換気扇クリーニングの料金相場|9,900円と19,580円が並ぶ理由

換気扇クリーニング 料金 相場

換気扇クリーニングの料金を調べると、9,900円と出てくるサイトもあれば、19,580円と書かれているサイトもある。倍近い開きだが、これは相場が曖昧なのではなく、2つの軸で価格が決まっているからだ。ひとつは換気扇のタイプ、もうひとつは依頼先の業態。この記事では各社の実額を並べ、自分の場合はどのくらいになるかを見当づけられるように整理する。

業者レンジフード型プロペラ型ほか
くらしのマーケット
(出店者の価格帯)
9,900〜15,000円7,500〜12,000円
ベアーズ17,600円〜
おそうじ革命17,930円9,900円
(フード無しプロペラ・天埋)
カジタク19,580円

※2026年7月時点の各社公表額(税込)。地域・繁忙期・機種により変動する。

軸1:換気扇のタイプで料金が変わる

まず自分の換気扇がどちらか確認したい。同じ業者でも、タイプによって料金が変わるからだ。

おそうじ革命の料金表がその差をはっきり示している。レンジフードは17,930円、フード無しプロペラ・天埋換気扇タイプは9,900円(税込)——同じ会社で約1.8倍の差がある。

くらしのマーケットの相場も同じ傾向で、「レンジフード/ 1箇所 ¥9,900〜¥15,000 プロペラ/ 1箇所 ¥7,500〜¥12,000」としている。

タイプ見分け方料金
レンジフード型コンロの上に大きなフード(覆い)がある。中に筒状のファン(シロッコファン)高い
プロペラ型壁に直接ついた扇風機のような羽根。外に直接排気する安い

差がつく理由は分解の手間にある。レンジフード型はフード・整流板・ファン・フィルターと部品が多く、シロッコファンは羽根が細かい。プロペラ型は羽根が数枚で構造が単純だ。

マンションで壁に丸い換気扇がついているならプロペラ型、コンロの上に箱型の覆いがあればレンジフード型と考えて、まず見当をつけられる。

軸2:依頼先の業態で倍近く変わる

もうひとつの軸がこちらだ。同じレンジフード型でも、依頼先によって9,900円から19,580円まで開く

大きく2つに分かれる。

  • マッチング型……くらしのマーケットのように、個人事業主や地域の業者が出店し、利用者が選ぶ形。価格は出店者が決めるため幅が広く、下限が安い
  • 直営・フランチャイズ型……カジタク、ベアーズ、おそうじ革命など。全国一律の料金と作業内容が決まっており、価格は高めだが均質

くらしのマーケットの相場9,900〜15,000円に対し、カジタクは19,580円、ベアーズは「換気扇クリーニング 17,600円(税込)~」、おそうじ革命は17,930円。上限と下限で約2倍になる。

安いほうが得かというと、そう単純でもない。マッチング型は出店者ごとに作業範囲も技術も違うため、口コミと作業内容を自分で確認する必要がある。均質さと手間の少なさを取るなら直営型、価格と選ぶ自由を取るならマッチング型、という分かれ方になる。

料金に何が含まれるか

金額だけを比べると判断を誤る。同じ「レンジフードクリーニング」でも範囲が違うからだ。

カジタクは「レンジフード表面・フィルター・ファン(分解できるパーツ)・レンジフード内部」を内容として挙げ、作業時間を「60 〜120分」としている。

おそうじ革命は作業箇所としてフード内外・ファン・本体・照明関係・フィルターを挙げ、「分解洗浄でキレイにするのは当たり前!」としている。照明まわりまで含む点は各社で差が出やすい部分だ。

確認しておきたいのは次の3点になる。

  • ファンを外して洗うか——表面を拭くだけのメニューもある。臭いや吸い込みの改善には分解が要る
  • 作業時間の目安——60〜120分が一つの基準。極端に短いなら範囲が狭い可能性がある
  • 照明・フィルターが含まれるか——別料金の場合がある
⚠️ 見積もりで確認したいこと
  • 自分の換気扇のタイプとメーカー・型番——料金が変わる最大の要因。事前に伝えると見積もりのズレが減る
  • 「〜」がついた価格の条件——ベアーズの17,600円のように「〜」表記は下限を意味する。何が加算されるのかを聞く
  • 自動洗浄機能つきかどうか——ファンを外せない構造の機種があり、作業範囲が変わる
  • 駐車場代・出張費——地域によって別途かかる場合がある

自分でやる場合との線引き

1万円台後半を出す前に、自分で落とせる範囲かどうかを見ておきたい。判断の目安はこうなる。

自分でやれる可能性が高い——フィルターの油汚れが中心で、ベタつく程度。部品が問題なく外せる。前回の掃除から1年以内。

業者向き——爪を立てても動かないほど油が固まっている。ファンが外せない、または外し方が分からない。何年も放置している。臭いや吸い込みの低下がある。

固まった油の落とし方と、重曹を使う場合の分量・限界は別記事にまとめた。まず自分で試してから判断しても遅くない

ただし大阪ガスは、酸化して樹脂化した油には重曹やセスキでは太刀打ちできないとしている。何年も放置した状態なら、家庭用の洗剤で粘るより業者に出したほうが結果は早い。

相場より安い業者は品質が心配です

価格差の理由は品質だけではない。マッチング型は仲介手数料と広告費の構造が違い、個人事業主が直接受けるぶん安くできるという面がある。

見るべきは金額そのものより作業範囲だ。「ファンを分解して洗うか」「照明やフィルターが含まれるか」を確認したうえで比べれば、安い=手抜きとは限らないことが分かる。逆に高くても表面清掃だけなら割高になる。

口コミを見るときは、件数と、レンジフードの依頼に対する評価を見たい。エアコンの口コミが多い店舗でも、換気扇の実績が少ないことがある。

よくある質問

換気扇クリーニングの相場はいくらですか?

タイプと依頼先で変わります。レンジフード型は、くらしのマーケットの出店者で9,900〜15,000円、直営系ではベアーズ17,600円〜、おそうじ革命17,930円、カジタク19,580円です。プロペラ型はこれより安く、おそうじ革命は9,900円、くらしのマーケットの相場は7,500〜12,000円としています(いずれも2026年7月時点・税込)。

レンジフード型とプロペラ型で、なぜ料金が違うのですか?

分解の手間が違うためです。レンジフード型はフード・整流板・ファン・フィルターと部品が多く、内部の筒状ファン(シロッコファン)は羽根が細かいため洗浄に時間がかかります。プロペラ型は羽根が数枚で構造が単純です。おそうじ革命では同じ会社でもレンジフード17,930円に対しフード無しプロペラ・天埋換気扇9,900円と、約1.8倍の差がついています。

安い業者を選んで大丈夫ですか?

金額より作業範囲を確認してください。同じ「レンジフードクリーニング」でも、ファンを分解して洗うか、照明やフィルターが含まれるかで内容が変わります。カジタクは作業時間を60〜120分としており、これが一つの目安になります。極端に短い場合は範囲が狭い可能性があります。マッチング型が安いのは仲介の構造による面もあり、安さがそのまま品質を意味するわけではありません。

まとめ

✅ この記事のポイント
  • 料金は「換気扇のタイプ」と「依頼先の業態」の2軸で決まる
  • レンジフード型は高く、プロペラ型は安い。おそうじ革命では17,930円と9,900円で約1.8倍差
  • マッチング型9,900〜15,000円、直営系17,600〜19,580円と、上下で約2倍の開き
  • 作業時間の目安は60〜120分(カジタク)
  • 比べるのは金額ではなく作業範囲——ファンを外すか、照明・フィルターを含むか
  • 見積もり時はタイプ・メーカー・型番を伝えるとズレが減る
  • 「〜」表記は下限。何が加算されるかを確認する
  • フィルターのベタつき程度なら自分で落とせる可能性がある。固まった油は業者向き

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