。体重の上限も15kgと22kgで分かれるので、卒業時期も変わってくる。
もう2社の料金
B型はA型より安いぶん、社ごとの差も小さい。ホクソンベビーのauto N second BQは月額4,200円(税込)で6ヶ月25,200円だが、これは毎月同額を積み上げる方式のため長期では割高になる。愛育ベビーはアップリカのマジカルエアーADが6ヵ月8,800円、ピジョンのビングルBB2が6ヵ月10,800円という表示で、6ヶ月ならこちらが安い。
ホクソンベビーのB型ベビーカー一覧では、掲載3機種のうち1機種に「欠品中です」の表示が出ていた。同社は「欠品商品のご予約は、お電話で受付しております。」としており、サイト上で注文できなくても電話で相談できる場合がある。
よくある質問
B型ベビーカーは腰がすわる前に使えますか?
使えない。リベルの表示が「一人すわりができる生後6ヵ月から4歳頃まで(体重22kgまで)」となっているように、一人すわりができることが条件になっている。首すわり前後から使いたいならA型を選ぶことになる。
B型を2週間だけ借りることはできますか?
できる。ナイスベビーは2週間からの設定があり、ビングルなら2週間5,500円だった。ベビレンタは30日間が最短で、ダスキンかしてネッとは商品ページに「レンタル期間が1泊~8泊の場合でも、9泊10日のレンタル料金が適用されます。」と書かれている。最短単位は社ごとに違う。
B型ベビーカーの安全基準はどう確認しますか?
SGマークが目安になる。製品安全協会のベビーカー(TypeⅡ)は「国際規格(ISO31110)に準じたベビーカーを適用範囲とし、一人乗り用だけでなく二人乗りやプラム形等にも対応します。」と説明されている。レンタル各社の商品一覧でもSG表示が付いた商品を確認できる。
まとめ
B型ベビーカーは軽くて安いが、開始月齢が機種で6ヶ月と7ヶ月に分かれ、卒業時期も3歳と4歳で違う。レンタルなら2週間から試せるので、購入前に押し心地を確かめる使い方もできる。長く使う見込みなら購入、期間が区切られているならレンタル、という切り分けになる。











