二人乗りベビーカーは、とにかく値段が張ります。定価8万円台の機種もあるうえに、使う期間は限られています。調べてみると、双子用こそレンタルの差額が大きいカテゴリでした。定価86,900円の横型が6ヵ月21,780円で借りられます。実際の機種と料金を確認していきます。
レンタルできる二人乗りベビーカー
| 機種 | 型 | 希望小売価格 | 6ヵ月レンタル |
|---|---|---|---|
| コンビ ツインスピンGC | 横型 | 86,900円 | 21,780円 |
| ジョイー エヴァライトデュオ | 縦型 | 49,280円 | 18,150円 |
表の出典:ナイスベビー/ベビレンタ/国土交通省(2026年7月時点)
いずれもナイスベビーの商品ページの表示によるものです(ツインスピンGC/エヴァライトデュオ)。ツインスピンGCは2週間10,340円・1ヵ月12,100円、エヴァライトデュオは2週間7,260円・1ヵ月9,680円という設定になっていました。
ベビレンタにも二人乗り・双子用ベビーカーのカテゴリがあり、カトージの二人でゴーDX、二人でゴー、ネビオのアミティエFなどが並んでいます。
横型と縦型で使える月齢が違う
ここが選び方の分かれ目です。コンビのツインスピンGCは「1ヵ月から36ヵ月頃まで」と表示されていて、二人とも生後1ヶ月から乗せられます。双子で同時に使い始めるならこちらになります。
一方でジョイーのエヴァライトデュオは「[前席] 6ヵ月から体重15kg(3歳頃)まで [後席] 1ヵ月から体重15kg(3歳頃)まで」と、前後で条件が違います。前席が6ヵ月からなので、新生児期の双子には向きません。上の子と下の子という組み合わせを想定した設計ということですね。
縦型の二人乗りは前席と後席で対象月齢が違う場合があります。双子で同時期に使うなら、両席とも生後1ヶ月から対応している機種かどうかを商品ページで確認してください。
横型は幅が問題になる
横型は二人を並べて乗せるぶん幅が広くなります。改札やエレベーター、店の通路を通れるかどうかは、事前に測っておきたいところです。国土交通省はベビーカー利用について、「ベビーカー使用者が安心して利用できる場所や設備(エレベーター、鉄道やバスの車両スペース等)を表しています。」というベビーカーマークを定めていて、鉄道やバスの車両スペースの目印になります。エスカレーターについては「ベビーカーの使用を禁止する場所や設備(エスカレーター等)を表しています。」というベビーカー使用禁止マークが用意されています。
二人乗りは重量もあるので、この点は一人乗り以上に効いてきます。レンタルで実際に試してから購入を決める価値が大きいのは、まさにこの部分です。
安全基準は二人乗りも対象
製品安全協会のSG基準では、ベビーカー(TypeⅡ)について「国際規格(ISO31110)に準じたベビーカーを適用範囲とし、一人乗り用だけでなく二人乗りやプラム形等にも対応します。」と説明されています。二人乗りもSG基準の対象なので、借りる前にSGマークの表示を確認できます。
取り扱いのある社は限られる
二人乗りは台数が少ないカテゴリなので、まずどこにあるかを押さえておきたいところです。主要5社を確認したところ、二人乗り専用のカテゴリを持っているのはナイスベビー、ベビレンタ、愛育ベビー、ホクソンベビーの4社。ダスキンかしてネッとのベビーカー一覧には二人乗りが並んでいませんでした。
愛育ベビーの2人乗りベビーカー一覧には、ジョイーのエヴァライトデュオが6ヵ月16,500円、コンビのツインスピンGCが6ヵ月17,500円、KinderwagonのデュオシティHOP2が6ヵ月18,300円、ベビートレンドのシットアンドスタンドが6ヵ月13,800円と並びます。ナイスベビーのツインスピンGCは6ヵ月21,780円でしたから、同じ機種でも社によって5,000円近い差が出ることになります。
縦型と横型の使い分け
愛育ベビーは両者の違いを整理していて、「たて型は、狭い道でのご使用や、駅の改札口などが通りやすいというアドバンテージがありますが、前席のリクライニングに制限があったり、使用できる月齢の確認が必要です。」としています。横型については、座席幅が少し狭くなることがある代わりに、それぞれのリクライニングが自由にでき早くから使えると説明しています。
・双子で同時期に新生児 → 横型(両席とも1ヶ月から)
・上の子と下の子 → 縦型でも足りる(前席の月齢条件を確認)
・改札や狭い通路が多い → 縦型
・二人とも寝かせたい → 横型
よくある質問
双子用ベビーカーはレンタルできますか?
できます。ナイスベビーはコンビのツインスピンGCやジョイーのエヴァライトデュオを扱っていますし、ベビレンタには二人乗り・双子用ベビーカーのカテゴリがあります。台数が少ないカテゴリなので、時期が決まっているなら早めに確認しておくと安心です。
買うのとレンタルではどちらが得ですか?
1年どころか、2年近くまではレンタルのほうが安く済みます。コンビのツインスピンGCは希望小売価格86,900円に対し6ヵ月21,780円で、その後の延長は1ヶ月3,850円です。定価との差65,120円を3,850円で割ると16.9ヶ月ですから、6ヵ月と合わせて約23ヶ月目にようやく購入額へ並ぶ計算になります。対象月齢が36ヵ月頃までなので、3年フルに使う見込みなら購入、それより短ければレンタルという分かれ方です。二人乗りは定価が高いわりに延長料が据え置きなので、借り続けても差が開きにくくなっています。
新生児の双子でも使えますか?
機種によります。コンビのツインスピンGCは「1ヵ月から36ヵ月頃まで」ですが、縦型のエヴァライトデュオは前席が6ヵ月からとなっています。双子で同時に使うなら、両席の対象月齢を必ず確認してください。
まとめ
二人乗りベビーカーは定価が高く、しかも使う期間が限られます。定価86,900円の横型が6ヵ月21,780円で借りられるので、レンタルの差額はこのカテゴリでいちばん大きく出ます。縦型は前席の対象月齢に条件が付く機種があるため、双子で同時に使うなら横型を軸に探すのがよさそうです。











