ハウスクリーニングは何をしてくれる?|場所別の作業内容と、含まれないもの

ハウスクリーニング 何してくれる

「頼んだらどこまでやってくれるのか」——これは金額より先に確認したい点だ。マッチングサイトのくらしのマーケットはカテゴリごとに必須の作業内容を定めて公開している。たとえば浴室なら鏡のウロコ落としからエプロン内部、天井、換気扇の簡易清掃までが表示料金に含まれる。この記事では場所別の作業リストと、含まれないものを整理する。

そもそも「必須の作業内容」とは

くらしのマーケットは各カテゴリで「くらしのマーケットでは、必須の作業内容を設けています。表示されている料金は、上記の作業内容を含みます」としている。

つまり同じカテゴリなら、どの店舗を選んでも最低限の範囲は同じということだ。店舗ごとに違うのは、そこに何を追加しているかになる。

これは業者選びの土台になる。「安いから範囲が狭い」のではなく、「同じ範囲で安い」のかを判断できるからだ。

キッチンで何をやるか

くらしのマーケットのキッチンクリーニングの共通作業内容は次のとおり。

壁面と窓まで入っているのが特徴になる。一方、レンジフード(換気扇)の内部はこのリストにない。同サイトも「換気扇・レンジフード の掃除が必要かどうかを事前に業者に伝えておくことでトラブル回避に繋がります」としている。

定額業者も同様で、おそうじ革命はキッチンのレンジフードを「塗装を傷めないように、状況に合わせた洗剤で付着した汚れだけを浮き上がらせて拭き取ります」と表面のみとし、内部の分解洗浄は別料金にしている。

魚焼きグリルも範囲に注意したい。同社は「魚焼きグリルについては引き出しと受け皿、網(内部は含まれません)を清掃します」としている。

浴室で何をやるか

注目したいのは「浴槽(エプロン内部含む)」だ。自分では開けにくい場所が標準に入っている。

ただし業者によっては別料金になる。おそうじ革命は「エプロン内部清掃 3,080円」をオプションに置いている。同じ「浴室クリーニング」でも範囲が違うということだ。

換気扇は「簡易清掃」という但し書きがつく。内部の分解洗浄を求めるなら、別途相談が必要になる。

トイレ・洗面所・窓・床の作業範囲

残りの場所の共通作業内容を一覧にすると次のようになる。

場所共通の作業内容
トイレ「便器 / 便座 / 天井 / 壁面 / 照明 / 床 / タンクまわり / 扉 / 窓 / 換気扇(簡易清掃) / ウォシュレット分解掃除 / 作業場所の簡易清掃」
洗面所「照明 / 鏡の水垢・ウロコ落とし / 洗面ボウル / 蛇口 / 収納庫表面 / 作業場所の簡易清掃」
窓・サッシ「養生 / ガラス両面の掃除 / サッシの掃除 / 網戸の掃除 / 作業場所の簡易清掃 / 2階窓までは追加料金なし」
「作業内容の事前確認 / 床材に応じた専用機材を使用して洗浄 / ワックス剥離と塗装を受ける場合は床材と状態に適した対応」

トイレは「ウォシュレット分解掃除」が標準に入っている。ノズルまわりは自分では手が届きにくく、においの原因になりやすい場所だ。

一方洗面所は範囲が狭い。「収納庫表面」とあるとおり扉の中までは入らず、床や壁も明記されていない。相場が6,000〜9,000円と安いのは、範囲がその分狭いためと理解できる。

窓は「2階窓までは追加料金なし」が明記されている。ただし高所は別で、同サイトは「天窓など高所に窓がある場合は、事前に何メートルのところにどのくらいのサイズの窓があるかを伝えておきましょう。高所の窓は対応できない店舗もあります」としている。

床で重要なのは「こちらのサービスは洗浄のみのサービスとなっているため、よりツヤを出したりコーティングをしてもらいたい方はオプションのワックス剥離と塗装を併せてご予約ください」という点だ。床は「洗浄のみ」でワックスは別になる。

依頼者側で準備すること

作業をスムーズにするために、依頼側の準備が求められる項目もある。

数や仕様を伝えることも求められる。トイレは「家にトイレが複数ある場合や、トイレが屋外にある場合などは、事前に伝えておきましょう」、洗面所は「洗面台の形状やサイズ、洗面台の台数を伝えておくと、予定外の追加料金の発生を防げます」、窓は「窓のサイズごとに料金が異なるので、それぞれの窓の枚数を正確に伝えましょう」とされている。

片付けもしてもらえますか

ハウスクリーニングは掃除であって片付けではない。荷物の整理や不用品の処分は範囲外になる。

くらしのマーケットも「また、ゴミ屋敷など相当散らかった物件や、片付けたい物の量が多い場合は、 不用品回収 のサービスを併用されることをおすすめします」としている。別サービスの併用が前提だ。

また、極端に安い/高い見積もりを見たときの判断についても書かれている。「色々なプロを比較し、料金が極端に高い、あるいは安いハウスクリーニングの場合は、オプションや作業内容を確認しましょう」

結局のところ、金額の差は範囲の差であることが多い。共通の作業内容を頭に入れておけば、見積もりの「何が違うのか」が読めるようになる。

よくある質問

ハウスクリーニングでは具体的に何をしてくれますか?

場所ごとに作業内容が決まっています。くらしのマーケットの共通作業内容では、キッチンが「シンク / ガス台(ガステーブル) / ガスコンロ / IHクッキングヒーター / 戸棚表面 / 照明 / 蛇口 / 壁面 / 窓 / グリル / 排水口 / 作業場所の簡易清掃」、浴室が「鏡の水垢・ウロコ落とし / 浴槽(エプロン内部含む) / 天井 / 照明 / 窓 / 蛇口 / シャワー / 壁面 / 床 / 扉 / 換気扇(簡易清掃) / 排水口」ほかです。同サイトは「表示されている料金は、上記の作業内容を含みます」としています。

ハウスクリーニングに含まれないものは何ですか?

代表的なのはレンジフード(換気扇)の内部、片付けや不用品処分、床のワックスです。キッチンの共通作業内容にレンジフード内部は含まれず、くらしのマーケットは「換気扇・レンジフードの掃除が必要かどうかを事前に業者に伝えておくこと」としています。床は「洗浄のみのサービス」でワックスは別、片付けについては「不用品回収 のサービスを併用されることをおすすめします」とされています。

依頼する前に自分で準備することはありますか?

作業箇所の荷物の移動と、数・仕様を伝えることです。床は「作業箇所の荷物は作業日までに移動をお願いいたします」、窓は「窓の近くのものはあらかじめ移動させておきましょう」とされています。また洗濯機クリーニングでは「洗濯槽を分解洗浄するためにお風呂場を使うことがある」ため、浴室の物の移動が必要になります。トイレや洗面台の台数、窓の枚数とサイズも事前に伝えると追加料金を防げます。

まとめ

✅ この記事のポイント
  • マッチングサイトはカテゴリごとに必須の作業内容を定めている
  • キッチンは壁面・窓・グリル・排水口まで。ただしレンジフード内部は別
  • 浴室はエプロン内部が標準(業者によってはオプション)
  • トイレはウォシュレット分解掃除が標準
  • 洗面所は範囲が狭い(収納庫は表面のみ
  • 窓は2階まで追加料金なし。高所は対応不可の店舗も
  • 床は洗浄のみ。ワックスは別オプション
  • 片付け・不用品処分は範囲外。別サービスの併用
  • 荷物の移動と台数・枚数の申告は依頼者側の準備

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