実家の車に子どもを乗せるとき、チャイルドシートは必ず要る。持って行くか、送るか、現地で借りるか。結論から書くと、帰省先の個人宅へ宅配レンタルするのが基本形で、離島は納期に余裕が要る。期間の起算日と返却の基準日も社ごとに違うので、そこから決めていく。
帰省先に送るときの条件
| 項目 | ベビレンタ | ナイスベビー | ダスキンかしてネッと |
|---|---|---|---|
| 帰省先へ配送 | 可(沖縄・離島を除く) | 可(沖縄・離島を除く) | 可(店舗ごと) |
| 最短期間 | 30日 | 2週間 | 9泊10日 |
| 離島 | 不可 | 不可 | 船便になる場合あり |
| 期間の起算 | 到着日を0日目 | お届け日から | 届いた日から |
離島は2週間前までに申し込む
ダスキンかしてネッとは離島への宅配について、航空貨物の規制強化にともない大型商品が船便になる場合があるとして、「該当の地域へ宅配希望のお客様は到着希望日の2週間前までにお申し込みいただきますよう、お願いいたします。」と案内している。帰省の直前に手配すると間に合わない可能性がある。
ベビレンタは「沖縄・離島をのぞくどこでも配送いたします。」、ナイスベビーは「沖縄県・離島へのレンタル商品の配送はお受け出来ません。」としており、そもそも対象外だ。離島に帰省するなら、選択肢はダスキンかしてネッとか、現地の店舗を探すことになる。
実家の車に付くかを先に確認する
意外に見落とされるのがここだ。国土交通省は「汎用型(ユニバーサル型)のチャイルドシートであっても、すべてのチャイルドシートが全ての自動車に取り付けられるわけではありません。」としており、車種別チャイルドシート適合表での確認を促している。
実家の車がISOFIX対応かどうかも確認したい。横浜市の解説では「2012年7月以降新たに販売されている乗用車(乗車定員10人未満)には、ISO-FIXチャイルドシート対応の共通取付具が装備されています。」とされている。古い車ならシートベルト固定式を選ぶことになる。
・実家の車の車種と年式(ISOFIX対応かどうか)
・後部座席のどこに付けるか(助手席は避ける)
・返却をどこから発送するか(帰省先か自宅か)
取り付け場所は後部座席が原則
国土交通省は「特に助手席にエアバッグが装備されている場合に助手席に後ろ向きチャイルドシートを取り付けることは、きわめて危険ですので絶対にやめましょう。」としている。実家の車が2ドアで後部座席が使いにくいといった事情がある場合は、事前に取り付け位置を決めておきたい。
返却の段取り
帰省先から返すのか、自宅に持ち帰って返すのかで日数が変わる。ベビレンタは「1ヶ月レンタルなら30日間として、レンタル契約終了日までに配送業者(佐川急便)に商品の引渡しとなります。」とし、ダスキンかしてネッとは「宅配レンタル:お客様宅からの発送日がレンタル終了日となります。」としている。
帰省先で使い終わったらその場で発送する段取りにしておけば、余計な日数が乗らない。届いた箱と梱包材は返却時に必要になるので、ナイスベビーも「商品の組み立て・設置・返却時の梱包はお客様にお願いしております。」と案内している。実家で箱を捨てないよう伝えておきたい。
空港で受け取れるサービスがある
実家まで車で行かない場合、空港で受け取れると荷物が一気に減る。愛育ベビーは各空港のカウンター経由でチャイルドシートを受け渡すサービスを案内しており、「お申込みは、ご出発の5日前までにお願いします。尚、該当チャイルドシートに在庫が無い場合は、ご手配いたしかねますのでご了承ください。」としている。
国内線の場合は片道のみの扱いで、「*国内線は往復予約ができません。到着時はお客様手配でご返却下さい。」と明記されている。宅配料金は羽田3,580円、伊丹3,410円、新千歳4,090円という水準だ。帰りの返却は自分で手配することになるので、帰省先から発送できるかを確認しておきたい。
実家の車の後部座席を測っておく
取り付けの可否は、車種だけでなく座席の形状にも左右される。愛育ベビーは「付けにくい車で一番多いのは、 後部座席の奥行が浅い場合です。概ね40cm未満の場合は、取付けが不安定になります。」としており、座席の凸凹やベルトバックルの位置も要因に挙げている。
また同社は「尚、3点式シートベルト車だけに対応しているチャイルドシートがほとんどです。」としている。古い車で後部座席が2点式ベルトの場合、選べる機種が限られる。帰省前に実家の車の座席を確認しておきたい。
・車種と年式(ISOFIX対応かどうか)
・後部座席の奥行き(40cm未満だと不安定になりやすい)
・後部座席のシートベルトが3点式か2点式か
・届いた箱を保管しておいてもらえるか
よくある質問
チャイルドシートを実家に直接送れますか?
送れる。ベビレンタは「沖縄・離島をのぞくどこでも配送いたします。」としており、注文時に配送先を実家に指定できる。ナイスベビーも佐川急便のエリア内なら配送できる。
離島の実家に帰省する場合はどうしますか?
ベビレンタとナイスベビーは離島への配送を行っていない。ダスキンかしてネッとは船便になる場合があるとして「該当の地域へ宅配希望のお客様は到着希望日の2週間前までにお申し込みいただきますよう、お願いいたします。」と案内している。
実家の車に取り付けられるか、どう確認すればよいですか?
車種別チャイルドシート適合表で確認するのが確実だ。国土交通省も「汎用型(ユニバーサル型)のチャイルドシートであっても、すべてのチャイルドシートが全ての自動車に取り付けられるわけではありません。」としている。レンタル各社の商品ページにも取付方法の記載があるので、車の年式とあわせて確認したい。
まとめ
帰省のチャイルドシートは、実家に直接送るのがいちばん身軽だ。離島は2週間前までの申し込みが必要な場合があり、社によっては配送そのものができない。実家の車に付くかを先に確認し、返却をどこから発送するかまで決めてから注文したい。











