返却でつまずくのは、期限の数え方と梱包材の扱いだ。結論から書くと、返却日は「発送した日」で判定する社と「到着日」で判定する社があり、梱包材は自分で保管しておく必要がある。返し忘れると延長扱いで料金が発生するので、期限の起点を先に押さえておきたい。各社の規定を確認していく。
返却の判定基準
| サービス | 終了日の判定 | 梱包 |
|---|---|---|
| かしてネッと(宅配) | 自宅からの発送日 | 自分で解体・梱包 |
| かしてネッと(店頭) | 店舗に返却した日 | 営業時間内に持ち込む |
| ナイスベビー(自社便) | 集荷日 | 梱包材の回収まで対応 |
| ベビレンタ | 契約終了日までに引渡し | 佐川急便へ引渡し |
かしてネッとは発送日が終了日
宅配で借りた場合、かしてネッとは「宅配レンタル:お客様宅からの発送日がレンタル終了日となります。」としている。到着日ではなく、集荷に出した日で判定されるので、返却日の当日に集荷を依頼すれば間に合う。
店頭で借りた場合は「店舗に返却した日がレンタル終了日となります。」となり、営業時間内に持ち込む必要がある。営業時間は店舗によって異なるため、返却前に確認したい。
途中で受け取り方法を変えると費用が発生する。同社は返却方法を来店から宅配に変更する場合、宅配料金とは別に伝票と梱包材を届ける費用がかかるとしている。
梱包材は捨てない
宅配で返す場合、届いた箱と袋がそのまま返送用になる。ナイスベビーは佐川急便での配送について、組み立て・設置・返却時の梱包は利用者側で行うとし、お届け時の箱および袋を必ず保管するよう案内している。
ベビーベッドの梱包は大きい。かしてネッとのサークルベッド・ベーシックは宅配時の商品お渡しサイズが126×80×16cmと表示されている。この大きさの箱を数か月保管する場所を、借りる前に考えておきたい。
延長するかどうかの判断は返却日ぎりぎりでは間に合わない。かしてネッとは「延長契約をご希望の際は、レンタル契約終了の一週間前までに、担当店舗へご連絡をお願いします。」としており、ナイスベビーも満期日の1週間前を期限にしている。
汚れや傷はそのまま返してよいか
使用による汚れは、多くの場合そのまま返せる。かしてネッとは「使用中に商品が破損してしまった場合、通常のご使用においてのキズ、汚れについては、費用をいただきません。」としている。
ただし線引きはある。同社は「使用中のお客様の不注意による破損や紛失につきましては別途修理代および紛失料を申し受けます。」とも書いており、部品の紛失は費用の対象になる。ネジや工具などの付属品は、組み立て時にまとめて保管しておきたい。
早く返しても返金はない
使わなくなったので早めに返す、という判断をしても料金は戻らない。かしてネッとは「レンタル期間中、早くご返却いただいた場合でも差額の返金はいたしかねます。」としている。
ただし場所が空くという実利はある。返却して部屋を広く使うか、期間いっぱい置いておくかは、料金ではなく生活の都合で決めればよい。
解体は組み立てより手間がかかる
返却時は解体して箱に戻すことになる。かしてネッとは「組立・解体は、お客様ご自身で組立をお願いいたします。」としており、組み立ての目安は「ベビーベッドの組立は、大人2人で約10分~20分にて組立ていただけます。」とされている。
解体はこの逆をたどるが、数か月ぶりの作業になるうえ、組み立て時の手順を覚えていないことが多い。組み立てのときに手順を撮っておくと、返却が楽になる。ネジや工具の袋も同じ場所にまとめておきたい。
返却後に請求が来る場合
破損や紛失があった場合は、返却後に確認して請求されることがある。かしてネッとは修理代について「一部の商品につきましてはレンタル動産保険による保険処理が適用できる場合がございますが、一定の審査が必要となります。」としており、保険が使えても免責金額は利用者負担になるとしている。
よくある質問
返却日は発送日と到着日のどちらですか?
かしてネッとは自宅からの発送日を終了日としている。店頭で借りた場合は店舗に返却した日だ。社によって基準が違うので、契約時の書面で確認したい。
箱を捨ててしまった場合はどうなりますか?
返送用の梱包材が必要になる。かしてネッとは返却方法を宅配に変更する場合、伝票と梱包材を届ける費用が発生するとしている。届いた箱は返却まで保管しておくのが確実だ。
返却の集荷はどうやって頼みますか?
社によって違う。ナイスベビーは自社便エリアなら無料集荷、佐川急便でも送り状不要の無料手配を案内している。かしてネッとは店舗への連絡が基本になる。
まとめ
返却は、終了日の判定基準と梱包材の保管という2点を押さえておけば迷わない。宅配なら発送日が基準になる社があり、届いた箱は返却まで取っておく必要がある。延長するかどうかの判断は、返却日の1週間前までに済ませたい。











