ベビーベッドを買うかどうかで迷うのは、使う期間が読めないからだ。結論から書くと、メーカーが定める使用期間の上限は生後18〜24か月で、実際にはそれより早く使わなくなる例が多い。そのうえで、月あたり1,452円で借りられる商品と、23,980円で買える商品を並べれば、判断はかなり単純になる。使用期間の上限と実額を、メーカーとレンタル各社の公表値で確認していく。
使用期間の上限は製品ごとに決まっている
| 製品 | 表示されている使用期間 |
|---|---|
| カトージ ベビーベッド ハイタイプ レギュラーサイズ | 生後24ヶ月以内 |
| アップリカ ココネル エアー AB | 0ヶ月〜24ヶ月 |
| ヤマサキ らくらくダブルドアー(標準サイズ) | 新生児から18ヵ月頃まで |
| ヤマサキ サークルベッド・ベーシック | 対象年齢 0歳〜2歳 |
カトージ公式オンラインショップの商品名には「使用期間:生後24ヶ月以内」が明記されている。ベビレンタが掲載するココネル エアー ABの仕様では対象月齢が0ヶ月〜24ヶ月、耐荷重13.0kgとなっている。一方、ナイスベビーが扱うヤマサキのらくらくダブルドアーは「新生児から18ヵ月頃まで」で、同じ標準サイズでも半年の差がある。
つまり「ベビーベッドはいつまで使えるか」に共通の答えはなく、選んだ製品の表示に従うしかない。上限を超えた使用は転落の危険が上がるため、ここは守るべき線だ。
上限まで使わずに終わるケースが多い
使用期間の上限と、実際に使う期間は別物だ。つかまり立ちを始めると柵を支えにして立ち上がるようになり、上限前でも使えなくなることがある。消費者庁は「子どもが大人用ベッドやベビーベッドから転落することにより負傷又は窒息する事故報告が寄せられています。」としており、成長に応じた使用中止の判断が必要になる。
・柵につかまって立ち上がろうとする
・床板の高さが体格に合わなくなる
・寝返りで柵に手足が当たる
このいずれかが出たら、上限月齢の前でも使用の見直しが必要になる。
買う場合と借りる場合の実額
買う側の数字を先に確定させる。カトージ公式オンラインショップでは、レギュラーサイズのハイタイプが23,980円(税込)、ミニサイズのハイタイプが19,580円(税込)だった。同店は「15,000円(税込)以上お買い上げいただいた場合は」送料を無料としているため、この価格帯なら送料は乗らない(北海道・沖縄・離島を除く)。
借りる側は、ダスキン「かしてネッと」のサークルベッド・ベーシックが基本料金2,420円(税込・1ヵ月)。同商品の料金表では6ヵ月一括契約が8,712円(税込)で、1ヵ月あたり1,452円になる。ただし「宅配料金は別途必要になります。」とあり、店頭受取なら宅配料金はかからない。
この1,452円で23,980円を割ると約16.5か月。つまり店頭受取で長期割引を使い続けても、16か月を超えて使うなら購入のほうが安いという計算になる。ミニサイズの19,580円なら約13.5か月が分岐点だ。
判断はこの順で決まる
金額だけなら16か月前後が境目だが、実際には先に効く条件がある。
ひとつは置き場所だ。標準サイズは外径で幅124.4cm×奥行79.3cmある。ワンルームや1LDKだと、この面積を1年以上占有する判断が重い。使わなくなった後の保管場所も要る。
もうひとつは次の子の予定だ。2人目で再び使う見込みがあるなら、保管できる家であれば購入が有利に働く。逆に、次がない、あるいは保管場所がないなら、処分の手間まで含めてレンタルが軽い。
よくある質問
ベビーベッドはそもそも必要ですか?
必須ではないが、消費者庁は0〜1歳児について大人用ベッドではなくベビーベッドを使うよう呼びかけている。上の子やペットがいる家庭では、赤ちゃんの居場所を分ける意味も出てくる。
使用期間の上限を過ぎたらどうなりますか?
柵を乗り越えたり床板の高さが体格に合わなくなったりして、転落のリスクが上がる。上限は安全のための線なので、超えて使い続ける前提で買う・借りるを考えないほうがよい。
借りるなら何か月契約にすればよいですか?
使用期間が読めないうちは短めに契約し、必要なら延長する形が無難だ。ただし社によっては長期割引が延長分に適用されないため、長く使う見込みが立っているなら最初から長期で契約したほうが安くなる。
まとめ
ベビーベッドの使用期間は製品によって18か月から24か月まで幅がある。金額で見れば16か月前後が買う・借りるの分岐点だが、置き場所と次の子の予定が先に答えを決めることが多い。まず表示された使用期間を確認し、そのうえで自宅に何か月置けるかを考えるとよい。











