マンションの宅配ボックスに食材宅配を届けてもらえたら便利ですよね。でも食材は温度管理が必要なので、普通の宅配ボックスだと使えないケースが多いんです。各社の対応を調べてまとめました。
目次

食材宅配と宅配ボックスの相性
一般的な宅配ボックスは常温保管が前提です。荷物を入れてから受取人が取り出すまでの間、庫内の温度管理がなされないタイプがほとんどなので、冷蔵・冷凍が必要な食材には不向きなのが現実です。
特に夏場は庫内温度が40℃近くになることもあり、生鮮食品を入れておくのは食中毒のリスクが高くなります。冬場であっても、肉や魚といった傷みやすい食材を数時間放置するのは避けたいところです。
最近は冷蔵機能付きの宅配ボックスを導入するマンションも増えてきましたが、まだまだ少数派。分譲マンションの共用設備として設置されている場合でも、庫内サイズが小さくて食材宅配の大きな段ボールが入らないケースもあります。
ヤマト運輸の「PUDO」などの宅配ロッカーには冷蔵対応タイプもありますが、食材宅配サービスが個別に対応しているかどうかは事前に確認が必要です。また、PUDOの冷蔵ボックスは設置数が限られていて、近所にあるかどうかは地域によって大きく差があります。

各サービスの宅配ボックス対応状況
食材宅配サービスは配送方法が大きく「自社便」と「宅配業者便(主にヤマト運輸)」に分かれます。それぞれで宅配ボックスへの対応が異なるので、利用前に確認しておくことが大切です。
自社便サービス(ヨシケイ・コープ自然派など)
ヨシケイやコープ自然派の自社便は、通常の宅配ボックスではなく玄関前に専用の保冷ボックスで置き配するスタイルです。正直なところ宅配ボックスには入りません。ただしヨシケイは専用の鍵付き保冷ボックスを無料で貸し出していて、防犯面もカバーできます。
ヨシケイの保冷ボックスは発泡スチロール製で、中に保冷剤が入っています。朝10時頃に届けてくれるエリアが多く、帰宅が夕方ごろであれば食材が傷む心配はほぼありません。夏場でも保冷剤を多めに入れてくれるので、僕が実際に調べた限りでは「18時頃まで問題なかった」という口コミが多数でした。
コープ系は地域によって対応が異なりますが、多くの生協では発泡スチロールの通い箱に保冷剤やドライアイスを入れて置き配してくれます。翌週の配達時に空き箱を回収してくれる仕組みです。
ヤマト便サービス(Oisix・らでぃっしゅぼーやなど)
Oisixやらでぃっしゅぼーやはヤマト運輸で配達されるので、冷蔵機能付きの宅配ボックスがあれば利用できる可能性があります。ただし冷凍品は宅配ボックスの冷蔵機能では温度が不十分なことが多いので、再配達や時間指定受取りが推奨されます。
ヤマト便のメリットは、日時指定ができること。午前中・14〜16時・16〜18時・18〜20時・19〜21時の5区分から選べるので、確実に在宅できる時間帯を選んで受け取るのが一番確実です。
なお、不在時にヤマトのドライバーが宅配ボックスに入れてくれるかどうかは「クール宅急便は宅配ボックス不可」が原則です。つまりOisixやらでぃっしゅぼーやの荷物はクール便なので、基本的にはドライバー判断で宅配ボックスに入れることはできません。
冷蔵機能付き宅配ボックスでも、冷凍品の保管には温度が足りません。一般的な冷蔵宅配ボックスの庫内温度は5〜10℃程度で、冷凍食品の保管に必要な-18℃以下には遠く及びません。冷凍ミールキットは在宅受取りか、ヨシケイの自社便(ドライアイス同梱)を利用しましょう。
その他のサービスの対応
わんまいるやナッシュなどの冷凍弁当系は、全品冷凍で届くためそもそも宅配ボックスは使えません。一方、パルシステムやコープデリなどの生協系は自社便で置き配対応しているため、宅配ボックスを使わなくても不在時の受取りが可能です。

各社の対応をざっくりまとめると、自社便のサービスは置き配で解決できるケースが多く、ヤマト便のサービスは時間指定で在宅受取りするのが確実です。

宅配ボックスが使えない場合の代替手段
宅配ボックスが使えないとなると、留守が多い方にとっては不安ですよね。でも実際には多くの方が工夫して利用しています。僕が調べた中から、実用的な代替手段を紹介します。
- ヨシケイの鍵付き保冷ボックスを利用(無料貸出)
- 配達日時を指定して在宅受取りにする(ヤマト便)
- 管理人さんに一時預かりを依頼する
- 職場に届けてもらう(Oisixは届け先変更可能)
- 自社便サービスの置き配を活用する
- コンビニ受取り対応のサービスを選ぶ
特におすすめなのは、ヨシケイの鍵付き保冷ボックスです。鍵付きなのでオートロックのないアパートでも安心して置き配できますし、追加料金なしで利用できます。帰宅が遅くなりがちな方は、配達時間帯の遅い自社便(ヨシケイは地域にもよりますが午前中〜夕方に届くことが多い)を選ぶか、ヤマト便なら19〜21時の時間帯指定を活用するのが現実的です。
マンションによっては管理人室で荷物を一時的に預かってくれるケースもあります。冷蔵品の場合は管理人室に冷蔵庫があるかどうかも確認しておくと安心です。

よくある質問
ミールキットと食材宅配の違いは?
ミールキットはレシピと食材がセットになった「料理キット」、食材宅配は食材を個別に届けるサービスです。料理の手間を減らしたいならミールキット、食材を自由に選びたいなら食材宅配がおすすめです。
初めて食材宅配を試すならどこがいい?
初心者にはオイシックスのお試しセット(1,980円)がおすすめです。ミールキット+新鮮野菜のセットで品質を確認でき、合わなければ勧誘を断るだけでOKです。
- 食材宅配と宅配ボックスの相性
- 各サービスの宅配ボックス対応状況
- 宅配ボックスが使えない場合の代替手段
まとめ
食材宅配の宅配ボックス対応は、配送方法によって大きく変わります。自社便サービスなら保冷ボックスでの置き配、ヤマト便サービスなら時間指定受取りが基本の対処法です。宅配ボックスに頼らなくても、ライフスタイルに合った受取り方法は必ず見つかりますよ。
- 一般的な宅配ボックスは食材宅配との相性が良くない(温度管理の問題)
- 夏場は庫内温度が40℃近くになり食中毒リスクあり
- 自社便(ヨシケイ等)は保冷ボックスで玄関前に置き配
- ヨシケイの鍵付き保冷ボックス(無料貸出)がセキュリティ対策に有効
- ヤマト便(Oisix等)はクール便で宅配ボックス不可が原則
- 日時指定の在宅受取りが最も安全で確実
- 冷凍品は宅配ボックスの冷蔵機能では不十分なので注意










