園芸用のハサミって消毒が必要なんですか?
今回の記事では、剪定はさみの消毒方法を紹介します。また自動で消毒してくれる便利なはさみも紹介します。
目次
剪定はさみは消毒が必要なの?
剪定はさみは消毒する必要があります。枝や茎を切った際に、その植物が病気にかかっているとウイルスがはさみに付着してしまいます。ウイルスが付着したはさみで他の枝や茎を切ってしまうとどんどん病気が感染して広がっていってしまいます。
園芸用のはさみの殺菌、消毒方法
剪定はさみの消毒にはいくつか方法があります。今回は煮沸消毒、アルコール消毒、ライターでの消毒方法を紹介します。
煮沸消毒
熱湯をかけることではさみの消毒ができます。この方法では特別な道具なしで消毒できます。
アルコールでの消毒
アルコールでの消毒はお手軽な消毒方法になります。アルコールスプレーなどではさみの刃を消毒しましょう。
ライターやチャッカマンで炙る
ライターやチャッカマンではさみを炙る方法もあります。片手ではさみを持ちながらもう一方の手でライターやチャッカマンをもって適宜炙っていけば常に清潔なはさみで剪定できます。
第三リン酸ナトリウムでの消毒
第三リン酸ナトリウムは園芸用品などに使われる消毒液です。水で希釈し、はさみをつけておいて洗浄します。この薬品はウイルスを殺すものではなく不活性化するものです。
第三リン酸ナトリウムは強アルカリ性のため、目や粘膜などに入らないように注意しましょう。
自動で消毒してくれる剪定はさみ
毎回消毒するのが面倒という方には、消毒機能付きの園芸用剪定はさみがおすすめです。
熱で消毒するタイプの剪定はさみ
熱で消毒する剪定はさみです。はさみの刃の部分が熱くなり消毒されます。刃は100度以上に熱くなることもあるのでやけどには注意しましょう。
消毒液が染み出る剪定はさみ
消毒液が自動で染み出てくるタイプの剪定はさみも売られています。専用のカートリッジを取り付けることで刃全体に消毒液が染み渡ります。
まとめ
今回は剪定はさみの消毒方法を紹介しました。
剪定はさみの消毒方法
- 煮沸消毒
- アルコールでの消毒
- ライターやチャッカマンで炙って消毒
- 第三リン酸ナトリウムで洗浄